Spirent Communications Inc(スパイレント コミュニケーションズ社)
マルチチャネル対応RFチャネルエミュレータ「VR5」
VR5型は旧SR5500シリーズの後継機種にあたるRFチャネルエミュレータです。
通過周波数帯域幅を最大100MHz(オプション)まで拡張し、1筐体で最大8x4MIMOチャネルをエミュレーション可能です。これにより、LTE-Advancedやビームフォーミングのように多RFチャネル、広帯域を利用するアプリケーションにもご利用いただけます。
またオプションソフトウェアとして動的な環境を模擬するDEE、屋外環境を取り込むVCT、MIMO OTAで利用できるMEBなど、ご用途に応じたツールをご用意しております。SR5500MもSISOや2x2MIMOなどのご用途向けに、引き続き販売を継続致します。
特長
最大8チャンネルのフェージング環境を1画面で簡単に設定可能
- リアルタイムフェージングエンジンによる簡単制御
- 1台で最大8x4MIMO構成サポート
- DEE機能:エクセルベースで簡単に電波伝搬環境をプログラム
- VCT機能:フィールドログデータをRFチャネルエミュレータにインポート
- AWGN、デュプレクサ内蔵:ノイズ、RF経路切り替えが容易に
- SCM/ SCME/ WINNERモデルなどの空間チャネルモデル対応
- 各規格試験プリセット
- 東陽テクニカによる国内アプリケーション、修理・校正サポート
仕様
*より詳しい情報を掲載した製品カタログをお配りしております。
ご希望の方はお手数ですが「お問い合わせ」フォームよりご請求ください。
主な仕様:VR5
チャネルコンフィグレーション | SISO、2x2MIMO、4x4MIMO双方向、8x2/8x4MIMO |
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RF出力レベル | -30~-110dBm(分解能0.1dB) |
残留EVM | -40dB |
フェージングパラメータ | チャネルパワー・AWGN(C/N等)・パスロス・パス遅延・周波数シフト・レイリー/ライスフェージング・位相シフトドップラー周波数・ダイナミックプロファイル(Moving/ Birth&Death / High Speed Train など) |
AWGN源オプション | -40~40dB(C/N設定) |
オプション
- 3.5GHz、6GHz帯域オプション
- 通過帯域幅拡張オプション(100MHz)
- デジタルチャネル追加
- 空間チャネルモデル(GCM)・WiFiチャネルモデルオプション
- 内蔵Duplexerオプション
- VDTオプション