近年、カーボンニュートラル社会を目指し様々な技術開発が行われています。 |
株式会社東陽テクニカ |
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水電解の種類
PEM型水電解
電解質に固体高分子膜(PEM:Polymer Electrolyte Membrane)を
使用した電解方法です。
カソード反応:4H++4e-→2H2
アノード反応:2H2O→O2+4H++4e-
構造はPEMの両面に電極触媒層を接着、PTL(Porous Transport Layer)を圧着しMEA(Membrane Electrode Assembly)と呼ばれるかたちをとります。アノードで生成されたH+はPEMを通過し、
カソード側で水素となります。作動温度は100℃程度です。
Ir触媒やPt触媒など貴金属を使用するためコストは高めですが、
高い電流密度が得られ、電解効率の良い手法となります。
測定機器
AEM型水電解
電解質にアニオン交換膜(AEM:Anion Exchange Membrane)を
使用した電解方法です。
カソード反応:4 H2O+4e-→2H2+4OH-
アノード反応:4 OH-→O2+ 2H2O +4e-
PEM型水電解と同様にMEA(Membrane Electrode Assembly)の構造を取ります。カソードで生成されたOH-がAEMを通過、アノードに移動し水と酸素を生成します。動作温度は100℃程度です。
AEM型水電解では、アルカリ性の水溶液(KOHなど)を使用するため、非貴金属触媒(NiやFeなど)が使用可能で、PEM型と比べて
コストを抑えた水素製造が可能です。
測定機器
アルカリ型水電解
電解質にKOH水溶液などのアルカリ水溶液を使用する電解方法です。
カソード反応:4 H2O+4e-→2H2+4OH-
アノード反応:4 OH-→O2+ 2H2O +4e-
AEM型水電解と同様にアルカリ環境下のためNiやFeといった非貴金属触媒を使用することが出来るため、低コストで製造することが可能です。 また、低コストで製造できるため大規模化に適した手法でもあります。
測定機器
水蒸気電解(SOEC)
電解質に固体酸化物電解質を使用する電解方法です。
カソード反応:H2O+2e-→H2+O2-
アノード反応:2O2-→O2+4e-
他の電解方法と異なり、700℃~1000℃程度の高温で動作することで、必要な電力が低減し高効率な電解を可能とします。
カソードで生成されたO2-が固体電解質を通過、アノードに移動することで酸素が発生します。
測定機器
評価方法
電解評価
電解セルの電解・非電解状態での特性評価に必要な電解評価装置・電気化学測定システムを取り扱っております。
電解評価装置と計測器を連動可能で、電解・非電解をシーケンシャルに自動測定可能です。
測定機器
電極触媒活性評価
TIPS
セレクションガイド
電解評価システム
水電解システム Auto EFC |
高露点ガス供給システム HDPG-95 |
燃料電池評価装置一元管理ソフト TFTソフトウェア |
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特長 |
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回転電極/膜抵抗測定装置
RRDE 回転電極システム BluRev | EMMS-300 | |
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特長 |
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電気化学測定システム
SP-150e | HCP-803 | FlexPシリーズ | |
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特長 |
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※10 kHz以上かつ50W以上の出力で製品を利用する場合には、高周波利用設備として許可申請が必要となります。
SP-300 | HCV-3048 | |
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特長 |
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※10 kHz以上かつ50W以上の出力で製品を利用する場合には、高周波利用設備として許可申請が必要となります。