通信事業者: VoIP解析とトラブルシューティング
製品モデル
SYNESIS Portable
用途・要求仕様
従来のPSTN(Public Switched Telephone Networks:公衆交換電話網)からIPベースのネットワークへの移行にあたり、移行中も通話品質を維持すべくネットワークを可視化したい。
現状と課題
- 現在のツールでは、長期間にわたるVoIP通話(インターネット網やIP-VPN網などIPネットワーク上で音声通話を実現する技術を活用した通話)の膨大なデータを保存することが困難。
- VoIP障害は間欠的な場合が多く、 発生時に備え全通話を継続的に記録する必要あり。
- 障害発生時に迅速に対応するため、該当トラフィックを素早く抽出する仕組みが必要。
当社のソリューション
各地域の全NOC(ネットワークモニタリングセンター)に SYNESISを配備して、全ての通話、SIPシグナリング、RTPトラフィックを継続的に記録。
全地域のNOCにSYNESISを配備、全ての通話トラフィックを記録
NOCにいるサポートエンジニアは、加入者からの苦情をトリガーとし、その地域のSYNESISにリモートでアクセスし、トラブルシューティングを開始。
サポートエンジニアは、顧客の電話番号を基に、関連する通話のパケットデータを抽出。
根本原因を特定するため、その通話を分析。
SYNESIS の強み
大容量のデータストレージにより、長期にわたって実パケットの保存が可能。
IPネットワークを介して SYNESIS のリモート操作が可能。
電話番号に基づいたVoIPフィルタを使って、 大容量データの中から加入者データを分離可能。
phone03-3245-1250