脱炭素／
エネルギー

このパッケージは平面に接着またはクランプして使用する小型パッケージです。内部はアルミナ基板の上にセンサー素子がマウントされた構造になっていて、上面は真空シールされた金属のキャップが付いています。パッケージの上面と下面は金メッキされています。

このクランプはSDセンサーをスプリングでサンプルの表面に押し付けながらコンタクトします。そして、容易にセンサーを取り外したり交換したりできます。センサーの取り付け位置を頻繁に移動する場合は別売の追加クランプをご利用下さい。

銅製ボビン内の平面にSDパッケージのセンサーが半田付けされており、センサーのリード線はサーマルアンカーの効果を得るためにこのボビンに巻き付けてあります。取り付け用のネジは別途ご用意下さい。3.0mmのネジでは取り付けられませんのでご注意下さい。DIタイプは上記のセンサーのリード線が2本になったタイプです。

このセンサーはCUパッケージより少し大きく、またネジ穴がボビンの中心に位置しています。形状が少し大きいため堅牢です。3.0mmのネジでは取り付けられませんのでご注意下さい。

シリンダ状に空けた穴に取り付けやすいように円柱に近い形状をしたタイプです。直径3.2mmの穴に挿入できるように設計されています。

マウントブロックにSDタイプのセンサーが半田付けされており、リード線もサーマルアンカーの効果を得るため酸化ベリリウムを挟んでマウントブロックに固定されています。一般にリード線からセンサー素子への熱流入は大きく、正しくサーマルアンカーを設けないと温度測定誤差を大きくします。このタイプのマウントアダプタはリード線とセンシング素子の温度を同一にしますので、問題を小さくします。

ネジタイプのマウントアダプタ付きセンサーです。6角ネジの頭の一面にセンサーを取り付ける為の掘り込みがあり、ここにSDタイプのセンサーが半田付けされています。ネジには標準的なインチネジ（SAE6-32）が切ってあり、サンプル側の取り付け穴にねじ込んで固定します。

このマウントアダプタはETタイプと似ていますが、ネジの頭部に切り込まれた隙間にセンサー素子が取り付けられていることと、メートル規格のネジ山が切られていることが異なります。