特集 01
2016.04発行
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エレクトロニクス分野における新材料は、省エネや製品の機能・品質向上などを目的として開発され、日本が得意とする“ものづくり”の基礎を成しています。特にグローバル市場で高いシェアを獲得している日本の自動車産業が今後も優位性を維持していくために、新材料を開発して製品に活用し続けることは必須です。
本号は、東陽テクニカのナノイメージング事業で取り扱ってきた三種類の装置、走査電子顕微鏡(SEM)、薄膜硬度計(ナノインデンター)、X線マイクロCTを利用したナノ・マイクロ領域における最先端の材料評価方法を特集しました。
これらの装置は汎用的に普及しているものですが、装置自体は日々性能・機能面で向上を続けており、さらに新たな観察手法との相乗効果によって、従来よりも構造が複雑で微細化してきた新材料に対し、より鮮明に可視化(イメージング)できるなど、早くて正しい判断が可能となっています。
自動車関連への応用例に注目し、グローバルな産業競争を勝ち抜くための最新評価技術をご紹介します。