FAQ
TIPS、使い方のコツ
エミッションソフトウェア(EP5、EP7、EP9、EPX、ES10)
ID.
Q. 電流プローブの校正データの単位が[dB(Ω)]となっていますが、ソフトウェアへどの様に入力すればよろしいでしょうか
A.
計算例
一般的に、電流値は以下の式で計算されます。電流値[dB(uA)] = 読み値[dB(uV)] - Transfer Impedance[dB(Ω)]
読み値は測定に使用しているスペクトラムアナライザまたはEMIレシーバーの読み値です。
エミッションソフトウェア(EP5, EP7, EP9, ES10及びEPX)は以下の計算によりレベルを表示します。
レベル = 読み値 + ファクタ
よって、校正データの単位がdB[(Ω)]ならば符号を逆転して[dB(1/Ω)]単位で入力して下さい。
例:
1MHzにおける校正データが13.0[dB (Ω)]の場合、ソフトウェアには-13.0[dB(1/Ω)]と入力
ソフトウェアでの入力方法
EP5/CE
1. 上部メニューの[ツール] - [プローブファクター編集]を選択2. 表示されるLISNファクタ編集ウィンドウ右列の[Probe]列へファクタを入力
EP7/CE
- メイン画面の[管理者ツール] – [編集] – [LISN/ISNファクタ]を選択
- 表示されるLISN/ISNファクタ編集ウィンドウ右列の[Probe]列へファクタを入力
EP9
- 上部メニューの[ツール] – [プローブファクタ編集]を選択
- 表示されるプローブファクタ編集ウィンドウへファクタを入力
ES10及びEPX
- 上部メニューの[ツール] – [プローブファクター編集]を選択
- 表示されるプローブファクター編集ウィンドウへファクタを入力