高精度クーロメトリーを用いた高精度クーロン効率測定法は、2010年にカナダ・ダルハルジー大学（Dalhousie Univ.）のJeff Dahn教授により初めて提案されました。高精度クーロン効率測定を行うことで、従来では長期間の充放電サイクル試験が必要であった電池寿命の予測が、短時間で行うことができます。

また、高精度電流制御・計測による容量－電圧曲線のわずかな差異から、電解液の分解、副反応およびLiイオンの失活などを推察できます。

NOVONIX社の創業メンバーは、Dahn教授の高精度クーロメトリーの開発プロジェクトに携わっており、装置の要件、測定手法の利点、データ解析を深く理解し、UHPCシリーズ 超高精度クーロメトリーの製品化に成功しました。

UHPCシリーズは典型値10ppm以下の高安定度、50ppm以下の高確度での充放電試験を行うことができ、クーロン効率を高精度に算出することができます。