Spirent TestCenter 詳細情報
シャーシ
容量・最大実装ポート数
N12U 最大実装ポート | N4U 最大実装ポート | |
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400G | 24 ポート | 4 ポート |
200G | 48 ポート | 8 ポート |
100G | 144 ポート | 24 ポート |
50G | 288 ポート | 48 ポート |
40G | 144 ポート | 24 ポート |
25G | 576 ポート | 96 ポート |
10G | 576 ポート | 96 ポート |
5G | 192 ポート | 32 ポート |
2.5G | 192 ポート | 32 ポート |
1G | 192 ポート | 32 ポート |
モジュール
モジュール種別
Spirent TestCenterは各種インターフェースに対応したモジュールを取り揃えております。
テストポート数、パフォーマンスに応じてモジュールを選択し、最適なテスト構成を組むことができます。
Multiplay Scale
MXシリーズ
コアルータ試験等に最適なハイプロトコルパフォーマンス・モジュールです。上位レイヤ試験にも対応します。
Functional Depth
FXシリーズ
エッジルータやキャリアスイッチ試験等に十分なパフォーマンスと経済性を併せ持つパフォーマンス・モジュールです。
Protocol Scale
PXシリーズ
高ポート密度で優れたプロトコルエミュレーション性能を持つ、プロトコルスケール・モジュールです。
Data Density
DXシリーズ
パケットジェネレータ機能とアナライザ機能に特化した最高密度のコストエフェクティブ・モジュールです。
モジュール詳細
400G Ethernetモジュール
PXシリーズ PX3-QSFP-DD-2 |
スピードオプション対応 PX3 400G QSFP-DD 2ポートモジュール ∗スピードオプション:200G, 100G, 50G, 40G, 25G, 10G |
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DXシリーズ DX3-QSFP-DD-2 |
スピードオプション対応 DX3 400G QSFP-DD 2ポートモジュール ∗スピードオプション:200G, 100G, 50G, 40G, 25G, 10G |
100G Ethernetモジュール
MXシリーズ MX3-QSFP28-4 |
スピードオプション対応 MX3 100G QSFP28 4ポートモジュール ∗スピードオプション:50G, 40G, 25G, 10G |
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FXシリーズ FX3-QSFP28-6 |
スピードオプション対応 N12U Only FX3 100G QSFP28 6ポートモジュール ∗スピードオプション:50G, 40G, 25G, 10G |
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FXシリーズ FX3-QSFP28-4 |
スピードオプション対応 FX3 100G QSFP28 4ポートモジュール ∗スピードオプション:50G, 40G, 25G, 10G |
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PXシリーズ PX3-QSFP28-12 |
スピードオプション対応 PX3 100G QSFP28 12ポートモジュール ∗スピードオプション:50G, 40G, 25G, 10G |
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DXシリーズ DX3-100GQ-T12 |
DX 100G/50G/40G/25G/10G マルチレート QSFP28 12 ポートモジュール |
25G/10G Ethernetモジュール
FXシリーズ FX3-25GD-S8 |
FX3 25G/10G デュアルレート SFP28 8 ポートモジュール |
10G/1G Ethernetモジュール
MXシリーズ MX2-10G-S12 |
MX2 10G/1G デュアルレート SFP+モジュール 12ポート |
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FXシリーズ FX2-10G-S16 |
FX2 10G/1G デュアルレート SFP+モジュール 16ポート |
1G Ethernetモジュール
FXシリーズ FX2-1G-S16 |
FX2 1G SFPモジュール 16ポート |
オプション
ルーティング/スイッチング
OSPFv2/v3, BGP-4/4+,RIPv1/v2/ng, ISISv4/v6 | BGP Performance(Router Block) | BGP FlowSpec |
BGP IPv6 FlowSpec | BGP-LS | BGP VPNv4/v6 Import Route |
BFD | Micro BFD for LAG | LACP(802.3ad) |
LAG エミュレーション | STP, RSTP, PVST, RPVST | MSTP |
Segment Routing(OSPF) | Segment Routing(ISIS) | Segment Routing( BGP) |
SR IS-IS L2-Bundle | Segment Routing v6(ISIS) | Segment Routing v6(OSPFv3) |
Segment Routing v6(BGP) | SR LSP Ping | Flex Algorithm for ISIS SR |
BGP-LS SRv6 | BGP FlowSpec SRv6 | BGP G-SRv6 |
マルチキャスト
IGMP&MLD ホスト/クエリア | PIM-SM/SSM | MSDP |
MLDP P2MP | NG MVPN RSVP | NG MVPN MLDP |
NG MVPN Ingress Replication | BIER BGP | BIER OSPFv2 |
BIER IS-ISv4 |
キャリアイーサネット
EOAM Fault (CC, LB, LT, AIS, LCK) | EOAM Performance (DM, LM, SLM) | Link OAM(802.3ah) |
MAC-in-MAC(802.1ah) | SPB(802.1aq) | TRILL |
IEEE 1588v2(PTP) | Synchronous Ethernet | TWAMP |
TWAMP Light | eCPRI | NGFI/RoE |
O-RAN | AVB(1AS, Qat, Qav, 1722, 1733) | O-RAN O-RU |
データセンタ
OpenFlowコントローラ | OVSDB | LISP |
OpenFlowスイッチ | FCoE/FC, FIP, LLDP/DCB | OTV |
OpFlex Leaf Switch | VEPA(802.1Qbg) | VXLAN |
VXLAN IPv6 Underlay | VXLAN GPE | RoCEv2 |
SPB(802.1aq) | TRILL |
アプリケーション
Enhanced L4-7 | Enhanced L4-7 for WIFI | HTTP, FTP, RawTCP |
Virtual HTTP Perf. | SIP, RTP/RTCP | SIPエンコードRTP & VQA |
NTPクライアント | XMPP | Frame Response |
IPTV | VIDEOクライアント/サーバ | VIDEOアナライザ& MDI |
TWAMP | TWAMP Light |
MPLS/トランスポート
RSVP, LDPv4, LSP-Ping | LDPv6 | EVPN |
PBB EVPN | EVPN Multicast | EVPN VPWS |
BFD for MPLS LSP | FlexLSP/RSVP Bi-dir LSP | PCEPコントローラ(PCE) |
PCEPクライアント(PCC) | MPLS-TP | MPLS-TP プロテクション |
MPLS-TP パフォーマンス | GMPLS | PCEP P2MP LSP |
PCEP FlowSpec |
ベンチマーク
RFC 2544 & RFC 5180 | RFC 2889 | RFC 3918 |
RFC 8239 | Asymmetric Performance | RFC 6349 (TCP) |
制御API
Tcl ( 標準) | REST ( 標準) | C/C++ |
C# | Java | Perl |
Python | Ruby |
アクセス
DHCP | DHCPv6 & DHCP-PD | PPPoX |
L2TPv2 | L2TPv3 | L2TP AVP |
ANCP | 802.1x | DHCP over L2GRE |
DHCP INIT-REBOOT | DHCP Multi-Homing | CUSP |
CoAP | CoAP with DTLS | 50G PAM4 |
NETCONF Server | NETCONF Client |
アプリケーション
トラフィック設定
従来の試験機では数十行、数百行にわたったテストトラフィックの設定を、ストリームブロック機能により数行に集約することができます。また、Priority Basedモード、高度なFrame Editor機能により、よりリアルかつ大量のトラフィック設定が可能です。
ストリームブロック設定
ストリームブロックとは、テストトラフィック作成単位であり、任意フィールドへの変数設定を含む大量のストリームを単/複数ポートへ一度に容易に作成することができる機能です。下記のような3種類の方法があります。
ウィザードによる作成 | 手動設定による作成 | Pcapファイルからのインポート作成 |
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送信負荷量の設定
4種類の送信負荷量の設定方法をサポートしています。
- Port Based
- 送信レートやバーストをポート単位で設定します。イメージ
- Rate Based
- 送信レートをストリーム・ブロック単位で設定します。イメージ
- Priority Based
- 送信レート、バーストや優先度をストリームブロック単位で設定します。イメージ
- Manual Based
- トラフィック送信順序のスケジュール・テーブルを手動で設定します。
複雑なストリーム構成、送信タイミングも実現可能です。イメージ
フレームエディタ
100種類を超えるFrame Templateをサポート。マニュアル設定、Variable Field Definitions(Modifier)を活用することにより、多彩なフレームを容易に設定できます。
解析機能
最新鋭の高精度ハードウェア技術によるリアルタイム解析機能を実装、1ポートあたり65,000ストリームという脅威の解析能力を保有します。
- カウンタ機能
- ポートカウンタ、ストリームカウンタ、各種プロトコルエミュレーションカウンタを実装します。右クリック操作からグラフィカルチャートも描画可能、時系列を意識した観測も含め様々な角度からDUTのふるいまいを解析します。
- フィルタ機能
- 受信する多くのストリームの中から注目したいストリームだけを表示させる事ができます。
- キャプチャ機能
- ポートごとにフルレートキャプチャ機能を実装しています。
- 様々な表示機能
- フレームパターンや設定値によるグルーピング解析、測定値によるフィルタ解析、非常に高い時刻精度による時系列解析など、試験対象装置や目的にあわせた解析機能を実装しています。
Dynamic Query View | Interesting Streams表示機能 | High Resolution Sampling機能 |
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これまでの統計情報フィルタ表示に加えて、カウンタ情報や送信側に基づいたフィルタ、グループ化による表示が可能です。 |
ユーザが設定したフィルタ条件(ロス、遅延、シーケンスエラーなど)に合致したストリーム結果のみを表示することができます。大量ストリーム試験や長時間試験の結果解析においてユーザの負担を軽減します。 |
最小1msec間隔でポート/ストリームカウンタの情報をグラフィカルチャートへ記録します。記録開始の条件をユーザ定義できるため瞬間的に変化するトラフィックの様子や回線の切替時間を記録することができます。 |
自動試験サポート機能
Spirent TestCenterは、複雑化する試験シナリオに対応しつつ試験の効率化をはかるため、試験の自動化機能を標準で実装しています。長期繰返試験、複雑多ポート試験などに掛かるリソースやコストを大幅削減。「White Box」試験機能による試験対象機器と連動した最新測定手法も標準搭載されています。
- コマンドシーケンサ機能
- プログラミング言語を意識することなく、GUI上で自動試験のシナリオを作成できます。
- GUI to Script機能
- GUI上の設定をスクリプトへ変換、エクスポートすることができます。
- GUI to Wizard機能
- コマンドシーケンサやTclで作成したシナリオにSpirent TestCenter以外の機器の制御を組込む事ができます。
試験自動化
コマンドシーケンサ
Spirent TestCenterは複雑化する試験シナリオに対応しつつ試験の効率化をはかるため、試験の自動化機能を標準で実装しています。コマンドシーケンサ機能はGUI上のコマンドリストから使用したいコマンドを選択、試験シナリオの作成を行うことができます。複数の変数を変更しながらの繰り返し試験や条件分岐など、高度なシナリオ作成も可能な便利機能です。
便利な機能
- コンディションコマンド(While, Do While, If, Elseif, etc)による条件分岐
- マニュアル操作を自動記録するレコーディング機能を実装
- ウィザードによる試験シナリオ生成機能を利用可能
- フィルタリングによるコマンドの選択補助機能
- 外部スクリプト/ アプリケーションの実行コマンドを利用した外部装置と連動した試験も可能
GUI to Script(スクリプト自動生成機能)
[File] メニューから[Save As Script] を選択すると、Spirent TestCenter GUI 上のテスト設定をそのままTCLやRuby, Perl といったスクリプトにエクスポートすることができます。スクリプトファイルの作成にはスクリプトの詳細な知識は必要ありません。生成されたスクリプトはすぐにそのまま実行することができます。
White Box試験
Spirent TestCenterではSpirent社が提唱しているWhite Box試験を実行する事が可能になりました。コマンド・シーケンサやスクリプトを用いる事で、単に測定器の設定を自動で変更し、結果を収集するだけでなく、試験対象機器(DUT)の設定を変え、試験の最中もDUT内部の状態を監視しそのログを保存する事が可能です。
試験中に取得したDUT CPU状態
試験例
コア / エッジルータ
- 10G/100G 多ポート検証、200G/400G導入検証
- LAG 上でプロトコルエミュレーション、トラフィック生成解析
- LAG ポート単位で統計解析、または物理ポート単位でトラフィック偏りなど詳細解析
- リンク断/ 復旧に連動して他ポートにC-Plane/D-Plane が正しく移行するか検証
- 経路収束時間、フェールオーバー時間を最小 1msec 分解能で計測
- BGP/OSPFの大量経路情報を注入
- MPLS, LDP, RSVP-TE エミュレーション
- 次世代ルーティングプロトコル検証
: Segment Routing, Stateful PCE, BGP Flowspec, …
アクセスネットワーク
- インターネット接続シーケンスの再現 : PPPoE, L2TP, DHCP, …
- IPv4 over IPv6 (DS-Lite, MAP-E)
- VLAN スタッキング、Q-in-Q
- ユーザの限界収容数を検証、キャパオーバー時の挙動確認
- IPTV マルチキャストのザッピング再現
データセンタ
- 高ポート密度でスタッキングされたToR スイッチのフルポート検証
- 超低遅延スイッチの過負荷時のレイテンシをナノ秒オーダで検証
- 100G/50G/25G, 40G/10G インタワーク
- マイクロバースト、スパイク発生時の挙動確認
- テーブルオーバーフローを再現
- EVPN, VXLANエミュレーション
クラウド / 仮想化
- VM-to-VM, VM-to-Networkトラフィックテスト
- NFV オーケストレーションテスト
- マルチロケーションにテストポイント配備
- 必要トラフィック量に応じてテスタをオンデマンドにスケールアップ
新しいプロトコルの機能実装試験
- ポートでの特定フレーム受信をトリガに予め定義したフレームを応答送信 (Frame Response機能)
- 新しいプロトコルスタック実装の機能試験を実現
- プロトコルシーケンスを再現:応答フレームを任意に定義
- ネットワーク装置を擬似:応答フレームと転送ポートを任意に定義
- 定義を複数ポートでコピー可能(多数デバイス擬似)
- 応答フレームに受信フレームをコピーして一部フィールドだけ編集にも対応(Src/Dst入替、TTL 減など)