FAQ
OROS社 OR3x
フロントエンド
└レコーダ
ID.x011
Q. レコーダーのモードの、「指定時間(プリトリガ)」とは?
A.
モード「指定時間(プリトリガ)」とは、指定した時間長の信号を任意のタイミングで取得するモードです。
指定時間(プリトリガ)を理解するために簡単な例を示します。
(1) チャンネル1をレコードに接続してください。
(2) レコード/モードの"モード"を"指定時間(プリトリガ)"に変更してください。
(3) レコード/モードの"時間"は適切な時間を設定してください。ここでは"10sec"にします。
以上で設定は完了です。
(4) スタートボタン(実行ボタン)を押してください。計測がスタートします。
最初は、指定された10 secのレコードを行います。
そして10 sec経過すると、10 secのウィンドウ範囲を維持したまま、古い結果を捨て、新しい結果を取り込んで、表示信号を更新していきます。
これによりレコーダーには常に最新の10secのデータが表示されます。
停止ボタンを押すと、レコーダーが停止し、最後の10 secの信号データが結果として保存されます。
このように、指定時間(プリトリガ)を使えば、レコード信号をモニタリングし、測定を停止したタイミングから指定した時間だけ遡って信号データを収録できます。