Helix Coreサーバ管理者ガイド (2020.1)
Helix Coreサーバコントロール(p4dctl)
Helix Coreサーバサービスコントロール(p4dctl
)ユーティリティを使用して、ローカルホスト上で実行されているPerforceサービスを管理することができます。
ルートユーザ:
- /etc/perforce/ディレクトリのLinux所有者であり、すべてのサービスを開始および停止することができます
- /etc/perforce/p4dctl.confファイルを設定して、1人以上の非ルートユーザ(perforceなど)が特定のサービスを開始および停止できるようにすることができます。
注意
p4dctl を入手するには、Linuxパッケージをインストールする必要があります。
p4dctl
ユーティリティを使用して、サービスを実行する環境の構成およびサービスそのものを管理することができます。 p4dctl
ユーティリティを使用した管理者の基本ワークフローは以下のとおりです。
- 管理するサービスの環境を定義する構成ファイルを編集します。
- サービスの開始、停止、サービスに関する情報の取得、サービスのチェックポイントには、
p4dctl
コマンドを実行します。
単一のp4dctl
コマンドを使用して、p4dctl
構成ファイルの共通の名前を割り当てることで、すべてのサービス、または任意のサービスのグループを管理することができます。
p4dctl は新しい環境変数を導入しません。 p4dctl
構成ファイルp4dctl.conf
内のディレクティブに従って起動するサービスの環境を厳密に制御します。 これにより、ユーザの環境とroot
の環境の違いから起こる障害を防ぎます。
警告
Helix環境変数:
- P4DCTL構成ファイルで定義する必要があります
.bashrc
ファイルなど、perforce
ユーザのシェル環境から定義すると機能しません