起動停止模擬試験による水電解セルの耐久評価

起動停止模擬試験による水電解セルの耐久評価

水電解では劣化促進評価として定電流・定電圧制御による起動停止模擬試験が用いられます。
再現性良く起動停止模擬試験を実施するためには、電流制御と電圧制御の両方を行うことができる電気化学測定システムを使用する必要があります。
また、定電流制御から定電圧制御に移行する際に逆電流が発生しサンプルに悪影響を与えてしまうことがありますが、電流と電圧制御の間に電圧掃引制御を組み込むことで逆電流の発生を低減させることも可能です。
Bio-Logic 社製電気化学測定システムではどのモデルにおいても、電流制御と電圧制御、電圧掃引の機能を搭載しています。加えて、制御用ソフトウェアであるEC-Lab では任意の測定テクニックを組み合わせてシーケンスを組むこともできるため、サンプルに合わせて 最適な評価を行うことが可能です。

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株式会社東陽テクニカ 脱炭素・エネルギー計測部