Helix Coreサーバ管理者ガイド: マルチサイト展開 (2019.1)

既存のプロキシとレプリカを置き換える

現在Helixプロキシを使用している場合、これをエッジサーバで置き換えるべきか検討します。プロキシのパフォーマンスが許容できる範囲であれば、そのままいつまでも設置しておくことができます。必要に応じて、プロキシをエッジサーバの手前に設定して使用することができます。コミットサーバとエッジサーバの展開は、マスターサーバとプロキシサーバの展開と比較して非常に複雑です。環境をよく検討してください。

使用できる3種類のレプリカのうち、エッジサーバと置き換える最有力候補は転送レプリカです。多くの用途において、エッジサーバは転送レプリカよりも優れたソリューションを提供します。

ビルドレプリカは、必要に応じて置き換えることができます。ビルドプロセスでp4 syncコマンド以外に書き出しコマンドを実行する必要がある場合、エッジサーバが適しています。しかし、ビルドレプリカが問題なく動作している場合、それらを引き続きいつまでも使用することができます。

読み取り専用レプリカは、特に障害回復に使用されるものですが、そのまま設置しておけます。読み取り専用レプリカを、エッジサーバのバックアップ計画の一部として使用できます。