マルチビーム搭載小型無人ボート「TriDrone2020」
TriDrone2020とは、無人ボートで世界的に実績のある米国Seafloor社と当社が共同設計した国内初のマルチビーム搭載小型無人ボートです。 近年国内では気候変動による治水対策のために内水面(河川、湖沼)やダムなどの水底調査が年々増加しており、同時に誰にでも現場ですぐに調査が行えるマルチビームが搭載された小型無人ボートの重要が増えています。 当社では、お客様のニーズにあったツールと計測のノウハウ、それに定期メンテナンスを提供することで長く安心してご利用頂ける小型無人ボートを提供しております。
新たなマルチビーム搭載無人ボートの販売予定を延期するとともに本製品の新規販売受付は終了いたします。
特長
- 現地でのオフセット計測およびパッチテスト不要
- 無線通信による陸上PCでのオペレーション
- 自動航行機能
- 重さ:約30kg
- 概算寸法:長さ130cm×幅100cm×高さ45cm
- 最大波高50cmまで対応
- i-Construction対応
- 測深点数最大1024点
- 周波数700kHzの超高分解能
仕様または構成
ボート | 重さ 約 40kg |
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概算寸法:長さ130cm × 幅 100cm × 高さ 45cm | |
最大波高 50cm まで対応 | |
周波数 | 200~400, 450, 700kHz |
ビーム幅 | 1.8 °× 1.8 °@450kHz 1.0 °× 1.0 °@700kHz |
スワス幅 | 130° 70 °(700kHz 設定時) |
測深点数 | 256(最大 1024) |
レンジ分解能 | 12.5㎜ |
実用水深範囲 | 200m |
マルチビーム機能 | オートフィルタ |
オートレンジ | |
スワス角度、スワス方向可変 | |
ロール/ ピッチスタビライズ機能 | |
ロール ピッチ精度 | 0.04°(SBAS 補正時)/ 0.025°(POSPac 適用時) |
ヒーブ精度(リアルタイム) | 5cmまたはヒーブレンジの 5% |
ヒーブ精度(後処理) | 2cm またはヒーブレンジの 2% |
ヘディング精度 | 0.085°(1.5m ベースライン時) |
測位精度 | 0.5m~2m(SBAS 補正時 ) / 8mm+1ppm x ベースライン長 (POSPac 適用時) |
システム構成
標準パッケージ
- 小型無人ボート:TriDrone
- マルチビーム測深機:Sonic2020 (700kHz出力対応)
- 慣性GNSSジャイロ:POS MV SulfMaster OEM
- 音速度プロファイラ:AML-3
- 表面音速時計:AML-1
- 収録用ソフトウェア:HYPACK SURVEY & HYSWEEP
- 解析用ソフトウェア:HYPACK OFFICE & HYSWEEP OFFICE
- データ収録用内蔵PC
- リモートコントロール用陸上PC
- リモートコントロール用プロポ
- 移動専用台車
- バッテリー、充電器各6個
- モバイルルータ―(通信費はお客様負担)
- 納品から1年間の無償保証
- 納入トレーニング
- 定期点検サービス(別途有償)
アプリケーション
- 河川測量
- 港湾測量
- ダム測量