衛星レーザー測距システム(SLRシステム)
Innovation Prize Berlin Brandenburg 2019受賞!
衛星レーザー測距(SLR)システムはレトロリフレクタを搭載した衛星の観測をするシステムで、世界中の観測所で使用されています。現代のSLRシステムは最高数ミリメートルの精度で宇宙のターゲットまでの距離を測ることができます。DiGOS社はヨーロッパでも採用実績のある最新のターンキーSLRシステムを提供しています。
将来的にはデブリレーザー測距や光地上局への拡張・応用が可能なシステムです。
【Innovation Prize Berlin Brandenburgとは】
ドイツ・ブランデンブルク州およびベルリン市(Brandenburg Ministry of Economics, Labour and Energy and the Berlin Senate Department for Economics, Energy and Enterprises)が「今日の技術革新が将来の仕事を創出する」という考えの元、将来性や市場性の高い開発に対して1984年から授与している賞です。DiGOS社の提供する最新のターンキー衛星レーザ測距(SLR)システムがヨーロッパ宇宙機関(ESA)で採用されるなど、ここ数年の実績が認められ、Innovation Prize Berlin Brandenburg 2019を受賞しました。
特長
- ターンキーシステム
- 洗練され、使い勝手のよいSCOPEソフトウェア
- ドイツGFZをはじめとした研究機関での実績に基づいた先端技術の採用
- カスタマイズや拡張にも柔軟に対応
▼詳しくはこちら
https://digos.eu/
▼Innovation Prize Berlin Brandenburg 2019受賞について(ドイツ地球科学研究所(GFZ)ニュースへのリンク)
https://www.gfz-potsdam.de/en/media-and-communication/news/all/article/gfz-spin-off-digos-wins-berlin-brandenburg-innovation-award/
アプリケーション
~衛星レーザ測距(SLR)システムのテクノロジーを応用~
光地上局
●60cmの受信用望遠鏡を使用し、20ft.コンテナにすべての機器を収容
(推奨構成:20ft.サイズの制御室+分離した望遠鏡+ドーム 最も柔軟性が高く、物理的な干渉の少ない構成)
【光地上局イメージ図】
デブリレーザー測距(DLR)システム
●直径80cm以上のミラー搭載の望遠鏡を推奨
【デブリレーザ測距システムイメージ図】
光地上局+SLR局
●レーザ発射用架台(自動追尾用ビーコンレーザやSLR用レーザも配置)と受信用望遠鏡架台を分離したシステムの検討
【SLR局と光地上局のデュアルパーパス局 イメージ図】
詳細はお問い合わせください。