±1000V高電圧 リニア・バイポーラ電源 BOP-HVシリーズ
高電圧 ±500V、±1000V出力
低ノイズ&低リップル、高安定
高速立ち上がり:30μs(500V)
株式会社東陽テクニカ eモビリティ計測部
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特長
高電圧出力
出力電圧: ~±1000V、~±500V
高速バイポーラ出力
高速アナログ制御:30μs(500V)立ち上がり
切替なしで正負両極性に渡り出力
4象限出力(ソース、シンク動作)
低ノイズ&低リップル、高安定性
リニアアンプ(シリーズレギュレータ)方式
スイッチングノイズは発生しません
電源変動率:<0.0005% (typ.)
負荷変動率:<0.005% (typ.)
BOP シリーズ | 100W, 200W, 400W ⇒ |
---|---|
BOP-L シリーズ | 誘導性L成分負荷 対応 ⇒ |
BOP-HV シリーズ | 高電圧:±500V、±1000V |
BOP-MG/ME/GL シリーズ | 高出力:1000W ⇒ |
低ノイズ&低リップル、高安定リニア方式(ドロッパー電源)
昨今の電源の主流であるスイッチング電源は、スイッチングノイズによりシステム動作や測定結果に悪影響を及ぼす恐れがあるため、デバイスの特性試験や各種センサーの駆動など ノイズを嫌うアプリケーションには不向きです。BOP-HVシリーズは リニアアンプ方式の(ドロッパー)電源であるため、スイッチングノイズが無い高安定な出力を供給でき、ノイズにお困りのお客様にソリューションを提供します。
4象限 バイポーラ電源、正負両極性にわたり出力
BOP-HVシリーズは、低ノイズ&低リップルのリニアアンプ方式 高電圧バイポーラ電源です。
極性の切り替なしでゼロを通過し、正(+)負(-)両極性に渡りリニアに出力できます。また、電力の供給(ソース)と吸収(シンク)を行える4象限動作が可能なので、交流駆動における容量(キャパシタンス)成分、誘導性(インダクタンス)成分に対しても動作します。
出力に応じて 100W,200W,400Wタイプ、1000W高出力タイプ や、特に 電磁石、モーターなど ソレノイド(コイル)を用いた電磁部品の駆動には、1H(ヘンリー)まで対応可能なBOP-Lシリーズを用意しています。
高速オペレーショナル電源として使用
BOP- HVシリーズは、高速立ち上がり:30μs(500V)の優れた応答特性により 高電圧の高速オペレーショナル電源/アンプとして利用できます。また 切替なしでゼロを通過し 正(+)負(-)両極性に渡り出力することができるので、任意波形/ファンクションジェネレータなどのブースターアンプとして最適で、高電圧のユーザー定 義の任意波形、シーケンス波形を出力できます。
任意波形作成ソフト
(別途オプション 任意波形/ファンクションジェネレータと接続して使用する場合)
仕様
BOP-HVシリーズ ラインナップ
高電圧モデル(フルラックサイズ)
品名 | 出 力 | 帯 域 | 立ち上がり(10~90%) | スルーレート | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
電圧 | 電流 | 電圧 | 電流 | 電圧 | 電流 | 電圧 | 電流 | |
BOP500DM | ±500V | ±80mA | 5.3kHz | 2.0kHz | 30μs | 80μs | 18V/μs | 1.25mA/μs |
BOP1000DM | ±1000V | ±40mA | 1.8kHz | 1.5kHz | 88μs | 106μs | 12V/μs | 0.4mA/μs |
BOP-HVシリーズ 静特性
高電圧モデル5 | |||
---|---|---|---|
電圧モード | 電流モード | ||
電源変動率(min-max) | < 0.0005% | < 0.0005%6 | |
負荷変動率(0%~100%) | < 0.005% | < 0.005% | |
安定度(8時間) | < 0.01% | < 0.01% | |
温度係数(/℃) | < 0.01% | < 0.01% | |
リンプルノイズ2 | rms | < 10mV | < 25uA7 |
p-p3 | < 200mV | < 500uA7 |
1) コモンモード電流が負荷に流入しないようコモン端子を接地のこと。
2) 20Hz~10MHz帯域。
3) 定格出力の10%~100%出力時は、設定の%。
定格出力の10%以下の時は、10%の出力設定の%。
4) 又は、0.2μAのいずれか大きい方。
5) ノイズの周波数成分は、電流スタビライザによる。
カットオフ周波数より高い周波数では、電圧モードと等しいノイズが現れる。