FAQ
OROS社 OR3x
アナライザ全般
ID.x172
Q. NVGateオートレンジの使用方法(ハンマリング)
ハンマリングなどの試験のときオートレンジ動作を実行すると、簡単に入力レンジを適切なレンジに自動設定できます。設定方法と使用方法は以下のとおりです。
A.
オートレンジ設定方法
1. 入力プロパティ
アナライザ設定ブラウザのフロントエンド/入力の上でマウスを右クリックして入力プロパティを開いてください。下図の入力プロパティウインドウが表示されます。
2. 入力プロパティのオートレンジ可能をOnにする
ディフォルトではオートレンジ可能の項目はOnになっています。
3. オートレンジプロパティを開く
アナライザ設定ブラウザのフロントエンド/オートレンジの上でマウスを右クリックしてオートレンジプロパティを開いてください。下図のオートレンジプロパティウインドウが表示されます。
4. オートレンジプロパティの設定
(1) オートレンジのピーク検出ONの項目に、ハンマを接続したチャンネルを選択してください
(例えばハンマをCH1に接続した場合には、CH1を設定する)
下図のように設定します。
(2) マージンを設定。(オートレンジで検出したレンジよりこのマージン分だけ大きなレンジ設定になります)
(3) ピークスロープを設定(ハンマの極性を設定します)
(4) ピーク数を設定(ピーク検出するための回数を指定します)
(5) エッジ検出(一般的にはノーマルを設定してください)
オートレンジの使用方法
オートレンジプロパティウインドウのオートレンジの実行ボタンを押します。
(V6以前) あるいは、このウインドウを閉じてNVGateのメインウインドウの左下に表示されたA(オートボタン)を押します。A(オートボタン)の下に"オートレ ンジ0"が表示されます。ハンマを1回たたくと数字が"1"にかわります。3回たたくとオートレンジ動作が終了します。
オートレンジが終了すると、オートレンジをオンにしたチャンネルすべてが適正なレンジに自動設定されます。