第27号

特集
くるまと電磁波が共存する未来

2019.01発行

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特集記事

第27号 くるまと電磁波が共存する未来 紹介

私たちを取り巻く電磁環境や通信技術は、さまざまな新技術の急速な実用化により大きく変化しています。通信機器やIT機器はもちろん、自動車においてもECU(電子制御ユニット)をはじめとした電子機器の搭載、電動化、自動運転技術の普及、無線通信の自動車への適用など、120年にわたる歴史の中で大きな変革期を迎えています。
これらの技術の普及に伴い、誤動作を防止するための電磁両立性(EMC)や無線通信技術利用のサポートなど、求められる計測技術はますます複雑化しています。今後、ICT(情報通信技術)や無線通信技術を活用した完全な自動運転を目指すためには、さらに厳しい電磁両立性への適合確認や無線通信品質の試験が必須となります。
本号では、自動車を取り巻く電磁環境に対する新しい計測技術をご紹介いたします。

監修者紹介

株式会社東陽テクニカ EMCマイクロウェーブ計測部 部長

今泉 良通

1987年入社。高周波技術部門で技術サポートを担当後、営業部に移籍。EMCを中心に電磁波を利用した計測システムの販売を担当。子会社TOYO Corporation China総経理を兼任し中国市場を開拓中。