第25号

特集
海中と海底の探査

2018.01発行

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特集記事

第25号 海中と海底の探査 紹介

東陽テクニカの海洋計測の歴史は古く、水中調査に関わる多くのお客様から信頼をいただいております。現在主流となっている浅海用マルチビーム測深機による海底探査は当社が初めて日本に紹介し、強い技術サポートを軸に浅海用マルチビーム測深機の普及活動を行い、海底探査の発展に大きく寄与してまいりました。東日本大震災の際には、マルチビーム測深機を中心にボランティアとして港湾再建のための計測に協力しました。さらにテレビ放送された旧日本海軍の「伊402」潜水艦の発見にも協力するなど、計測に関する技術力は多くの方々より高い評価をいただいています。
今回の東陽テクニカルマガジンは「海中と海底の探査」と題し、海洋計測部が担当。3つの特集記事とスペシャルコンテンツでは、海没潜水艦調査、水中考古学調査、海中物体イメージング、水中ロボットコンテストと多様な水中調査技術について紹介しています。本号により、普段あまりなじみのない最先端の水中用音響機器が私たちの身の回りでどのように活躍しているか、皆さまに知っていただく良い機会となれば幸いです。

監修者紹介

株式会社東陽テクニカ 取締役

加藤 典之

2015年に海洋関連計測機器の管掌取締役に。海洋計測部の最重要計測器であるマルチビーム測深機のビジネスをさらに強化すると共に、重要性が増している海洋セキュリティー分野の強化を図っている。