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機器選定ガイド(基本編)

概要

ここではトルク計測の要求仕様や設備の安全仕様を確認し、トルク計・負荷装置・治具・安全装置などを組み合わせたシステムを選定・設計する方法を解説したガイドシート(PDF)を提供しています。 選定した結果は、例えば価格を抑えて簡易的に試験をする最小構成となるか、自動で試験ができる構成となります。

下記の4つのステップに沿って主要構成品(トルク計 ・ ブレーキ ・ コントローラ ・ ソフトウェア)の選定を行うことができます。

【選定結果の例】

1.最小構成

トルク計の値をパソコンで収集、
ブレーキ負荷を手動操作。

選定:トルク計・ブレーキ・モータ固定台

2.自動試験構成

DSP7001コントローラでブレーキ負荷制御と
トルク・回転計測を同時に自動で実行。

選定:トルク計・ブレーキ・モータ固定台
   ソフトウェア

選定ステップ1:トルク計(トルク・回転数)

ここでは両軸型のトルク計の選定方法について説明しています。試験の要求仕様として必要な最大トルクと最大回転数を確認します。

選定ステップ2:ブレーキ負荷(トルク・回転数・出力)

ステップ1の最大トルクと最大回転数に加えて、試験要求のモータ出力を確認します。ブレーキはモータ出力を熱に変換するため、発熱量が大きい場合は空冷タイプのブレーキを選択します。

選定ステップ3:「トルク計 + ブレーキ」組み合わせか、一体型ダイナモメータか

開発・設計の用途では、高精度や拡張性の面からトルク計+ブレーキを選定することが多く、出荷検査の用途では、堅牢性や校正の面からダイナモメータを選定することが多いです。ステップ1とステップ2でトルク計+ブレーキを選定した場合でも、ここでダイナモメータを選定するか検討してください。

選定ステップ4:コントローラ、ソフトウェア

ここでは、具体的にどのように装置を使うか、どのような試験手順かをイメージしながら制御機器を選定します。

選定内容の確認:トルク試験ベンチ部

ステップ4まで完了したら、試験要求と選定が合っているか確認します。

ここまでのステップで、試験に必要な主要構成品を選定することができます。

PDFのガイドは、それぞれの選定ステップの詳しい解説と書き込めるシートとなっていますので、ダウンロードしてご利用ください。

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