IoT 基礎概念と「こと」はじめ - IoT CONNECT 2016 | 東陽テクニカ

IoT connect 2016[主催東陽テクニカ]

IoT connect 2016[主催東陽テクニカ]

IoTを学べる、価値ある2日間。東陽テクニカがお届けする「IoTコネクト2016」。IoTのコンセプトや背景技術を知り、さらにその具体的な応用事例を深く理解できるこの2日間です。現在直面している課題に対して、IoTを活用した解決方法のヒントやアイディアをきっと見つけることができます。

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DAY.1 / IoT 基礎概念と「こと」はじめ
2016年11月10日(木)9:50 START TIビル9Fセミナー室 (募集人数:先着80名)

〈A-1〉9:50~11:10(80分)
【講演テーマ】企業の連携こそがIoT 世界で成功の鍵

Industrial Internet Consortium
Chief Technical Officer

ステファン・J・メラー 氏

【講演者プロフィール】
リアルタイム、組み込みシステム構築手法の有名な技術コンサルタント。アジャイルソフトウェア開発宣言の署名者で、オーストラリア国立大学の準教授。現在、IICのCTO兼チーフアーキテクトとしてIICが開発中のReference Architectureの策定を主導している。その役割において複数のエンジニアリング、アーキテクチャ、セキュリティおよびテストベッドのワーキンググループとチームの取りまとめを行っている。
【IoTフィールド】
IoTの視点は、システムのシステム化にあります。このため、コンピュータ、ソフトウェア、ネットワーク、セキュリティなど一つの産業領域がたかだか一つの要素技術となってしまいます。巨大な要素群を統合してIoTアーキテクチャを描き語れるのは、米国最大のIoT組織であるIICのチーフアーキテクト、Stephan Mellor氏です。
【講演内容】
  1. IIC の活動について
    農業 / ファクトリオートメーション / ネットワークデバイス実装などの協業の仕組みを示す
  2. 世界のIoT現状
    US およびヨーロッパにおける異業種のコラボレーションの現状を紹介する

〈A-2〉11:20~12:20(60分)
【講演テーマ】IoT スケーラブルの意味と実装要素
~ ホビー、実験レベルから、実運用に耐えるIoT システムの構築要諦 ~

日本マイクロソフト株式会社
デベロッパーエバンジェリズム統括本部
テクニカルエバンジェリスト

太田 寛 氏

【講演者プロフィール】
1989年富士ゼロックスに入社。OA機器の制御ソフトウェア開発に携わりShlaer-Mellor法による組込みモデル駆動型開発による開発プロセス改善を実践。2006年マイクロソフトに入社し、以来、組込み技術をベースに、PC/スマホアプリやクラウドサービスの領域に開発スキルを広めつつ、マイクロソフトの開発技術、製品、サービスの普及啓発に従事。現在はIoTを中心に、各種イベントでの登壇、実案件での導入支援、様々なコミュニティへの寄与、現在はIoTハンズオンセミナーの提供など精力的に活動中。
【IoTフィールド】
Stephan Mellor氏の弟子として学び、モデル駆動開発による製品開発を実践、現在はIoTのエバンジェリストとして若手技術者をリードする太田氏。マイクロソフト社の巨大な技術体系をLegoブロックのように組み上げてIoTの実践を日夜主導しています。Mellor氏の構想にマイクロソフトの回答は?
【講演内容】
  1. IoTを構成する基本要素とは
  2. 規模とアーキテクチャ
  3. 多様なモノへの柔軟な対応
  4. IoTソリューションを実現するツボ

〈A-3〉13:20~14:20(60分)
【講演テーマ】自動車のICT化と IoT のエマージングゾーン

インテル株式会社
事業開発及び政策推進ダイレクタ
&チーフ・サービス・アーキテクト
兼 名古屋大学 客員准教授

野辺 継男 氏

【講演者プロフィール】
1983年NEC入社。海外でIBM互換PC事業を立ち上げ。1995以降、国内でもIBM互換機を導入。2001年ブロードバンド・インターネット時代の到来と伴にオンライン・ゲーム会社を設立CEO。2004年から2012年まで日産でクルマのICT化(Vehicle IoT)を統括。2012年インテルにてコネクテッド・カー及び自動運転の開発・事業・政策を推進。2014年から名古屋大学客員准教授を兼務。
【IoTフィールド】
MPU、自動車、ゲームの3つの産業軸に沿った視線を持ちIoTに関して様々な事業戦略を立案する野辺氏ならではのIoT世界観。そして、単なる半導体メーカの立場を超えたインテルがIICコアメンバーとして考えるビジネス戦略。この基盤に立って自動車のIT化とIoT技術の進化が語られます。
【講演内容】
  1. ICTの発展から生まれた人工知能とテクノロジー・シンギュラリティへの道
  2. かつて日本のVehicle IoTは国際的に最先端だった
  3. そもそも自動運転とは
  4. 自動運転の国際的開発・市場・法制動向
  5. 自動運転が及ぼす自動車・その他産業へのインパクト

〈A-4〉14:30~15:20(50 分)
【講演テーマ】今すぐはじめるIoT
~ 昼休み行ってる間にIoT ソリューション作れちゃうってば ~


日本アイ・ビー・エム株式会社
アナリティクス事業部
IoT テクニカルスペシャリスト

中野 真耶 氏

【講演者プロフィール】
IBMの分析系ソフトウェア販売におけるテクニカル・セールスを担当。
社歴の9割はプログラマ兼システムエンジニアで、インフラ構築からアプリ開発までなんでもやります。
【IoTフィールド】
本セッションでは、IoTの実践方法をご紹介します。
IoTの概要はある程度わかったけど、「それで、次は何をすればいいの?」という部分でお困りの方に、今すぐはじめられるIoTソリューションの作り方をデモを交えてお見せします。
IoTで大切なのは、自分の手を動かして現場で実際にやってみることです。IoTは使えるヤツなのか?IoTをどうやって使いこなせばいいのか?見極めるためには使ってみるのが一番です。手軽に手に入る機材を使って、今すぐIoTでビジネス価値を作りましょう。
【講演内容】
  1. IoT時代のプロジェクト
  2. IoTアプリの作り方

〈A-5〉15:30~16:20(50分)
【講演テーマ】計測から始めるIoT入門

株式会社CMSコミュニケーションズ
エンジニア
信州大学総合工学系研究科在学中

永井 孝 氏

【講演者プロフィール】
CMSコミュニケーションズにて,Plone, Open edXを用いた学習支援システムの開発・構築に従事.
2011年より信州大学総合工学系研究科にてデジタルペンによる美術教育支援システムの開発,IoT教育の研究を行なっている。
【IoTフィールド】
マイコンは分かる。無線も知っている、しかしクラウドを介してのIoTなんてとても怖くて手出しできないという純粋技術者のみなさん。美術工芸をバックグラウンドにIoT研究者として活躍している永井氏のハンズオンは必見です。
【講演内容】
  1. Intel Edisonによる計測装置
  2. Node-REDを使ったAzureサービス連携
  3. Azureサービスによるデータの加工と分析
  4. Power BIによるデータの可視化

〈A-6〉16:30~17:30(60分)
【講演テーマ】IoT に使える機械学習って何?

信州大学・学術研究院(工学系)・教授

香山 瑞恵 氏

【講演者プロフィール】
電気通信大学大学院情報システム学研究科情報システム設計学専攻知識処理システム学講座出身。1991年より学習支援システムの研究に従事。2000年に博士(工学)。電気通信大学大学院助手、専修大学助教授、信州大学准教授を経て、2014年より現職。ISO/IEC JTC1 SC36(学習・教育・研修のための情報技術標準化委員会)委員。情報科学の基礎概念理解のための教育用IoTデバイス、ニューラルネットワークを利用したWebナビゲーション支援システム,事例ベース推論に基づく学習カリキュラム構成支援システム,最尤推定を用いたスポーツ動作解析支援システムなどを開発。
【IoTフィールド】
人は、コンピュータシステムの進化に対応して様々な産業上の課題や労務を機械とコンピュータへ託してきました。IoTの利用ではすべてをプログラムするのではなく、できるだけ機械に学習させることが生産性と柔軟性の向上に寄与します。IoTを利用した学習システムを研究する香山先生ならではの機械学習エッセンシャルを聞けるチャンスです。
【講演内容】
  1. 学習?
    ― 生物の学習、人間の学習、そして機械の学習 ―
  2. 知識を“表現”すること
    ― 知識は given か output か ―
  3. 機械による学習のお作法
  4. IoTでの学習・IoTでの知識
  5. 暗記から、発見へ

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