uObserve v6.0のご案内
【はじめに】
- プロセス監視を有効にしている場合について認証情報の登録方法変更に伴い、3.3.0-xx以下のバージョンから3.6.0-xxにアップデートした場合プロセス管理を行うために設定した情報は引き継がれません。
そのため、認証情報(ID&パスワード)について再設定が必要になります。 - ブラウザとして、ChromeもしくはFirefoxをご利用ください。
v6.0の新機能
- Citrix VDIユーザセッションのサポート
この新リリースでは、Citrix Delivery Controllerとの連携により、Citrixクライアントのエンドユーザーセッション情報を取得できるようになりました。VDIおよびデスクトップチームは、シンクライアントまでのボトルネックを特定でき、ユーザセッションの分析を通じて、プロアクティブな管理と迅速な問題解決が可能になります。Uilaユーザは、ユーザ名、仮想デスクトップVM、使用中のアプリケーションやプロセスなどを可視化できます。
- ChatGPTとの統合によりソリューション利用時のユーザ体験を簡素化
このリリースで、uObserveとChatGPTの連携が可能になりました。ユーザーは自然な対話を通じて、即座にトラブルシュートのヒントを得たり、ユーザーガイドやナレッジベースにアクセスしたりすることができ、スムーズかつ文脈を理解したサポートが受けられます。 - PCoIPトラフィックをネイティブに解析し、VDIをより深く可視化
Uila uObserveはPCoIPトラフィックのネイティブ解析に対応し、シンクライアントとVDIインフラ間の通信を詳細に可視化できるようになりました。セッション時間、ラウンドトリップタイム、パケットロスなどの統計情報を通じて、ユーザーはVDI環境のパフォーマンスを正確に把握し、レイテンシーの高い状況の特定やアプリケーションに応じた最適化が可能になります。 - Azure Cloud のパブリック SaaS サービス/IP アドレスの分類
この新しいリリースでは、ユーザは Azure Cloud のパブリック SaaS サービス/IP アドレスを分類して、アプリケーション依存性マップの外部デバイスの自動作成を利用できます。
詳細は、リリースノートをご確認ください
機能強化
- 再設計されたVDIユーザインターフェイス
- 再設計されたアラーム設定ユーザインターフェイス
- Host/ IP Up/Downモニタリング
- サーバUpアラーム通知
- 脆弱なサービス/プロトコルのリスト など
詳細は、リリースノートをご確認ください
注意事項①
Webブラウザに保持されている履歴データとの互換性を維持するには、以下の手順に従う必要があります。
Google Chromeブラウザの場合
- ブラウザの設定に移動し、”プライバシーとセキュリティ” ⇒ ”サイトの設定”をクリックします。
- “すべてのサイトに保存されている権限とデータを表示”をクリックします。
- “uila.com” ⇒ “データを削除”をクリックします。
- ブラウザを終了して再起動します。
Mozilla Firefoxブラウザの場合
- Firefoxメニューを開き、”オプション”をクリックします。
- “プライバシーとセキュリティ”を選択し、”Cookieとサイトデータ”までスクロールして、[データを管理]をクリックします。
- 検索バーにUila portalのURLを入力、サイトを選択し、”選択したサイトデータを削除”を選択して、”変更を保存”をクリックします。
- すべてのUilaのタブを閉じて、Uilaポータルを再度開きます。
注意事項②
Uila Virtual Information Controller(vIC)に割り当てるリソースは監視対象のVM数により異なります。
必要リソースはトップページの「システム構成詳細と要求仕様」をご確認ください。
注意事項③
v4.0 をまたいだバージョン間でアップグレードする際の特記事項
v4.0以前のバージョンに関して、v4.1およびそれ以降のバージョンにアップグレードする際には、一旦v4.0へのアップグレードを実施いただいた後に、v4.5などのv4.1以降のバージョンにアップグレードする必要があります。
アップグレードを確実にスムーズに行うために、リモートでの支援を提供することも可能ですので、サポート窓口にお問い合わせください。
v4.0のバージョンアップファイルはこちら