8500 大容量充放電装置
8500は、最大1000V/1000A/900kWまで対応できるモジュール・パック電池向けの充放電装置です。チャンネル数、電流・電圧範囲に応じたカスタマイズでのご提案ができます。放電中のエネルギーはグリッドに回生して無駄な熱を排出しない設計です。
株式会社東陽テクニカ 理化学計測部
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Mail:keisoku[at]toyo.co.jp
特長
モジュール及びパック用
最大1000V、1000A、900kWまで対応します。
ご希望の仕様にあわせてシステム提案可能
シリーズ8500ではお客様のご要望にあわせて、最大900kWクラスまで システムの仕様をカスタマイズすることが可能です。
装置をご検討の方は下記の仕様をお伝えいただければ、装置のご提案をいたします。
- チャンネル数
- 電流/電圧範囲
- 電流レンジの数
- その他オプション
柔軟性の高いソフトウェア (任意波形機能/関数機能あり)
ソフトウェアはエクセルライクであるため使い勝手がよく、柔軟性の高い試験パターンを構築可能です。
加えて、実測のデータから試験パターンを構築できる任意波形(waveform)機能や測定中に得られたデータを演算してカットオフ条件として使用できる関数(Function)機能を搭載しています。
これらの機能を使用すれば、実際の負荷パターンや複雑な充電パターンも容易に再現することを可能にします。
CAN、SMBによる通信も可能
CAN(Controller Area Network)やSMB(System Management Bus)通信が可能。
各ステップの開始/終了時にCANによるデータ取得/送信を行うことが可能です。
Protocol 2.0A、 2.0Bに対応しています。
またSMBで得たデータを関数機能の引数として使用することも可能です。
放電時はグリッドに回生
放電中の電気エネルギーがACグリッドに戻されます。エネルギーコストを削減し、追加の冷却システムは不要で、環境にやさしいシステムです。
900kWまで対応
仕様
標準仕様 | |
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出力/制御電圧 | 最大1000V |
出力/制御電流 | 最大1000A |
出力電力 | 最大900kW |
電流レンジ | 最大2レンジ |
制御確度 | 電流:±0.1% F.S.R. +読み値の 0.2% 電圧:±0.05% F.S.R. +読み値の0.02% |
測定確度 | 電流:±0.05% F.S.R. +読み値の 0.1% 電圧:±0.05% F.S.R. +読み値の0.02% |
制御モード | 定電流(CC)、定電圧(CV)、 定電流(CP)、Waveform |
サンプリングレート | 最大100Sa/sec |
オプション
外部電圧測定(Auxiliary Voltage Inputs)オプション
外部電圧測定オプションを使用することで直列に接続したセルの各セルの電圧をモニターすることや参照極を設けたセルの正極、負極の電圧をモニターすることが可能です。
熱電対/圧力測定オプション
電圧のほかにも、熱電対や圧力計を接続できるオプションもございます。熱電対入力はチャンネル間絶縁を行うことで±0.01℃の安定性での温度測定を可能としています。
CAN/SMB通信オプション
関数(Function)機能
ソフトウェアはエクセルライクであるため使い勝手がよく、柔軟性の高い試験パターンを構築することが可能です。
測定中に得られたデータを演算して試験の終了条件などに使用できる関数(Function)機能を搭載しています。
この機能を使用すれば、複雑な充放電パターンも再現することを可能にし、加えて放電容量の変化に応じて測定を終了させたり、試験パターンを分岐させたりすることが出来ます。
関数(Function )機能のウィンドウ
任意波形(Waveform)機能
ソフトウェアはエクセルライクであるため使い勝手がよく、柔軟性の高い試験パターンを構築することが可能です。
加えて、実測ののデータから試験パターンを構築できる任意波形(waveform)機能を搭載しています。
これらの機能を使用すれば、実際の負荷パターンを再現することを可能にします。