FAQ

エラー等、お困りの場合に

イミュニティソフトウェア(IM5、VI5)でエラーが表示された場合

ID.

Q. [VI5/RS] レーダーパルス試験時に「RF信号発生器の上限レベル以上を出そうとしました」というエラーが表示される

A.


レーダーパルス試験時に試験システムのハードウェアまたはソフトウェアが適切に設定されていない場合、「RF信号発生器の上限レベル以上を出そうとしました」または「フィードバック制御に失敗しました」等のエラーとなる可能性があります。以下をご確認下さい。

■機器のエラー確認
まず試験システム構成品(RF信号発生器、ピークパワーメーター、ファンクションジェネレータ、パワーアンプ、バンドセレクタ等)にエラーメッセージが表示されていないことをご確認下さい。

特に、バンドセレクタ等のInterlock機能をご使用されている場合、Interlock有効状態(電波照射が停止する状態)になっていないことをご確認下さい。暗室扉の開放や、非常停止ボタンの押下等でInterlock有効状態となる場合があります。

[イミュニティ測定時に「RF信号発生器の上限レベル以上を出そうとしました」とエラーメッセージが表示される]の確認項目も合わせてご参照下さい。


■機器制御状態の確認
次に、信号発生器の出力レベルが上がるのに比例して、パワーメーター(進行波)の値が増加しているかをご確認下さい。
信号発生器の出力レベルが上がるのに比例して、パワーメーター(進行波)の値が増加していない場合、以下をご確認下さい。


■ハードウェアに関する確認項目
-    パワーメーターがピークパワーを測定できるモデルであること
-    パルスのトリガー信号による同期のため、RF信号発生器、パワーメーター、ファンクションジェネレータ(パルス波形作成のために外部ファンクションジェネレータをご使用されている場合)のPULSE端子やTrigger端子へ適切にケーブルが接続されていること


■ソフトウェアに関する確認項目
-    フィードバック制御制御の制御ステップ時間が、パルスOFF時間(バースト間隔)よりも長く設定されていること。パルスOFF時間は、試験規格にもよりますが、1秒や0.5秒等の場合が多いかと存じます。

[イミュニティ測定条件]-[フィードバック制御]タブ-[フィードバック制御方法]の[詳細]ボタン- [フィードバック制御の詳細]ウィンドウ内の[制御ステップ時間]にて確認できます。


信号発生器の出力レベルが上がるのに比例して、パワーメーター(進行波)の値が増加している場合、以下をご確認下さい。

ハードウェアに関する確認項目
-    ご使用されているパワーアンプの定格出力電力が試験に必要な進行波電力を供給できる能力のあること

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