CARIS Onboard 海洋測量・調査データオンライン自動処理ソフトウェア
特長
自動処理プロセスをグラフィカルかつ簡単に構築できる「Process Design」
自動処理のために必要なワークフローをGUIベースで編集・構築できるツールです。
それぞれのワークフローではパラメータやデバイス、フィルタなどの設定を行い、それらをON/OFFするだけで簡単にユーザー独自のデータ自動処理システムが出来上がります。
「HIPS and SIPS」準拠のデータ処理ツール群
計測システムで収録されたデータはほぼ自動で読み込まれ、フローに従って処理を進めます。この処理一つ一つの内容は、同社製品「HIPS and SIPS」の定評ある処理内容と同等のものです。このため、ユーザーはオフラインで後処理を行うのとほぼ同等の結果をオンラインで手に入れることができます。
高度なデータ品質管理
TPUパラメータを搭載プラットフォーム、機器仕様などを用いて統合的に管理することができ、実際に取得した測深データ全てに対して自動的に統合伝播誤差を計算します。
計算されたTPUは測深点1点ごとの属性として付与するすることが可能で、ノイズフィルタリングやCUBEなどのグリッド地形作成時のパラメータとして利用できるほか、前述の各エディタ画面で確認することが可能です。
高度なフィルタツール群
CUBE、VRSやSwathAngleなどのグリッド地形(リファレンスサーフェス)を使用し、正確なデータ品質確認をしながら広範囲のデータを高速にフィルタリングすることが可能です。