事例紹介・技術資料

Wiresharkべしべからず集

当社は、パケットキャプチャ製品「SYNESIS」を開発、販売しています。こちらの製品は、高速回線でもパケットをロスなく取得できるすぐれもので、日本だけでなく海外でもご好評いただいています。
いっぽうパケットキャプチャといえば、まずは「Wireshark」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。新人からベテランまで多くの方がWiresharkを使って、パケットキャプチャや解析を行っていることと思います。
Wiresharkの使い方やTIPSなどに関しては、検索をすればはたくさん出てきます。今回はWiresharkの使い方やTIPSではなく、Wiresharkを使用する際に前提として覚えておいたほうがよい(かもしれない)ことを「べし、べからず集」でまとめてみました。

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ドキュメントで使用できる例示アドレス

マニュアルや手順書にIPアドレスやドメイン名を例として記載する場合、どんなアドレスやドメイン名を使っていますか?
適当に使われていなさそうなものを記載することは、あまり好ましくありません。現在使われていなくても、将来的に使われる場合もありますし、万一使われていた場合思わぬトラブルを引き起こす可能性がないとはいえません。
そのような状況で使用可能なアドレスが「例示アドレス」です。

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【RFCの読み方】RFC文書を読むときの前提知識

ネットワークでおさえておくべき標準化団体で、標準化団体のひとつとしてIETFについて紹介しました。RFCはIEFTが発行している公開文書です。
新人さんは先輩エンジニアに「質問する前にRFCを読みましょう」「仕様はRFCで確認しましょう」と言われたりしますが、そもそも読み慣れていないと、どうやって読んだらいいかわかりません。今回は、RFCとはなにか、RFCの読み方などについて、など私の経験をもとにご紹介します。

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TAP vs SPAN どちらを使う?

ネットワークモニタリングやパケットキャプチャを行う際、製品のマニュアルには「TAPまたはSPANに接続してください」という指示が記載されていることがあります。それらはともにネットワークの可視化する際に用いられる方法です。
では、それらの違いはなんでしょうか。あとから「こんなはずじゃなかった…」とならないためにも違いを知っておく必要があります。

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