ワイヤレス振動センサ SVT-Aシリーズのご紹介
製品情報
Broadsens社のワイヤレス振動センサ SVT-Aシリーズについてご紹介いたします。 SVT-Aシリーズは、高度な機能を備えた超低消費電力のワイヤレス振動センサです。 最高25.6kHzの高サンプリング周波数の振動生波形データ(時系列データ)を取得できるため、解析も含めた状態監視に最適です。
特長について
SVT-Aシリーズには、SVT200-A、SVT300-A、SVT400-Aのラインアップがあります。 SVT200-Aは、測定レンジが+/-2g、+/-4g、+/-8gで、3つのモデルの中で最も高い感度を備えています。SVT300-Aは、測定レンジが+/-2g、+/-4g、+/-8g、+/-16gで、優れたS/N比で一般的に使用される加速度範囲をカバーしています。 SVT400-Aは、測定レンジが+/-8g、+/-16g、+/-32g、+/-64gで、加速度が最大64g までの高振動環境に最適です。
測定レンジはBroadsens社のエッジコンピューティングワイヤレスゲートウェイに内蔵されているBroadVibraソフトウェアを介して調整が可能です。
SVT-Aシリーズは、業界最高のバッテリー効率を提供します。センサがアイドル状態のときの標準消費電流は2.1uAです。リアルタイムモードでは、平均消費電流はデータの取得と送信を含めて200uA未満です。
ベース材料は、軽量用途向けのアルミニウム合金と、腐食性の高い環境向けのステンレス鋼と、2種類のオプションがあります。一般的な用途では、軽量で振動監視への支障が少ないアルミニウム合金をお勧めしますが、ステンレス鋼仕様でも、他社の一般的なワイヤレス振動センサに比べるとはるかに軽量なため、大きくて重い振動センサで懸念されるような振動測定の精度に影響を及ぼすリスクを軽減します。
このように、ワイヤレス振動センサ SVT-Aシリーズは、さまざまなサンプリングモードで50Hzから最大 25.6kHzまでサンプリングレートを調整でき、高度な振動分析を行うことが可能です。 機械の状態監視や予知保全の目的に最適です。