【理化学計測】オウンドメディア:電気化学測定(02)
【理化学計測】オウンドメディア:電気化学測定(02)に関するFAQ
Qソフトウェアをアップデート中にインストールが途中で終わる
FAQ ID:x116
ソフトウェアをアップデートするためにインストールを行っています。最初に既存のアプリケーションを削除するように選択しましたが、コントロールパネルから削除するようにメッセージが表示されます。
FFTアナライザ制御ソフトウェアの”NVGate” Version 2.3よりインストーラを変更しました。
従来はWindowsインストーラを使用してたのでインストーラを起動すると、既にFFTアナライザ制御ソフトウェア”NVGate”がインストールされていた場合には削除するように指示され、再度、インストーラを起動してインストールを行っていました。
Version 2.3からはNVGateがインストールされているかどうか自動でチェックして、インストールされていた場合には自動で削除します。
但し、Windows2000 SP4、WindowsXP SP1より前のバージョンをご使用になっている場合には自動で削除することができず、コントロールパネルから削除するようにメッセージが表示され、終了します。
この場合、”コントロールパネル/プログラムの追加と削除からNVGateを削除してください。
Qパネルのタイマー機能を紹介するサンプルパネル
Q指定した値に最も近い実測値を検出するサンプルパネル
Q3次元FFT表示の周波数軸と時間軸を入れ替えたカーブウィンドウを表示するサンプルパネル
QFFT処理結果をFFTブロック毎に順次表示するサンプルパネル
Qインボリュート波形を作りたい。
QRPM波形上で指定した時間での振動などの波形のFFT結果を抜き出して表示するサンプルパネル
RPM波形上で指定した時間での振動などの波形のFFT結果を抜き出して表示するサンプルパネルを用意しました。
FAMOSでサンプルパネルを読み込んで実行してください。
変数リストの[測定]タブでRPM波形とFFT処理を行う波形をそれぞれ1つ選択してください。
[準備]タブでFFT処理を適用したのち、[確認]タブでFFT結果を見たい時間をRPM波形で指定してください。
ウォーターフォール表示されたFFT結果から指定した時間のFFT結果を抜き出して右下のカーブウィンドウに表示します。
付属のRPMフォルダーはサンプルデータになります。
[ブラウザ]>[データソース]タブにて[@]を有効にした状態で読み込んでください。
Q異常値を除いた平均を求めたい。
Qスマートフォンなどで撮影した動画に含まれる音をFFTしたい
Q緯度・経度波形から走行軌跡を描画するサンプルパネル
Qピーク値(極大値・極小値)のTOP10を表示するサンプルパネル
Q波形の開始時間(絶対時間)を変更するサンプルパネル
Qゼロ点を調整するサンプルパネル
Qカージオイド波形を作りたい。
Q2つの波形で条件を満たす区間を表示するサンプルパネル
Q文字の検索
Qラベルの名前を動的に変更したい
Q読込済み変数のファイルのパスを取得したい。
Q中央値を求めたい。
Sort()関数で並べかえ後、50%目のインデックスでの値が中央値になります。第1四分位数、10%値等も同様に求めることができます。
例)
Load slope
_data = slope ; サンプルデータ
_sort = Sort(_data, 1)
_pt = Leng?(_data) ; データ点数
Median = _sort[_pt * 0.5] ; 中央値
FirstQuartile = _sort[_pt * 0.25] ; 第1四分位数
ThirdQuartile = _sort[_pt * 0.75] ; 第3四分位数
InterquartileRange = ThirdQuartile - FirstQuartile ; 四分位範囲
{10percentile} = _sort[_pt * 0.1] ; 10%値
{90percentile} = _sort[_pt * 0.9] ; 90%値
Qウィンドウ関数について
FAQ ID:p003
- Rectangular
- Hanning
- Hamming
- Blackmann
- Blackman-Haris
- Flat-Top
各ウィンドウは様々な特性を持っています。ウィンドウを選択する際には信号の周波数特性を予め把握しておく必要があります。信号が対象とする周波数から離れた周波数に強いノイズを含む場合、高いサイドローブの傾きが必要になります。
信号が様々な信号から構成され互いに接近している場合、スペクトラム分解能が重要になります。この場合、狭いメインローブを選択するとよいです。信号の振幅が重要な場合には広いメインローブを選択してください。信号が広い周波数範囲に存在する場合にはRectangularを使用してください。一般的にHanningは95%程度のアプリケーションに対応します。
Flat-Topは良い振幅特性を表します。しかし、メインローブが広いので分解能・漏れの特性が良くありません。
インパクトなどの過渡的な信号を解析する場合には、ウィンドウを使用しないほうが良いです。ウィンドウを使うとサンプルの最初で重要な情報が欠落してしまいます。代わりにForce、Exponentialを使用してください。
アプリケーション
- 正弦波・正弦波の集合 Hanning
- 正弦波(振幅特性を重視) Hamming
- 狭帯域ランダム信号 Hanning
- 広帯域ランダム信号 Rectangular
- 近接した正弦波 Rectangular・Hamming
- 加振信号(ハンマー加振) Force
- 応答信号 Exponential
- 未知の信号 Hanning
ウィンドウ関数について
A0-A1*Cos(2*PI*t/T)+ A2*Cos(4*PI*t/T)-A3*Cos(6*PI*t/T)+ A4*Cos(8*PI*t/T)
但し、 T:ウィンドウの時間幅
A0~A4:係数
ノイズバンド幅係数
NBFW=A0^2+0.5*(A1^2+ A2^2+ A3^2+ A4^2)
等価ノイズバンド幅
ENBW=NBFW/T
方形波
A0 |
A1 |
A2 |
A3 |
A4 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
ENBW=1
ハニング
0.5 * [1-cos(2*pi*i/(N-1))]
A0 |
A1 |
A2 |
A3 |
A4 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
ENBW=1.5
ハミング
0.54-0.46*cos(2*pi*i/(N-1))
A0 |
A1 |
A2 |
A3 |
A4 |
1 |
0.85 |
0 |
0 |
0 |
ENBW=1.36
カイザーベッセル
A0 |
A1 |
A2 |
A3 |
A4 |
1 |
1.238 |
0.244 |
0.002 |
0 |
ENBW=1.8
フラットトップ
A0 |
A1 |
A2 |
A3 |
A4 |
1 |
1.933 |
1.286 |
0.388 |
0.033 |
ENBW=3.77
Triangular
1.0 - |(i-0.5*(N-1))/(0.5*(N-1))|
Welch
1-((i-0.5*(N-1))/(0.5*(N+1)))^2
ブラックマン
(0.42/0.42)-(0.5/0.42)*cos(2*pi*i/(N-1))+(0.08/0.42)*cos(4*pi*i/(N-1))
ブラックマン-ハリス
(0.35875/0.35875)-(0.48829/0.35875)*cos(pi*i/(N-1))+(0.14128/0.35875)*cos(2*pi*i/(N-1))-(0.01168/0.35875) *cos(3*pi*i/(N-1))
Parzen
1.0 - |(i-0.5*(N-1))/(0.5*(N+1))|
;-------------------------------------------------------------- wintype=3 fftoption wintype 0 window = ifft( fft( Leng( 0, 1024)+1)) temp=fft(window) enbw=max( temp.m)