Helix Coreサーバ管理者ガイド (2020.1)
バックアップとリカバリ
Perforceサービスは2種類のデータを保存します。バージョン化ファイルとメタデータです。
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バージョン化ファイルは、Helixサーバユーザによってサブミットされたファイルです。 バージョン化ファイルは、ディポというディレクトリツリーに保存されます。
Helixサーバでは、サーバのルートディレクトリの下にサブディレクトリがディポごとに1つ設けられます。 各ディポでは、このサブディレクトリ直下のディレクトリツリーにバージョン化ファイルが保存されます。
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データベースファイルにはメタデータが保存されます。メタデータには、チェンジリスト、作業状態のファイル、クライアントワークスペース仕様、ブランチマッピング、バージョン化ファイルの履歴と現状に関するデータなどが含まれます。
データベースファイルは、サーバルートディレクトリの最上位階層に
db.*
ファイルとして表示されます。 それぞれのdb.*
ファイルには、バイナリエンコードされた単一のデータベーステーブルが格納されています。
この章では、Helix Coreサーバのバックアップおよびリカバリに使用するコマンドとプロセスを説明します。 マルチサーバ環境のバックアップ方法とリカバリ方法については、「展開アーキテクチャ」の「サービスのバックアップとアップグレードを実行する」セクションを参照してください。