事例紹介・技術資料

【BIツール連携】Kibanaでパケットキャプチャデータを可視化

"データは新しい石油である" という言葉に象徴されるように、データは現代のビジネスにおいて非常に価値のある資源となっています。しかし、データが複雑化し膨大になるにつれ、データに対する理解がより困難になります。ここで登場するのがBI(ビジネスインテリジェンス)ツールによるデータの可視化です。

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TCPが再送しているケースだけではない?WiresharkでBad TCPが発生する原因

自宅でリモートワーク中に自分の通信をWiresharkでキャプチャしていると、実に多くの黒いパケットが発生していたりします。この黒いパケットの正体は、Wiresharkのデフォルトカラーリング設定の"Bad TCP"に分類されたパケットです。
自宅までは光通信となっていて、その先にはWifiルータを設置していて、PCとは無線で接続していますが、とても早くて快適です。遅いとか繋がらないとかいうことは一切感じません。

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WiresharkでVoIP解析 ~パケットから音声品質を測定~

総務省によると、メタル回線を使った従来の電話サービスは2024年1月からIP網への移行が始まり、2025年1月に移行完了が予定されています。
出典:総務省-PSTNマイグレーションに関連する制度整備等の状況について(令和3年6月17日)
VoIPは2000年代にIP電話とともに発展、普及した技術です。IP網への移行にあたり、VoIPを使ったクラウドの音声通話サービスの増加が予想されています。

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WiresharkでRetransmissionが大量発生!トラブルを疑う前にまず確認すべきこと

Pcapファイルを開くとアラートがたくさん発生していてびっくりした、という経験はありませんか。実はこのケース、私もお客様先で何度か遭遇したことがあります。
その場合、ネットワークのトラブルを疑う前にまず確認すべきことがあります。今回は、その原因と対策について解説します。

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パケットベースの解析の「いま」と「これから」 ~パケットデータの活用~

当社で開発、販売しているパケットキャプチャ製品「SYNESIS」は、「パケットロスなく100%キャプチャ」がコンセプトの製品で高速回線でも長時間ロスなくパケットキャプチャが可能です。
みなさまの中には、「大量のパケット、いったいみんなはどのように活用しているの?」と疑問に思うかもしれません。

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ESPの復号#1 ~IPsecの仕組みとWiresharkの設定~

ESP(Encapsulated Security Payload)は、IPsec(Internet Protocol Security)で使用するプロトコルのひとつであり、データの機密性と整合性を担保します。つまりEPS上のデータは暗号化されており、通常ではWireshark上でパケットの中身を確認することはできません。
今回は、IPsecの仕組みとESPの復号をWiresharkで行う設定と手順について解説します。

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ネットワークのスケールアウトに欠かせないブレイクアウト技術とは?

今回は、ネットワークのスケールアウトに欠かせないイーサネットのブレイクアウトついて詳しく解説します。
企業や個人でネットワークの依存度が高まるにつれ、通信事業者やサービスを提供している企業は、より大きな帯域を必要とする高性能なサーバやネットワーク機器が必要となります。しかしながら、その度にネットワークをいちから再設計することは金銭的、時間的な面でのコストがかかり現実的ではありません。

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