FAQ検索結果

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Qコギングの抜き方を教えてください。

A

除去の手順:

  1. ブレーキのシャフトにモータが接続されている場合は取り外します。
  2. ブレーキ電源のスイッチを入れます。
  3. ブレーキのシャフトを回しながら、徐々にブレーキ電流を上げていき、軸がガタガタせずスムーズに回るところまで電流を上げます。
  4. 軸がスムーズに回ったら、軸を回し続けながら、電流を徐々に下げて0にします。
  5. 軸がガタガタせず、スムーズに回っていることを確認して、ブレーキ電源のスイッチを切ります。

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Q購入したばかりで動作確認をしてもトルクが出ないのですが。

A

輸送中にロードセル固定して保護するためのシッピングボルトを外してください。
取り外したシッピングボルトは大切に保管し、ダイナモメータを移動する際には再度シッピングボルトを取り付けてください。

HD-100、HD-400、HD-500シリーズ:
裏面にシッピングボルトがあります。ボルトの頭に赤い印がつけられています。マイナスドライバーをご使用ください。



HD-700シリーズ:
以下の図の位置にシッピングボルトがあります。3/16”の六角レンチをご使用ください。



HD-800シリーズ:
HD-800の場合、シッピングボルトはありません。

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Qブロワの騒音レベルはどのくらいですか?

A

BL-001 は1m距離で約80dB、BL-001は約85dB です。

ブロワを使用するモデル:
・HD-710, 715, 810 : BL-001が1台
・HD-815 : BL-002が1台
・HD-825 : BL-002が2台

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Qブレーキに電流を流していなくてもトルクが出るのはなぜですか?

A

ブレーキの軸受けの摩擦などにより発生するドラッグトルク(オフセットトルク)です。

下記のダイナモメータカタログ3ページ目に、1000rpm時のドラッグトルク値があります。
https://www.toyo.co.jp/files/user/img/product/mecha/pdf/Dynamometer_1.pdf

回転数が高くなるとドラッグトルクは大きくなります。最大回転数でのドラッグトルクは、1000rpm時に比べて3倍から5倍程度の大きさになります。

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QCW / CCW / Zero 調整つまみを回しても、振り切れて調整範囲に入りません。

A

下記の原因が考えられます。
ダイナモメータの調査と調整が必要ですので、弊社へお問い合わせください。

  1. 調整つまみのポテンショメータの故障
  2. ロードセルアンプの故障
  3. ロードセルの物理的な位置のずれ
  4. コントローラ/表示器の故障や設定のズレ

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Qカタログ記載の最大電力(5分以内、連続)とは何ですか?

A

ヒステリシスブレーキは、下記の式に従って発生したトルクと回転数に比例した発熱をします。



「最大電力[W]」とは、ブレーキが壊れない範囲での使用可能な発熱量のことで、コイルやベアリングの上限温度100℃から算出しています。
「5分以内」とは、ブレーキが内部まで十分に冷めた状態(20℃程度)から5分以内で使用可能な範囲です。
「連続」とは4時間以内で連続使用できる範囲です。

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Q製品型番の「-5N」、「-7N」、「-8N」はどのような意味ですか?

A

ダイナモメータのトルク信号出力の単位を表します。
「-8N」は「N・m単位」の電圧、「-7N」は「kg・cm単位」の電圧出力の意味です。
また、「-5N」はフルスケールが5Vになるよう調整した電圧出力です。

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Qもっと高い最高回転数のモデルはありませんか?

A

特注モデルで対応可能な場合があります。
  例:HD-400 (標準 25,000rpm) ⇒ 特注 40,000rpm
    HD-715 (標準 25,000rpm) ⇒ 特注 35,000rpm

詳細は弊社へお問い合わせください。

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Qレンタルや受託試験を行っていますか?

A

レンタルや受託試験は行っていません。ご購入の検討のためのデモ機貸出しのみ行っています。

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Qシャフト径がインチ系のようですが・・

A

米国製の為、インチ規格です。カップリングの御発注の際は、ご注意ください。

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Qインチ径のカップリングはどのように入手すればよいですか?

A

日本国内のカップリングメーカにてインチ径の加工が可能です。

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Qどのようなカップリングを使ったらよいですか?

A

偏芯と偏角を許容できるダブルディスクタイプのカップリングを使用してください。

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Qカップリング仕様の許容値内で調整すればよいですか?

A

一般的に、カップリングの仕様はカップリングが壊れない範囲の値のため、装置全体の試験仕様に応じて適切な値かどうかは考慮されていません。

弊社では、軸合わせ治具(https://www.toyo.co.jp/mecha/products/detail/tcpa.html)を用いて、偏芯を測定して調整することを推奨します。
調整の目安は、

・1,000rpm   以下 → 50μm以内
・10,000rpm 以下 → 20μm以内
・10,000rpm 以上 → 10μm以内

となります。

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QHDシリーズの製造国はどこですか?

Q出荷時にどのような書類が添付されますか?

A

下記の書類が添付されます。
Test Certificate : スイスMagtrol SA社で発行された出荷前校正の書類です。
トルク精度についての測定データと、校正に用いた機器について校正機関に紐付けされた番号が記載されています。

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Q水冷装置も販売可能ですか?

A

Magtrol SA社製品または日本国内製品を選定して販売可能です。

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Q水冷装置はどのような仕様を選定すればよいですか?

A

冷却水には防錆剤を用いて、モデル毎の最大圧力以内で冷却してください。

冷媒の選定:
ダイナモメータの配管は、鉄(炭素鋼)です。冷却に水を使うと配管が錆びて徐々に冷却能力が低下し、ブレーキ負荷の上限が制限されてしまいます。ダイナモメータの性能を維持し、安定した負荷試験を行うためには、防錆剤が含まれる冷却液をご使用ください。現在、運用の実績のある冷却液は、ナイブライン-Z1です。水でおよそ 50%wt の希釈にしてください。

モデル毎の流量・最大圧力:

PBシリーズ 最大発熱量[W] Wflow[l/min]
To-Ti=10
Wflow[l/min]
To-Ti=15
Wflow[l/min]
To-Ti=20
Wflow[l/min]
To-Ti=25
Wflow[l/min]
To-Ti=30
最大圧力
[bar]
1PB2.7-8-K 177 0.25 0.17 0.13 0.10 0.08 1.00
2PB2.7-8-K 315 0.45 0.30 0.23 0.18 0.15 1.00
4PB2.7-8-K 611 0.88 0.58 0.44 0.35 0.29 1.00
1PB43 524 0.75 0.50 0.38 0.30 0.25 2.00
1PB43-S 524 0.75 0.50 0.38 0.30 0.25 2.00
2PB43 1016 1.46 0.97 0.73 0.58 0.49 2.00
1PB65 1517 2.17 1.45 1.09 0.87 0.72 3.00
2PB65 3030 4.34 2.89 2.17 1.74 1.45 3.00
2PB65-S 3030 4.34 2.89 2.17 1.74 1.45 3.00
2PB65-G 3030 4.34 2.89 2.17 1.74 1.45 3.00
1PB115 5017 7.19 4.79 3.59 2.88 2.40 4.50
1PB115-G 5017 7.19 4.79 3.59 2.88 2.40 4.50
2PB115 10030 14.37 9.58 7.19 5.75 4.79 4.50
1PB15 12028 17.24 11.49 8.62 6.89 5.75 4.50
2PB15 24062 34.48 22.99 17.24 13.79 11.49 4.50
4PB15 48147 68.99 46.00 34.50 27.60 23.00 4.50

※To-Ti : 入口と出口の温度差

WBシリーズ 最大発熱量
[W]
Wflow[l/min]
To-Ti=10
Wflow[l/min]
To-Ti=15
Wflow[l/min]
To-Ti=20
Wflow[l/min]
To-Ti=25
Wflow[l/min]
To-Ti=30
最大圧力
[bar]
1WB2.7-8-K 277 0.40 0.26 0.20 0.16 0.13 1.00
2WB2.7-8-K 515 0.74 0.49 0.37 0.29 0.25 1.00
3WB2.7-8-K 761 1.09 0.73 0.55 0.44 0.36 1.00
4WB2.7-8-K 1011 1.45 0.97 0.72 0.58 0.48 1.00
1WB43 1524 2.18 1.46 1.09 0.87 0.73 2.00
2WB43 3016 4.32 2.88 2.16 1.73 1.44 2.00
1WB65 6017 8.62 5.75 4.31 3.45 2.87 3.00
1WB65-F 6017 8.62 5.75 4.31 3.45 2.87 3.00
1WB65-HS 6017 8.62 5.75 4.31 3.45 2.87 3.00
2WB65 12030 17.24 11.49 8.62 6.90 5.75 3.00
2WB65-F 12030 17.24 11.49 8.62 6.90 5.75 3.00
2WB65-HS 12030 17.24 11.49 8.62 6.90 5.75 3.00
1WB115 15017 21.52 14.35 10.76 8.61 7.17 4.50
2WB115 30030 43.03 28.69 21.52 17.21 14.34 4.50
1WB15 35028 50.19 33.46 25.10 20.08 16.73 4.50
2WB15 70062 100.40 66.93 50.20 40.16 33.47 4.50
3WB15 105104 150.61 100.41 75.31 60.25 50.20 4.50
4WB15 140147 200.83 133.89 100.42 80.33 66.94 4.50

※To-Ti : 入口と出口の温度差

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Q水冷せずに使えますか?

A

可能ですが、メーカの性能保証はありません。定格よりも十分に小さな負荷で、短時間の使用としてください。

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QブレーキアンプDESは100VACと200VACどちらを使えばよいですか?

A

電圧は「115 VAC ±15 % または 230 VAC ±15 %」で動作しますが、切り替え作業が必要です。
弊社からの出荷時は115 VAC±15 %となっていますので、230 VAC ±15 %への変更が必要な場合は弊社へお問い合わせください。

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QブレーキアンプDESやシグナルコンディショナーTSCは複数のダイナモメータで使い回せますか?

A

ブレーキアンプDESは、同じ体格のモデル(例:2WB43と2PB43など) であれば出力電流値やヒューズの設定が同じなため使い回せます。
シグナルコンディショナーTSCは、個々のダイナモメータのロードセル用に校正値が調整されていますので、同じモデルであっても使いまわすことはできません。

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