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Q【MX/RSシリーズ】LANオプションで接続ができないのですが…。
LAN制御の場合、Baud rateを460800にする必要があります。前面パネルより下記手順でBaud rateの確認および設定を行ってください。
MENU 3 > UTILITY > UTILITY 1 のGPIB/RS232 SETUP の”RS232 BAUDRATE”
Q【MX/RSシリーズ】昇圧/降圧トランスに接続して利用しようとしたらOutput Voltage Faultエラーが出て出力できないのですが、どうすればよいでしょうか?
MX/RSでは内部電圧測定機能を利用し、設定した電圧から10%以上のずれが生じた場合にエラーが発生して出力が止まります。トランスなど誘導成分が多い供試体に接続して使用する場合には、前面パネルより下記手順でALC設定を”ON”から”REG”に変更して使用してください。
MENU 3 > UTILITY > VOLT/CURR CONTROL > VOLT ALC
なお、ALCは「Automatic Level Control」の略でそれぞれ設定に対する動作は下記の通りです。
- ALC ON 内部電圧測定機能を使用し、電圧エラーが出ると出力OFFにします。
- ALC REG 内部測定機能を使用しますが、電圧エラーが出ても継続して出力します。
- ALC OFF 内部測定機能を使用しません。このモードは推奨されません。
Q【Asterion ACシリーズ】単相100Vで使用したいのですが、注意事項はありますか?
L1-L3間に100V入力しないで下さい。故障します。L1-L2間に接続してください。(写真参照)
また、1500VA以上のモデルはディレーティングがかかりますので、ご注意ください。ディレーティングについてはデータシートまたはAsterion ACの製品ページの仕様をご参照ください。
Qマニュアル通りに並列接続を実施して起動したのに「Error:MSP」のアラームが出ます。 何か問題があるのでしょうか?
特に問題ありません。起動時には必ず表示されます。
9000シリーズは自動的にアラームが消えますので、消えたら使用可能です。
10000シリーズはマスター装置のOKボタンを押してアラームを消してからご使用ください。
Q購入した代理店が分からないのですが、修理できますか?
Q装置を平積みすることはできますか?
Q電源を落とす時に「Alarm: PF」が数秒間表示されるのですが、何か問題があるのでしょうか?
Q並列接続の際にShare Busを接続するよう指示がありますが、何のためですか?
Q「Alarm:OT」「Alarm:Safety OVT」というエラーが表示されます。何か問題があるのでしょうか?
Qアラーム/イベントにおけるSignal/Warning/Alarm/Protectの違いを教えてください。
Signal | 画面上部に警告が表示されるのみです |
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Warning | 警告が表示されるのみです |
Alarm | 出力をOFFにします 内部電源モジュールへの電源供給は止めません |
Protect | 出力をOFFにします 内部電源モジュールへの電源供給も止めます |
Q出力をONにしようとすると「Alarm:OVP」「Alarm:OCP」「Alarm:OPP」これらのアラームが表示されて出力できません
いずれも出力設定値がプロテクション設定より大きい(あるいは小さい)ことが原因の可能性があります。
タッチパネルの[SETTINGS] > [Protection]より「OVP」「OCP」「OPP」の設定値を確認して下さい。
上記を変更しても解決しない場合は故障の可能性があります。すぐに電源を落とし、当社技術部までご連絡下さい。
Q入力コネクタが壊れたり紛失したりした場合、日本で購入できますか?
購入可能です。以下情報をご参照ください。
PSB9000シリーズ | 型番:831-3105 (メーカ:WAGO) |
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PSI9000シリーズ | 型番:1967391 (メーカ:Phoenix Contact) |
ELR9000シリーズ | 型番:1967391 (メーカ:Phoenix Contact) |
PSB10000シリーズ | 型番:832-1105/037-000 (メーカ:WAGO) |
QフロントパネルのUSB端子からUSBフラッシュメモリのCSVファイルを取り込みやデータを保存する際に注意点はありますか?
以下3点の注意事項があります。
①USBフラッシュメモリ直下(ルートフォルダ)に「HMI_FILES」という名前のフォルダを作成してご使用ください。
②csvファイル名を付けて保存する際は、xCSV UTF-8では保存しないで下さい。
③USBのフォーマット形式は下記のようにして下さい。
ファイルシステム:FAT32
アロケーションユニットサイズ:4096バイト
QEA Power controlをLANで接続したいのですが、どうしたらいいですか?
あらかじめフロントパネルにて[Menu] > [Communication] > [IP setting]で装置のIPアドレスを確認し、制御用パソコンのIP設定を装置に接続可能なように(直結の場合は同じサブネットのIPアドレス)設定しておきます。
制御用パソコンと装置をLANケーブルで接続(スイッチングハブ経由でも可)した後、EA Power Controlのソフトウェアを起動し、[Configuration] > [LAN]より装置のIPアドレスを入力します。
[Search for devices]で見つけるために[Configuration] > [General]で「LAN」にチェックを入れます。(下図参照)
Q【ETSシリーズ】出力をONにしても出力されないのですが、故障でしょうか?
Qプローバーの真空チャンバー窓部分に結露が発生するのは正常ですか?
サンプルステージからの放射冷却により真空チャンバーの窓が冷やされ水蒸気が結露する可能性があります。特に湿度の高い環境では、低温での測定中に観察窓の外側に結露が生じる可能性があります。過度の結露はプロービングを困難にする可能性があり、窓をクリーニングするか、曇り止め処理する必要があるかと存じます。ただし窓や蓋に霜が生じる場合は、チャンバー内の真空レベルが高すぎる可能性があり、真空ポンプまたはチャンバーの真空シールに問題がある可能性を示しています。
Qサンプルステージのクリーニング方法を教えてください
サンプルステージのクリーニング方法については、ステージ上で何が使用されたかによって異なります。ステージの金メッキが剥がれてしまうため、研磨剤を使用したり、ステージを擦らないでください。ほとんどの接着剤は、アセトンを塗布した柔らかい布で落とし、イソプロピルアルコールですすぐことができます。
アピエゾンNグリースはアルコールやアセトンに溶けないため、キシレンで取り除く必要があります。VGE7031ワニスを使用した場合は、サンプルを取り外し、サンプルステージをエタノールとトルエンが1:1の溶液に浸して洗浄できます。
Qプローバーでの微小電流測定に同軸ケーブルは使用できますか?
微小電流測定の場合、同軸ケーブルではリーク電流が発生する可能性があり推奨されません。一方、トライアキシャルケーブルを使うと微小電流測定のために、プローブアームのフィードスルーとケーブル、およびプローブチップがプローブ先端に対して完全にガードされるため、リーク電流を除去できます。
Qプローバーの温度を変化させるたびにプローブを持ち上げて、改めて接触する必要があるのはなぜですか?
サンプルステージの温度が大幅に上昇すると熱膨張により、接触していたプローブ先端が電極から離れるほど移動する可能性があります。例えば4.2 Kから室温に温めると、プローブは400μmほど動くことがあります。そこでこの問題を解消する製品としてレイクショア社のCVT(フレキシブル)プローブがございます。CVTプローブは熱膨張や熱収縮によるアームの長さの変化を吸収するように設計され、温度を変化させても接触位置を保持できるようになりました。
Qサンプルステージの選択する時、グランドタイプと絶縁タイプはどのように使い分けたら良いのでしょうか?
LakeShore社プローブステーションにおける代表的なサンプルステージとしてグランドタイプと絶縁タイプがあります。
絶縁タイプのサンプルステージは、チャンバーのグランドとサンプルを絶縁します。不純物をドープした半導体ウエハーのように、チャンバーへのリークを防ぎたいサンプルの測定に推奨されます。
対照的に、LakeShore社各プローブステーションに標準で付属しているグランドステージはより一般的な測定用です。特にサンプルが絶縁性の高い基板上にある場合は、幅広いアプリケーションに適合します。このステージはサンプルの裏面がシステムアースに保持されているためグランドステージと呼ばれます。