IP制御基準クロック信号分配器「Epsilon SAS-Eシリーズ」
特長
19” 幅ラックマウントタイプの本体は、選択されたソースを増幅し、多くの出力チャンネルへ信号を提供します。 2つの外部クロックを接続している時、最良なクロックソースを自動選択し冗長性を持たせます。 動作試験時や単独クロックソースで使用する時など、ユーザは自動選択機能をバイパスさせることができます。 どの場合も、分配される信号 (周波数、1PPS、ToD、ステータス)は、同じクロックソースが使用されます。 自動選択モード設定時、現在選択されているクロックソースに“異常”が検出されると、SAS-Eはすべての分配信号に提供するクロックソースを他のクロックソースへ切り替えます。 クロックソースは、低い位相ノイズの重畳、高いRFアイソレーションを確実にするため、アナログ電子回路を用いて増幅されます。 セットアップ、ステータス、アラームは、任意のウェブブラウザあるいはSNMPプロトコルでリモートコントロール可能です。 モニタリング(電圧レベルチェック最短期間検出)は専用LEDにて確認できます。 SAS-Eには , アプリケーションにあわせて出力数を選択できる2つのバージョンがあります。 SAS-17Eは 1U の高さ、SAS-36E型は2U の高さです。
- SAS-17E型 スイッチ&アンプ 8 chバージョン:
- 2つのソースに接続され、そのどちらか一方を選択し増幅、分配します。(8 x 周波数, 8 x 1PPS, 2 x ToD)
- SAS-36E型 スイッチ&アンプ 16 chバージョン:
- 2つのソースに接続され,そのどちらか一方を選択、増幅,分配します。(16 x 周波数,16 x 1PPS, 2 x ToD)
- 信号分配 サイン波 1MHz~16MHz
1PPS TTL
lTime of Day メッセージ(RS232シリアルライン) - 超位相ノイズ
- クロックソースマスタリング
- スイッチチング時、制限された位相 ジャンプ
- 1イーサネットポート経由SNMP/HTTPリモートマネージメント
- RoHS対応
仕様
入力(ソースクロックAおよびB)
周波数
- 1 ~ 16 MHz サイン波
- 0 ~ 17 dBm / 50 オーム (定格)、BNC コネクタ
- 1PPS(1秒当たり1 パルス) : TTL / 50 オーム、BNCコネクタ
- Time of Dayメッセージ : RS-232C, DIN コネクタ
- アラーム リレー接点、メスコネクタ
- 1差動スペア信号 DIN コネクタ
重畳位相ノイズ (typ)
- 1 Hz -90 dBc/Hz
- 10 Hz -120 dBc/Hz
- 100 Hz -145 dBc/Hz
- 1 kHz -155 dBc/Hz
- 10 kHz -160 dBc/Hz
出力
8chバージョン
- 8x周波数:
- 1 MHz ~16 MHz サイン波(選択されたソース依存)
- ゲイン 1 / 50オーム定格
- BNCコネクタ
- 高調波歪:
- <–35 dBc
- 8 x 1 PPS:
- TTL / 50 オームBNC コネクタ
- 2 x Time of Day メッセージ:
- RS-232C, DINコネクタ
- アラーム:
- 緊急 / 非緊急 リレー接点
- USBコネクタ
- 1 x 差動スペア信号:
- DINコネクタ
16chバージョン
- 16x周波数:
- 1 MHz ~20 MHz サイン波(選択されたソース依存)
- ゲイン 1 / 50オーム定格
- BNCコネクタ
- 高調波歪:
- <–35 dBc
- 16 x 1 PPS:
- TTL / 50 オームBNC コネクタ
- 2 x Time of Day メッセージ:
- RS-232C, DINコネクタ
- アラーム:
- 緊急 / 非緊急 リレー接点
- USBコネクタ
- 1 x 差動スペア信号:
- DINコネクタ(4非絶縁出力)