ベアリング故障検知用トランスミッタ「682C05」のご紹介
製品情報
PCB Piezotronics社製のベアリング故障検知用トランスミッタ「682C05」についてご紹介します。
ベアリング故障検出用トランスミッタ682C05
状態監視をする上で最も重要なことの一つが、監視するパラメータをいかに簡略化して、コストを抑えたシステムを組み立てるか、ということです。その一つの手法として、振動レベルを簡単な4-20mAの電流出力に変換して監視する方法があります。
ベアリング故障検知用トランスミッタ「682C05」は、上記を叶えた、ベアリングの状態監視を目的に開発されたトランスミッタです。
「682C05」は、軸受損傷に起因した高周波帯の振動を対象とした出力と、アンバランスなどの低周波帯の振動を対象とした出力の2種類の4-20mA電流信号を出力します。これらの信号をPLCなどのデータ収録装置に入力し監視することで、振動レベルの増大が、軸受損傷か(高周波帯の4-20mA信号が大きいのか)、もしくは軸受損傷ではないのか(アンバランスなどの低周波帯の4-20mA信号が大きいのか)を切り分けることができます。また、振動の生信号を計測できる端子も備えているため、その後の詳細分析を行うことも可能です。
4-20mA電流信号出力イメージ
東陽テクニカでは、センサから収録機、監視ソフトまでのトータルなご提案を行っております。また、詳細分析用のFFT解析装置のご提供や、分析サービスのご提供も行っております。状態監視でお困りの際は是非、弊社までご相談ください!