Spirent Communications Inc(スパイレント コミュニケーションズ社)

アプリケーションテスト自動化ツール「Spirent TTworkbench」

TTworkbenchは、通信プロトコルやアプリケーションの機能試験および規格適合性試験を実現するための試験自動化プラットフォームです。
テストシナリオを作成することを目的に標準化されたプログラム言語「TTCN-3」をベースにし、シナリオの開発から実行、解析を行うための環境を提供します。試験対象に対する入力と、それに対する応答を元に結果の合否を定義。ターゲットが設計の通り正しく動作しているかを検証します。TCP/IPをはじめ、多様なインターフェース上にメッセージを送信するための機構(プラグイン)が用意されており、あらゆるターゲットに対し試験を行うことが可能です。
また、テレコムや自動車分野における各種試験規格に基づくパッケージによって、コンフォーマンステスト(規格適合性試験)をすぐに実施することができます。

特長

  • 試験のために標準化されたプログラム言語「TTCN-3」の開発と実行環境をパッケージ。
  • TCP/IPをはじめ、メッセージを送信するための多様な機構(プラグイン)を用意。独自のプラグインも定義可能。
  • 各種試験規格に基づくコンフォーマンステストスィートによって、規格適合性試験を実施。

システム構成

TTman

TTCN-3で記述された試験シナリオの管理と実行、解析を行います。
試験に必要な設定を容易に行うことができます。様々なフォーマットで、試験レポートを出力します。

Spirent TTworkbench TTman

CL Editor

TTCN-3でシナリオを作成するためのテキストベースのエディタです。
シナリオ作成を支援するための各種機能が用意されています。

Spirent TTworkbench CL Editor

TTthree

TTCN-3のコンパイラです。プラットフォームに依存せず、試験の実行を実現します。
C、C#、Javaのマッピングをサポートします。

Spirent TTworkbench TTthree

GFT Editor

テストケースのシーケンスをグラフィカルに表示します。
試験シナリオの編集を容易に行うことができます。

Spirent TTworkbench GFT Editor

Capture & Replay Wizard

キャプチャデータからシナリオを生成します。

Spirent TTworkbench Capture & Replay Wizard

TTdebug

ソースコードレベルのデバッグ環境を提供します。

Spirent TTworkbench TTdebug

RPDE

メッセージを送出するための機構(Plugin)の開発を行います。

Spirent TTworkbench RPDE

機能

Plugins

TTCN-3で定義した試験メッセージを送受信するための機構(Plugin)が用意されています。
独自のPluginを定義することも可能です。

  • ASN.1
  • CAN
  • CSN.1
  • Ethernet
  • GPIB
  • HTTP
  • IDL
  • IP
  • MOST
  • Protobuf
  • Release Management
  • RS232
  • RTP
  • SCP
  • SNMP
  • Solenium
  • Spirent TestCenter
  • SQL
  • SSH
  • TCP
  • Telnet
  • TLS
  • TT2twothree
  • TTmex
  • UDP
  • VoiceQualityRTP
  • WSDL
  • XSD

Test solution

  • Automotive AVB Conformance Test Suite Pack
  • AUTOSAR Conformance Test Suite Pack
  • eCall and ERA-GLONASS Test Solution
  • OPEN Alliance SIG Conformance Test Suite Pack
  • TTsuite-IMS_Core
  • TTsuite-IMS_SS
  • TTsuite-IMS_SS_IW
  • TTsuite-IPv6
  • TTsuite-ITS-G5
  • TTsuite-oneM2M