VeEX Inc.

ハンディ型WiFiモニタ/スペクトラム解析ツール「WX150」

無線LANの急速な普及に伴い、無線LANに関するトラブルが急増しています。しかし、当然のことながら無線LANの電波は目に見えないので、トラブルの原因を探るのが非常に困難です。これを解決するためには無線LANを「見える化」し、状況をリアルタイムに把握することが必要になります。VeEX社 WX150は、持ち運びしやすいハンディタイプ、バッテリ駆動のWiFiモニタツールです。無線LANの状況をリアルタイムにモニタリングするだけでなく、スペクトラムアナライザ機能により、無線LAN以外の干渉信号源の把握までこれ1台で可能です。

カタログ

特長

AP/クライアントスキャン

AP/クライアントのSSID、最大レート、MACアドレス、 電波強度、ノイズレベル、SN比、使用チャネル、 セキュリティ設定をリスト化し、無線LANの状況を 一目で確認できます。

APグラフ

各APがどの周波数帯に電波を出しているかを画面上に 表示します。これにより、無線LAN同士で帯域が重なることによる干渉を防ぐヒントになります。

チャネルビュー

各チャネルごとに、そのチャネルで使われているAP数や、チャネルの使用率を表示します。各チャネルを選択して、そのチャネルの詳細情報の表示も可能です。

信号レベルビュー

APごとの信号強度を時系列グラフで表示することができます。データを表に表示させることも可能です。

スペクトラム解析

周波数ごとの電波の信号強度をリアルタイムに表示します。Real-Time FFTグラフに表示される電波の形について、代表的な干渉源の電波の形の例を表示するシグネチャ表示機能も提供しています。これを参考にすることにより、Real-Time FFTグラフに表示されているのが無線LANの電波なのか、その他なのか、その他であれば何の電波なのかを判別しやすくなります。

スループット測定

標準添付のV-ProbeレスポンダをAPに接続することで、無線LANのスループットを測定することができます。実際に、今どれくらいのスループットが出ているのかを数値化し、トラブルの連絡があった時、実際に速度が落ちているのかどうかなどを確認することができます。端末側、サーバ側ともに専用機を使用することで、実効性の高いスループット試験結果を得られます。