物性評価ソリューションマガジン Vol.19

ハイエンドテスラメータのご紹介

平素は弊社製品をご愛顧いただき誠にありがとうございます。理化学計測部 物性チーム メールマガジン担当です。

新年を迎えてから緊急事態宣言の再発令、初めての大学入学共通テストの実施、オリンピック/パラリンピック関連の話題などたくさんの出来事があり、そのせいか気づけばもう3月、年度末ですね。

年度末でお忙しいことと思いますが、来年度の実験のご準備や、温度センサをはじめとする消耗品の備えはじゅうぶんでしょうか。

本メルマガでもご紹介させていただきますが、現在年度末キャンペーンを実施中です!
今からでも年度内に納品可能な製品も取り揃えておりますので、この機会にご検討をお願いします。

1.ハイエンドテスラメータ F71型(3軸)/F41型(1軸)のご紹介

ホール素子を用いたテスラメータは測定レンジが広く測定が容易なため、磁石の測定以外に下記の様な安全検査にも使用されています。

【強誘電体特性評価システム 「FCE10シリーズ」の特長】

  • MRI装置の漏洩磁場測定
  • 磁石を用いた玩具の安全基準検査
  • 食品製造ライン金属検出機の点検・校正 など

このような磁場測定ですが、正確に測定し評価できていますか?
実は非接触な磁場測定は様々な測定誤差要因が存在しているのです。

誤差要因の1つに『測定環境の温度変化』が挙げられます。一般的にホール素子は温度係数を持っているため、温度変化により測定値は変化してしまいます。これを『温度ドリフト』といいます。

さて、今回ご紹介するF71型/ F41型では【TruZero(TM)テクノロジー】という新技術が用いられており、測定誤差要因である温度ドリフトを小さくしました。

【TruZero(TM)テクノロジー】製品詳細

また、この機能は従来のゼロ点調整を不要にするため、常に正確な測定も可能となりました。 さらに温度補償機能を組み合わせることで、読み値の温度ドリフトはとても小さくなりました。

これによりF71型/F41型は電源を入れるだけで、正確な磁場測定が可能になり、測定前・測定中のゼロ点調整の煩わしさからも解放されました!
基本的なご使用方法であれば、マニュアル不要と言えるほど操作は簡単です!

さて、温度ドリフト以外の誤差要因・その対策【TruZero(TM)テクノロジー】のデモンストレーションは以前開催したオンラインセミナーで詳しくご紹介しております。

過去オンラインセミナーのレコーディング動画は、弊社オンラインストアにて無償で入手可能です。
入手方法は本メルマガの最後でご紹介しております。ご興味のある方は、ぜひ参照ください!

▼ 本製品・年度末キャンペーン 2021/3/31まで♪ shopping_cart  オンラインストア

2.年度末キャンペーンのご案内

2021年3月末日までのご発注を対象とした年度末キャンペーンを行っております。
対象製品は、温度コンロトーラ、温度センサ、テスラメータ、信号発生器など幅広い製品ラインアップとなっております。
弊社で在庫を持っている製品も多数ございますので、年度末納品にも十分間に合います。余り予算の使い道として、ぜひご参考にしてください。

▼ 年度末キャンペーンは終了しました

3.2021年第68回 応用物理学会春季学術講演会内オンラインセミナーのご案内

2021年第68回(2021年3月16日(火)~19日(金))
応用物理学会春季学術講演会(オンライン開催)にてセミナーを実施いたします。

  • タイトル:半導体評価ソリューションのご紹介
  • 開催日時:2021年3月19日(金)12:30~13:00

▼ お申込みは終了しました

セミナーでは半導体計測について、計測器の最新情報や弊社独自のソリューションをご提案させていただきます。

▼ 詳しい参加方法はこちら♪ 応用物理学会公式サイト  launch

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