FAQ検索結果
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Q手持ちの電力計と接続できますか?
日本国内製品は横河電機様と日置電機様の製品に対応しています。
海外の対応製品につきましては弊社へお問合わせください。
横河電機様の対応製品一覧:(全てGPIB通信のみ使用可)
WT210、WT230、WT310、WT330、WT500、WT1030、WT1600、WT1800、WT2010、WT3000、WT5000、PX8000
日置電機様の対応製品一覧:
PW6001(LAN&GPIB)、PW3390(LAN)、PW3337(LAN&GPIB)、PW3336(LAN&GPIB)、PW3335(LAN&GPIB)
QExcel形式のデータファイルですか?
Q「デフォルト設定の読込」ボタンで表示するデフォルト値は変えられますか?
QLabVIEWで作られているようですが、自分でカスタマイズできますか? vi (ソースコード) は付いていないのでしょうか?
M-Test7ソフトウェアはLabVIEWの開発環境から実行ファイル(exe)とインストーラを生成しており、viは開示していませんので、自分でカスタマイズすることはできません。
Q30分経過してもインストールが終わらないのですが。
QM-Test5 からのアップデートは可能ですか?
Q機能追加は可能ですか?
Q出荷時にどのような書類が添付されますか?
Q校正証明書は付かないのでしょうか?
QAHB / BHB / HB の違いは何でしょうか?
ブレーキの冷却方式の違いです。
AHBシリーズ:エアコンプレッサー空冷式
BHBシリーズ:ブロア空冷式(ブロワが付属した製品)コンプレッサーは不要となります。
HBシリーズ: 空冷機構の無いブレーキ
QCAD図面はありますか?
下記のサイトに図面があります。
AHBシリーズ:https://www.magtrol.com/product/ahb-series-compressed-air-cooled-hysteresis-brakes/
(Specifications and Drawings のタブ内)
BHBシリーズ: https://www.magtrol.com/product/bhb-series-blower-cooled-hysteresis-brakes/
(Specifications and Drawings のタブ内)
HBシリーズ:https://www.magtrol.com/product/hysteresis-brakes/
(Specifications and Drawings – Metric のタブ内)
掲載された図面以外のものが必要な場合は弊社へお問い合わせください。
Qなぜヒステリシスブレーキはコギングトルクが発生するのですか?
ヒステリシスブレーキは、軸が回っていない状態のまま印加されている電流を下げると (磁束を減らすと) ロータに加わっていた磁化状態が残ってしまいます。するとロータに残った磁極がステータのケースとポールの間に留まろうとします。この状態をコギングと呼んでいます。
この状態でブレーキの軸を回転させると、ガタガタと回ってしまい、トルク計測等の試験に影響を及ぼします。
Qコギングトルク除去の方法を教えてください。
除去の手順:
- ブレーキのシャフトにモータが接続されている場合は取り外します。
- ブレーキ電源のスイッチを入れます。
- ブレーキのシャフトを回しながら、徐々にブレーキ電流を上げていき、軸がガタガタせずスムーズに回るところまで電流を上げます。
- 軸がスムーズに回ったら、軸を回し続けながら、電流を徐々に下げて0にします。
- 軸がガタガタせず、スムーズに回っていることを確認して、ブレーキ電源のスイッチを切ります。
Qブレーキに電流を流していなくてもトルクが出るのはなぜですか?
ブレーキにドラッグトルク(オフセットトルク)があるためです。
ドラッグトルクの原因は、軸受けの摩擦力や回転軸の風損(風切りの摩擦)です。
AHBシリーズの場合、下記のヒステリシスブレーキカタログ3ページ目に、1000rpm時のドラッグトルク値があります。
https://www.toyo.co.jp/files/user/img/product/mecha/pdf/hysteresis_brakes.pdf
回転数が高くなるとドラッグトルクは大きくなります。最大回転数でのドラッグトルクは、1000rpm時に比べて3倍から5倍程度の大きさになります。
Qカタログ記載の最大電力(5分以内、連続)とは何ですか?
試験時間が長くなるほどブレーキ本体の温度が上昇するため、長時間の試験と短時間の試験で最大吸収電力(ブレーキが許容できる発熱量)は異なります。そのため、5分以内の使用時と連続使用時で最大電力を分けて記載しています。
Q吸収電力の考え方を教えてください。
ブレーキを選定するには、最大トルク、最大回転数、最大電力の3つ全てが試験条件の範囲に入っていることを確認します。試験が短時間か連続なのかによって、ブ レーキの最大電力は異なっています。
電力は、 電力= (2π÷60) ×トルク[Nm] × スピード[rpm]で計算できます。
Q最大電力[W] を超えて使うとどうなりますか?
ブレーキのカップ状ロータが膨張してステータに接触し、破損するおそれがありますので、
最大電力を超えないように使用する必要があります。
Qブレーキの温度を監視することはできませんか?
オプション対応でヒステリシスブレーキ内部のコイルにサーモスタットを組み込むことができます。それにより温度異常時にはブレーキに流れる電流は遮断されます。
詳細は別途弊社までご相談ください。
Qどのような電源を用意すればよいですか?
ヒステリシスブレーキのトルクを発生させるもととなる磁束は電流に比例するため、電源はDCかつ電流一定制御(CCモード)があるものをご用意ください。
Q電圧を一定にしてもブレーキが熱くなるとトルクが変わってしまいます。
ヒステリシスブレーキが発生する磁束は電流に比例します。DC電源の操作は電圧制御(CVモード) ではなく電流制御(CC)としてください。
より厳密なトルク制御が必要な場合はトルク計とコントローラDSP7000を組み合わせてPIDトルク制御をしてください。