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新しいバージョンの使用を開始される前の重要な注意事項
【Uila v5.5】

【はじめに】

  • プロセス監視を有効にしている場合について認証情報の登録方法変更に伴い、3.3.0-xx以下のバージョンから3.6.0-xxにアップデートした場合プロセス管理を行うために設定した情報は引き継がれません。
    そのため、認証情報（ID＆パスワード）について再設定が必要になります。
  • ブラウザとして、ChromeもしくはFirefoxをご利用ください。

注意事項①

Webブラウザに保持されている履歴データとの互換性を維持するには、以下の手順に従う必要があります。

Google Chromeブラウザの場合

  1. ブラウザの設定に移動し、”プライバシーとセキュリティ” ⇒ ”サイトの設定”をクリックします。

    ブラウザの設定に移動し、”プライバシーとセキュリティ” ⇒ ”サイトの設定”をクリックします。

  2. “すべてのサイトに保存されている権限とデータを表示”をクリックします。

    “すべてのサイトに保存されている権限とデータを表示”をクリックします。

  3. “uila.com” ⇒ “データを削除”をクリックします。

    “uila.com” ⇒ “データを削除”をクリックします。

  4. ブラウザを終了して再起動します。

Mozilla Firefoxブラウザの場合

  1. Firefoxメニューを開き、”オプション”をクリックします。

    Firefoxメニューを開き、”オプション”をクリックします。

  2. “プライバシーとセキュリティ”を選択し、”Cookieとサイトデータ”までスクロールして、[データを管理]をクリックします。

    “プライバシーとセキュリティ”を選択し、”Cookieとサイトデータ”までスクロールして、[データを管理]をクリックします。

  3. 検索バーにUila portalのURLを入力、サイトを選択し、”選択したサイトデータを削除”を選択して、”変更を保存”をクリックします。

    検索バーにUila portalのURLを入力、サイトを選択し、”選択したサイトデータを削除”を選択して、”変更を保存”をクリックします。

  4. すべてのUilaのタブを閉じて、Uilaポータルを再度開きます。

注意事項②

Uila Virtual Information Controller（vIC）に割り当てるリソースは監視対象のVM数により異なります。 監視対象のVM数ごとに必要なvICのメモリ数とメモリを増やす手順は以下の通りです。

監視対象VM数 メモリ ∗1
1000以下 24GB
1000-2000 32GB
2000-5000 48GB

∗1　Horizon VDIモニタリング オプション機能を使用する場合は8GBをさらに追加

  1. vCenterからvICをシャットダウンします。

    vCenterからvICをシャットダウンします。

  2. 設定を編集してメモリサイズを調整します。

    設定を編集してメモリを4 GB増やします。

  3. vICをパワーオンします。

注意事項③

v4.0 をまたいだバージョン間でアップグレードする際の特記事項

v4.0以前のバージョンに関して、v4.1およびそれ以降のバージョンにアップグレードする際には、一旦v4.0へのアップグレードを実施いただいた後に、v4.5などのv4.1以降のバージョンにアップグレードする必要があります。
アップグレードを確実にスムーズに行うために、リモートでの支援を提供することも可能ですので、サポート窓口にお問い合わせください。

v4.0のバージョンアップファイルはこちら

お問合せ

v5.5の新機能＆v5.2との差分

v5.5の新機能

  • Uila ログイン向けのSAML ベース認証

    Uila uObserve ではログインにSAML (Security Assertion Markup Language) ベースの認証を利用できます。SAML は、複数の当事者間、特に ID プロバイダとサービスプロバイダ間で認証および認可データを交換するためのオープン標準です。

    uObserve のユーザは下に示すようにアカウント管理設定ページ内でデータベースベースの2FA 認証とSAML のいずれかを選択できます。Uila チームは現時点でOKTA とAzure AD 向けのSAML サポートを検証済みです。

    Uila ポータルユーザに関しては、サービスプロバイダ情報があらかじめ入力されます。必要なのはID プロバイダ情報を入力することだけです。オンプレミスユーザはサービスプロバイダ（UMAS内のプロパティファイルをアップデートする）とIDプロバイダの両方を提供する必要があります。

    SAMLユーザはUilaUilaログインページでパスワードを入力する必要はありません。下に示すOKTA/AzureOKTA/Azureログインページにてパスワードを認証する必要があります。

    注意:
    • SAML を設定する際はUila チームと共に作業されることをお勧めします。打ち合わせを設定するにはuila support@toyo.co.jp にメールをお送りください。
  • マルチテナントベースのサービスグループ

    この新リリースでは、マネージドサービスプロバイダや類似の組織がUila ソリューション内にテナントアカウントを作成して、顧客に対してマルチティアサービスグループを可視化できます。テナントユーザは自分に割り当てられたVM サーバの可視化だけができます。このフォルダ設定はまず先にVM ware システム内で実施する必要があります。

    以下は、Uila uObserve 内でテナントを設定するためのステップです。

    以下は、テナントアカウントを使用してユーザがログインした際の、サービスグループのマルチテナントベースのビューです。

  • 新しいアラーム: 新しいデータセンター統計と自動化された電話 SMS 通知

    データセンターからUila システムへの接続が観測されない状況の通知を受けることができるようになりました。これはほとんどの場合、データセンターの停止を示します。

    ユーザはデータセンターの接続性の問題に関する通知を電話の通話 SMS テキストメッセージで受けるためにサードパーティソリューションを使用することもできます。Uila がテストを行ったそのようなベンダの1 つが、https://emailtovoice.net/ です。

機能強化

  • サーバ デバイス稼働時間レポートの強化

    サーバ デバイス稼働時間レポートが以下の情報を含むように強化されました。

  1. レポート期間の終了時点におけるVM のアップ、ダウンの合計数の追加
  2. 各VM に関する稼働時間の割合の追加
  3. VM とVM の分離
  4. 開始時間順でのソート

  • 新しいアプリケーションとプロトコルの分類

    この新リリースには400 以上の新しい分類が含まれます。Uila uObserve により自動分類できるようになったアプリケーションをいくつか紹介します。
     

    a. Odyssey by Tyler Technologies
    b. Apache Cassandra
    c. Citrix Common Gateway Protocol (CGP)
    d. Open VPN Cloud
    e. Epicor Enterprise Resource Planning (ERP)
    f. Juniper Mist
    g. Quickbooks
    h. RSA SecurID
    i. ANSAware
    j. AccessBuilder
    k. Apple QuickTime
    l. AppleShare
    m. Background File Transfer Program (BFTP)
    n. Border Gateway Multicast Protocol (BGMP)
    o. SignalR
    p. Apache ActiveMQ
    q. IBM iSeries AS400 communication protocols
    r. NordVPN
    s. Silotrack
    t. IBM Tivoli Storage Manager
    u. EPIC EMR
    v. IBM BigFix
    w. Cisco Network Admission Control (NAC)
    x. 8 X 8 VoIP
    y. Gitlab
    z. Check Point Management Interface (CPMI)
    aa. Tag Distribution Protocol (TDP)
    bb. Coherent File Distribution Protocol (CFDP)
    cc. Common Management Information Protocol (CMIP)
    dd. Covia
    ee. Fiverr
    ff. Dbase
    gg. Host Access Protocol (HAP)
    hh. Gopher
    ii. Internet Message Support Protocol (IMSP)
    jj. Kerberos
    kk. Label Distribution Protocol (LDP)
    ll. Lightweight Access Point Protocol (LWAPP)
    mm. VMware Fault Domain Manager
    nn. MS Exchange Routing
    oo. Oracle SQL*NET
    pp. WebMD Health information service
    qq. Zigbee Encapsulation Protocol
    rr. USPS US Postal Service website
    ss. Post Office Protocol Version 2 (POP2)
    tt. Precision Time Protocol (PTP)
    uu. Resource Reservation Protocol (RSVP)
    vv. Simple Gateway Monitoring Protocol (SGMP)
    ww. Simple Network Time Protocol Heartbeat (SNTPHEARTBEAT)
    xx. Adobe Shockwave
    yy. Simple File Transfer Protocol (SFTP)

v4.0をまたいだバージョン間でアップグレードする際の特記事項

v4.0以前のバージョンに関して、v4.1およびそれ以降のバージョンにアップグレードする際には、最初にUila vICをアップグレードし、その後でUMASをアップグレードする必要があります。
v4.0をまたいだバージョンビルドのアップグレードを試みる場合は、問題を避けるため、順序に注意する必要があります。もし問題にぶつかった場合は、vICを再起動してください。
アップグレードを確実にスムーズに行うために、リモートでの支援を提供することも可能ですので、サポート窓口にお問い合わせください。

v5.2との差分

【バグの修正】

  1. 一部のレポートが完全に読み込まれないと空白になる
  2. カスタムVDI ダッシュボードが保存されない
  3. Hyper V ハイパーバイザサポートの複数のユーザビリティの修正 注意 Uila uObserve をHyper V ハイパーバイザで使用しているユーザはUila から入手可能な最新のOVAOVAファイルを使用する必要があります。OVAについてのさらに詳細な情報については、東陽テクニカの担当者にお問い合わせください
  4. Nvidia 仮想GPU ライセンスサーバ上の"boot/efi"のディスク使用率がUila により100% と報告されるが、"df-h"コマンドの結果およびESXi により報告される値は非常に低い
  5. サービスグループ内のユーザエクスペリエンス内で、ヘルススコアにマウスを重ねた時にツールチップが消えることがある
  6. Health Overview レポートの月次スケジュールが失敗する
  7. トランザクション解析内で、特定の行でソートすると詳細ビューテーブル内で一時的にデータの可視化がされなくなることがある。データは30 秒から1 分程度後に再び表示される

【既知の問題】

  • サブネット分析：特定の状況下でConversation Table データと利用トレンドチャートが一致しないことがある
  • ブックマークに画像が表示されないことがある
  • 特定の状況下でルートコーズ解析画面のプロセスバーグラフが消えることがある