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ID.c029
Q. XY(もしくは欠損値を持つ)波形をカラーマップ表示した場合の色の変化について
A.
例えば、以下のようなデータをカラーマップに表示した場合、欠損データ部分はどのように表示されるのか確認します。
X=1 | X=2 | X=3 | X=4 | |
---|---|---|---|---|
Y=3 | 30 | 30 | 10 | |
Y=2 | 50 | 50 | 10 | |
Y=1 | 20 | 0 | 10 |
表示方法
上のようなデータをカラーマップで表示するためには各YについてXY波形を作成します。
具体的には
- WAVE1 = { 20, 0, 10}
- WAVE2 = { 50, 50, 10}
- WAVE3 = { 30, 30, 10}
という3つのXY波形を作成します。
さらにこれらのZ方向のオフセット値を設定することにより、マッピングできます。
具体的なコードは下記シーケンスを参照してください
以下に表示結果を示します。
結果
この結果より、欠損値に対するデータの補間はX軸方向のみに行われます。
従って、以下のようなデータを表示していることと同じです。
X=1 | X=2 | X=3 | X=4 | |
---|---|---|---|---|
Y=3 | 30 | 30 | 30 | 10 |
Y=2 | 50 | 50 | 30 | 10 |
Y=1 | 20 | 10 | 0 | 10 |
シーケンス
参考に今回のデータは以下のシーケンスで作成しました。
生成されたWave1~3を1つのカーブウィンドウで表示させ、カラーマップに設定してください。
XPOS = Leng(0,4)
XPOS[1] = 1
XPOS[2] = 2
XPOS[3] = 3
XPOS[4] = 4
YPOS = Leng(0,3)
YPOS[1] = 20
YPOS[2] = 0
YPOS[3] = 10
XDATA = Join(XPOS[1],XPOS[3])
XDATA = Join(XDATA ,XPOS[4])
WAVE1 = XYOf(XDATA, YPOS)
SetZoff(WAVE1,1)
YPOS = Leng(0,3)
YPOS[1] = 50
YPOS[2] = 50
YPOS[3] = 10
XDATA = Join(XPOS[1],XPOS[2])
XDATA = Join(XDATA ,XPOS[4])
WAVE2 = XYOf(XDATA, YPOS)
SetZoff(WAVE2,2)
YPOS = Leng(0,3)
YPOS[1] = 30
YPOS[2] = 30
YPOS[3] = 10
XDATA = Join(XPOS[1],XPOS[3])
XDATA = Join(XDATA ,XPOS[4])
WAVE3 = XYOf(XDATA, YPOS)
SetZoff(WAVE3,3)