仮想基盤・VDIの管理/監視/ボトルネック可視化ツール「uObserve」
仮想基盤の運用管理でこのようなお悩みはありませんか?
- トラブル発生時の原因切り分けが大変
- 一時的な間欠障害の原因分析はどうしたら…
- トラブルの調査は急務だがシステムは止められない
- システム全体の稼働状況やパフォーマンスに合わせた適切なサイジングがしたい
こういったお悩みにお応えできるのが米国Uila社製uObserve(ユーオブザーブ)です。
uObserveは仮想環境のアプリケーション、ネットワーク、インフラをフルスタックで監視、可視化、管理するエージェントレス仮想アプライアンス製品です。仮想サーバのレスポンスが遅延したときのアプリケーションとインフラの問題切り分けや、VDIパフォーマンスのボトルネック特定などの課題をスキルやノウハウ無しに誰でも、短時間で解決できるようになります。
簡単な導入且つ設定無しでツールが多くの情報を自動的に分析し、導入後からすぐに現在の環境の可視化をはじめることができます。
無償評価版で、その効果をお試しください。
特長
仮想環境全体をビジュアル化
- 仮想環境を流れるパケットを独自に解析して以下情報を取得
- 通信元/相手先の情報、使用アプリケーションの種類、アプリケーション応答時間 など
- 仮想基盤の管理ツールから構成情報やリソース情報を取得
- 監視対象の仮想ホスト/仮想マシンの構成情報、各仮想マシンのリソース割当率や
使用率、ストレージ読み書き操作の量と遅延 など
- 監視対象の仮想ホスト/仮想マシンの構成情報、各仮想マシンのリソース割当率や
- 上記情報を自動で突合して分かりやすく図示
トラブルシュートの加速
- 解析項目に応じて最適なグラフ形式を採用
- 問題の危険度と影響範囲を一目で確認可能
- 評価(ヘルス状態;4段階)別に自動で色分け表示
- データセンタ、クラスタ、物理ホスト、仮想マシンの親子関係を
カラーホイールグラフで分かりやすく表示
(詳細は “機能 ダッシュボード” をご参照ください) - ルートコーズ分析情報の提供
(詳細は “機能 ルートコーズ分析” をご参照ください)
エージェントレスでの導入・監視
ハイパーバイザーホスト
- VMware vSphere、Microsoft Hyper-V、Nutanix AHVのオンプレミス仮想化テクノロジにはエージェントレスで対応
- uObserveのコンポーネントを仮想マシンとして設置するだけで監視が可能
- 監視対象の仮想マシンへの面倒なエージェント導入作業が不要で、エージェントによる仮想マシンへの負荷の心配も不要
- 1~2時間程度の短時間でインストールでき、インストール後は細かな設定不要ですぐにデータの解析・閲覧が可能
複数基盤にまたがる環境やハイブリッドクラウドの監視が可能
- オンプレミス仮想化基盤やAWS、Azure、GCPなどのパブリッククラウド上のインスタンス 、物理サーバにまたがった環境を一元的に監視可能
- 監視対象ごとに異なる複数のツールを使い分ける必要なし
機能
標準機能
ダッシュボード
- カラーホイールグラフを採用
- 任意の日付時刻のシステムの全体像を一目で把握
- 問題があるノードをヘルス状態に応じて赤、オレンジ、黄色で表示
- 内側から、データセンター、クラスタ、ホスト、仮想マシンの順に同心円状に配置され、それらの親子関係を表現
アプリケーション依存性マップ
- 仮想マシン間のアプリケーション通信を可視化して、相互依存関係を表示
- アプリケーション応答時間に問題がある場合は、ダッシュボードと同様に赤色、オレンジ、黄色で表示される
- ノードを示す丸や通信を示す矢印にマウスをホバーすると詳細情報が表示される
ルートコーズ分析
- レスポンスタイム悪化の原因を素早くトラブルシュートするために、関連する情報を1つの画面にまとめて相関的に表示
- CPU、メモリ、ストレージのヘルス状態からパフォーマンス問題の原因候補を提案
- 通信先の他のサーバのパフォーマンス悪化を指摘
- 最も応答が遅かったやり取りのクライアント、サーバ、リクエストとレスポンスの概要、時刻を表示
ネットワークフロー解析
- どの仮想マシンがどのアプリケーション/プロトコルの通信をどれだけ多く行っているかをグラフィカルに表示
- 帯の太さで通信量の多さを表現
- パケット解析結果から4000種類以上のアプリケーション/プロトコルを自動分別
- どのホスト、仮想スイッチ、ポートグループが使用されているかも把握可能
CPU・メモリ解析
- 仮想基盤全体のCPU/メモリの割当、使用率、ヘルス状態の状況をグラフィカルに表示
- システムのCPU/メモリの状態の全体像を素早く直感的に把握可能
- 円の大きさ:割当量
- 円の太さ :使用率
- 円の色 :ヘルス状態
その他、ストレージ解析、StatsMap、アラーム、レポ―ト等の基本機能もございます。
オプション機能
Horizon VDI解析
- Horizon Connectionサーバと連携
- 選択した時間帯に存在したVDIセッションの一覧と個々のVDIセッションのより詳細な情報、画面転送プロトコル(Blast、PCoIP)の統計情報などを表示
- 注:一部機能はHelp Desk Toolを使用できるVMware Horizonのライセンスが必要
NVIDIA 仮想GPUモニタリング(Horizon VDI解析オプションに含まれます)
- NVIDIA System Management Interface (NVSMI)を使用して、仮想GPUに関する各種統計情報を表示
- 各GPUについて、GPU、メモリ、エンコーダー、デコーダーの使用率を表示
- 各GPUを使用しているHorizon VDIセッションの一覧と、個々のセッションについて、フレームバッファ、GPU、メモリ、エンコーダー、デコーダーの使用率を表示
Network Device Monitoring(NDM)
- 仮想基盤外部のL2/L3スイッチをSNMPでモニタして、各デバイスポートの状態と統計情報を表示
Cyber Threat Monitoring(CTM)
- Snortによる通信パケットからのセキュリティイベントの検知などのセキュリティ機能を提供
その他、AIOPS(Automated IT Operations)、ログ解析等のオプションもございます。
システム構成詳細と要求仕様
仮想アプライアンス「UMAS」,「vIC」,「vST」を仮想基盤やVDIの新規VMにデプロイするだけで始められる(SaaS版はUMAS不要)。
また、クラウド環境にも「iST」や「vST」を拡張導入することで、ハイブリッドクラウド環境にも対応可能。
ハイブリッドクラウド環境におけるUila構成図
ライセンス体系
ライセンス分類 | 【ライセンス名】 概要 | 型番 | 課金単位 |
---|---|---|---|
基本ライセンス(ご購入必須) | |||
基本ライセンス | 【物理CPUソケットライセンス】 uObserveの基本ライセンス(ご購入必須) |
AIPM | CPUソケット数 |
オプションライセンス | |||
パブリッククラウド モニタリング用ライセンス |
【パブリッククラウドインスタンスサーバ用エージェントライセンス】 AWS、Azure、GCPなどのパブリッククラウド上のサーバ用途のインスタンスにエージェントをインストールしてモニタ |
CIPM | 監視対象インスタンス数 |
【パブリッククラウドインスタンスVDI用エージェントライセンス】 AWS、Azure、GCPなどのパブリッククラウド上のVDI用途のインスタンスにエージェントをインストールしてモニタ |
VDIPC | 監視対象インスタンス数 | |
物理サーバモニタリング用 ライセンス |
【物理サーバ用エージェントライセンス】 物理サーバにエージェントをインストールしてモニタ |
PMIST | 監視対象サーバ数 |
【物理サーバ用WMIライセンス】 Windows物理サーバをWMI(Windows Management Instrumentation)を使用してモニタ、またはLinux物理サーバをSSH経由のコマンド実行によりモニタ |
PMWMI | 監視対象サーバ数 | |
【物理vSTライセンス】 物理PCにvSTをインストールしたものを用いて、物理ネットワーク上の通信をモニタ |
AIPM-PVSTT | 物理vST数 | |
オプション機能ライセンス | 【NDM(Network Device Monitoring)ライセンス】 仮想基盤外のL2/L3スイッチをSNMPを用いてモニタ |
NDM | 監視対象スイッチポート数 |
【CTM(Cyber Threat Monitoring)ライセンス】 Snortによるセキュリティイベント検知などのセキュリティ機能を提供 |
CTM | CPUソケット数 | |
【Horizon VDIモニタリングライセンス】 Horizon Connectionサーバと連携して個々のVDIセッションのより詳細な情報などを表示 |
HVDI | 同時アクティブVDIセッション数 | |
【AIOPS(Automated IT Operations)ライセンス】NEW! Uilaが検知したVMのパフォーマンス低下事象などをトリガとして、VMの停止、再起動等の処置を自動的に実行 |
AIOPS | Uilaシステムインストレーション数 | |
【ログ解析ライセンス】NEW! Windowsイベントログなどの各種ログを集約してuObserve画面内で一元的に表示 |
LAS | 監視対象サーバ数 | |
パッケージライセンス | |||
基本ライセンス+オプション ライセンス |
【uObserveパッケージライセンス】NEW! 物理CPUソケットライセンス, Cyber Threat Monitoring, AIOPS, ログ解析 ライセンスを含むパッケージライセンス |
uObserve | CPUソケット数 |
導入効果
問題解決の高速化
- CPUやメモリからネットワーク・アプリケーションまで基盤全体の
状態を自動で分析・評価 - 評価(4段階)別に色分け表示
- 過去の解析データを蓄積
▶被疑箇所を素早く簡単に特定します
運用の安定化・合理化
- 各仮想マシンのリソース割当率や使用率をビジュアル化
- リソースの追加/削減の提案を表示
- データに基づいたリソース配分の検討(サイジング)が可能
▶安定運用とコスト削減に寄与します
監視業務の効率化
- 仮想環境の構成情報と通信情報を自動で突合し表示
- 担当者が複数ツールから情報収集/解析する必要なし
- アラーム/自動レポート機能あり
▶自動で幅広い監視を行い、作業者とユーザの満足度向上に貢献します
お客様の声
- 顧客:
- メディア系企業 情シス インフラ担当
- 基盤:
- 仮想基盤とVDI
- 悩み:
- 遅延などの問題があったときに、アプリケーションやインフラ担当など誰が何を対処するべきかを判断する当たりがつけられないことがある。
問題解決に数カ月費やしてしまうことや、未解決の残ってしまう問題もある。
- 導入後感想:
- 何が原因なのか瞬時に問題を切り分けできるようになった。とくに、今までブラックボックスだったアプリケーション側の課題がUilaで証明できることで、問題解決までの時間が数カ月から数時間~数日に短縮されている。