コネクテッドカー向け無線通信性能計測システム
特長
- 既存EMC試験設備を活用し、OTA試験が可能なロボティック・アーム・ガントリーシステムを追加できます。
- 測定項目:パッシブアンテナパターン測定、OTA測定(SISO:TRP・TIS、 MIMO:スループット)
- 周波数範囲:400MHz ~ 6GHz、18GHz ~ 80GHz
- 自動車用3D アンテナパターン測定
- 波源再構築法ニアフィールド・ファーフィールド変換 (DUTオフセット補正アルゴリズム)
- 3GPPに認可されたRTS法*によるMIMO OTA試験
*RTS法は3GPPドキュメント番号TS37.544 V14.5.0でMIMO OTAの標準試験プランとして認められました。
システム構成
シミュレーションと理論を基に最適な部品、配置を決定し、お客様のEMC試験用電波暗室をOTA試験対応暗室へのアップグレードを提案します。
オプション
フルビークル無線試験システム
既存EMC 暗室に設置可能なロボット式アンテナアーム
・EMCとOTA試験に対応する可動型システム
・OTA電波暗室で得られる試験結果と相関のある結果を取得可能
・優れたコストパフォーマンス
・短時間で設置可能
ロボット式アンテナアーム ROBO 3000 主な仕様 | |
---|---|
テクノロジー | 球面ニアフィールドスキャニング+ ニアフィールド・ファーフィールド変換 |
周波数 | 600MHz ~ 7.5GHz |
試験項目 | パッシブアンテナパターン試験 ニアフィールド・ファーフィールド変換 2G/3G/4G/5G/WiFi/BT/GNSS/A-GNSS TRP & TIS 2 x 2 MIMO スループット(2/3Dモデル) 4 x 4 MIMO スループット(2/3Dモデル) |
最大被試験体サイズ | 5.8m x 2.0m x 2.0m (L x W x H) |
スキャニング半径 | 3m |
プローブの半球面スキャン範囲 | 0°~ 96.5° |
プローブのスキャンポジショニング精度 | ± 0.15° |
最大スキャンスピード | 10°/s |
ロボットアームサイズ | 2.0m x 1.6m x 3.5m (L x W x H) |
重量 | 2500kg |