Helix Coreサーバ管理者ガイド (2020.1)

Helixサーバのカスタマイズ: ジョブ仕様

Helixサーバのジョブでは、チェンジリストを機能拡張要求、問題報告、その他のユーザ定義のタスクにリンクさせることができます。 また、Helixサーバはサードパーティの欠陥追跡ツールとHelixサーバとを統合する手段として、P4DTG(Helix Defect Tracking Gateway)も提供します。 詳細については、「サードパーティの欠損追跡システムと連携する」を参照してください。

Helixサーバユーザによるp4 jobコマンドの使用方法については、『Helix Coreサーバユーザガイド』を参照してください。 この章では、管理者によるジョブシステムの変更について説明します。

デフォルトのジョブテンプレートには、ジョブ追跡用のフィールドが5つあります。 Helix Coreサーバで管理するプロジェクトの規模が小さい場合はこれらのフィールドのみで十分ですが、プロジェクトの規模が大きくなると、これらのフィールドに保管される情報のみでは不十分になる場合があります。 ジョブテンプレートの内容は、p4 jobspecコマンドを使用して変更することができます。 p4 jobspecを使用するには、Helix Coreサーバの管理者でなければなりません。

この章では、Helixサーバのジョブテンプレートを変更する方法について説明します。

警告

Helixサーバジョブテンプレートへの不適切な変更は、サーバデータベース破損の原因になる恐れがあります。 ジョブテンプレートへの変更に関する警告、注意、勧告は本章の最後に記載されています。