電気化学ソリューションマガジン Vol.12
充放電評価の効率化
平素は弊社製品をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
突然で恐縮ですが、納期でお困りではないでしょうか?
新型コロナウイルスの影響・半導体不足をはじめとするサプライチェーン破綻により、装置や設備の納期が長期化しお困りの方も多いかと予想しております。
そんなお客様に朗報です!
当社では即納・短納期の“電気化学測定システム”や“充放電システム”が多数ございます!!
納期遅延にて今年度の導入をあきらめかけていた製品がないか、ぜひご確認ください。
他方、働き方改革やコロナウイルス感染対策のリモートワーク普及により、職場の働き方の見直しが求められているかと思います。
そうした中でも、特に二次電池評価の基本である充放電評価は時間も手間もかかるものが当然とお考えのお客様も多いのではないでしょうか。
ですが、最新の充放電システムでは便利な機能を搭載しており、工数および評価時間削減を可能にしています。
今回のマガジンでは短納期製品をご紹介しつつ、当社製品による充放電評価の効率化についてご紹介いたします。
1.即納・短納期・年度内納品、対応モデル多数です!!
当社取り扱いの、電気化学測定器・充放電装置はまだまだ短納期にてお届け可能です。
納期でお困りの方はぜひ当社へご相談ください。
※モデル毎に納期差がございます。
※メール配信当時(2021/10)の在庫です。ご注文時には納期をご確認ください。
2.充放電評価の効率化
BioLogic社の電気化学測定システムは有名ですが、充放電システムも販売しております。
このシステムが搭載しているユニークな機能と、提供できるソリューションをご紹介いたします。
【ソリューション1:インピーダンス・温度制御の自動化による工数削減・時間短縮】
BioLogic社の充放電システムは充放電試験だけでなく、電気化学インピーダンスやCV(サイクリックボルタンメトリー)測定に対応しています。
この機能により温度制御・充放電試験・インピーダンス測定を配線替えすることなく自動測定可能となります。
自動測定を行うことで、測定の工数を削減し、待ち時間を短縮します。
従来の方式では手間がかかるため、インピーダンス測定などの測定回数を減らしていたお客様も手間をかけることなくたくさんのデータ取得が行えるようになります。
【ソリューション2:高確度制御・高確度測定】
このシステムは18bit分解能のADC(アナログデジタルコンバーター)を搭載しています。
一般的な装置は16bit分解能であるため、この装置が通常の装置よりも4倍もの高分解能にて測定を行えると言えます。
制御・測定において非常に優れた能力を搭載していますので、「低レートでの充放電」、「クーロン効率評価」「エージング評価」「コイン電池や表面実装用の低容量電池試験」にて高精度な評価を提供することが可能となります。
【ソリューション3:省スペースシステム→フットプリントを低減】
充放電設備の増設においてフットプリント(設置場所)の確保は避けることが出来ない問題です。
「「BCS-8XXシリーズ」は省スペースシステムであるため、最大±15Aの試験を行える大電流モジュールを19インチラックに最大6台(48チャンネル)搭載してご提案できます。
加えて、±15Aの制御に対応したモデルは、並列接続を行うことで120Aの試験も実施できます。
【ソリューション4:遠隔化】
出社率が制限され在宅勤務が推奨される中、研究開発のスピードは落とせず苦労されている声を多数お聞きします。
本システムはリモートデスクトップにより、遠隔操作を導入した実績がございます。
装置が異常停止した場合に【メールで通知をすることができるオプション】もございます。
このオプションにより、昼夜運転や在宅勤務中など装置から離れている時に問題が生じた場合でも担当者がすぐに異常を検知することが可能です。
この他、様々な機能がございますのでお時間がございましたらWEBページをご確認いただけますと幸いです。
© TOYO Corporation