【理化学計測】オウンドメディア:電気化学測定(02)
【理化学計測】オウンドメディア:電気化学測定(02)に関するFAQ
Q目盛を表示させない
Qネットワークドングルキーを1台のPCに重ねて装着したい
Q扱える最大データサイズは?
Qウォータフォール表示で波形が隠れてしまい見づらい
FAQ ID:x125
ウォータフォールで波形を表示されているとき、ウォータフォールの手前側に振幅の大きな結果があると、背面の結果が見づらくなります。
見やすくなる方法はありますか?
ウォータフォール画面で背面のデータが見づらい場合には以下のように対処できます。
1. 全てのビューを表示させる
画面上で右クリックして、コンテキストメニューの下側にある”表示”を選択してください。
全てのビューが表示されますので、下図のようにカーソルで指定した波形を切り出すことができます。
2. カラーマップで表示
画面上で右クリックして、コンテキストメニューの”プロパティ”を選択してください。
ダイアログでカラーマップをチェックし、”OK”ボタンをクリックしてください。
グラフを上から見た"カラーマップ"表示になります。
3. グラフを回転させる
(1)Ver6 以前の場合
表示ツールバーで回転モードを選択し、グラフを回転させてください
(2)ver7以降の場合
「メジャー」タブのグラフエリアから回転を選択します。
ウォータフォールのグラフ上でドラックをすることで、ウォータフォールの回転ができます。
Q線種(太線・破線)を変更できますか?
Q異なるサンプリングで測定した信号を解析した場合、低い周波数でしかFFT解析できない
FAQ ID:x166
測定する際に2つの異なるサンプリングレートを適用しました。例えば、Ch1が20kHz、Ch2が10kHzです。
この信号をポスト解析でFFT処理しようとしたら、FFTで10kHzまでしか設定できません。Ch2は10kHzでしか測定していないので当然ですが、Ch1は20kHzで測定しているので20kHzまで設定できるはずです。
Ch1に対してFFTの周波数レンジを20kHzに設定できないのでは何故ですか?
異なるサンプリングで収録された信号ファイルをプレーヤに読み込んだ場合、最大バンド幅が低い周波数に
設定されます。
このため、FFTの解析レンジが低い周波数に対応した値になっていたのです。
20kHzまで解析したい場合には"プレーヤ/選択されたレコード/最大バンド幅"で選択してください。
Q16Bitで記録するためには?
Q外部タコのスレッショルド設定方法
FAQ ID:x174
外部タコのスレッショルドの設定範囲と設定方法を教えて下さい。
外部タコ入力端子の入力レンジは以下の通りです。
OR36,OR38 : ±300 mV, ±1 V, ±3 V, ±10 V, ±40 V
OR34,OR35 : ±300 mV, ±1 V, ±3 V, ±10 V
物理量に希望する単位を設定すれば、電圧以外の希望する物理量で設定可能です。
スレッショルドはこの範囲内で設定してください。
また、スレッショルドレベルをグラフに表示させることもできます。アナライザ設定ブラウザのスレッショルドの項目をクリックして、グラフにドラッグ&ドロップします。
これによりスレッショルドレベルが線として表示されるのでマウスで移動させて設定することもできます。
Qウォータフォールとは?
FAQ ID:x144
ウォータフォールの概念について教えてください
ウォータフォールとはメモリバッファであると考えてください。
"ウォータフォール/モード/番号"はバッファのサイズを意味します。
デフォルトでは50ですが、これは50回分のFFTの結果を記録するという意味です。
"ウォータフォール/モード/モード"はメモリバッファの使用方法を意味します。
- ワンショットはスタートしてから50個のFFTの結果を取得したら以降はメモリバッファを操作しません。
- 連続は常にメモリバッファを更新して、最新の50個のFFTの結果を表示します。
FFTの平均回数は平均方法がリニアの場合、指定回数分のFFT結果の平均を一度出力します。従って、 平均回数をリニアにした場合にはウォータフォールを利用する意味はありません。
平均方法をエクスポネンシャルにしてください。この方法は連続してFFT結果を出力します。
この出力をウォータフォールに接続することで連続した結果が得られます。
Q信号ファイルをテキスト出力した際に時間情報がない
FAQ ID:x152
レコーダで測定した信号をテキストファイルに出力しました。このとき、値データは記録されていますが時間情報が記録されていません。時間情報はそのように取得するのでしょうか?
レコーダで測定した信号をテキストファイルにエクスポートできますが、そのファイルには値のデータしか記録されていません。
時間情報はテキストファイルのヘッダー部分から取得してください。
ヘッダーは以下のように記録されています。
BEGIN_HEADER
END_HEADER
BEGIN_INFO
Sampling_frequency 5.12000e+003
Number_of_tracks 1
Number_of_points 160000
Track 1
Name Input 1
Magnitude Potential_Difference
Unit V
Coef_A 1.00000e+000
Coef_B 0.00000e+000
Type ANALOG
RangePeak 1.00000e+001
Coupling AC
END_INFO
BEGIN_DATA
3.47453e-004
4.03217e-004
4.21806e-004
4.99019e-004
3.70330e-004
:
:
:
-3.35426e+000
1.55434e-001
2.43118e+000
-1.92753e-001
-1.45528e+000
-1.40429e-001
この中の4行目にあるSampling_frequencyが時間情報に相当します。サンプリング周波数として記録されていますので、この値の逆数を各時間データ間隔であると解釈します。
Qよく利用するプロジェクト設定を用意したい
FAQ ID:x068
現在、製品毎にプロジェクトを作成しています。
毎回、設定ファイルを作成するのは面倒です。いくつかの基本的な設定パターンを登録しておくことはできませんか?
このような場合には、”x067既に存在するプロジェクトの設定のみを引き継ぎたい”で説明したように、他のプロジェクトから設定を引き継ぐことができますが、設定データをテンプレートと保存しておき、必要に応じて呼び出すこともできます。このテンプレートをモデルと呼びます。
【モデルの保存方法】
まずは、テンプレートにしたい設定を読み込んでください。あるいは、新しく設定を作成してください。
(Ver10以降の場合)
ホームタブ内>セットアップ>モデルとして保存 を選択します。
(Ver 9以前の場合)
現在選択されているWorkbookをプロジェクトマネージャ上で右クリックし、モデルとして...を選択してください。
下図ダイアログが表示されるので、名前を付けて保存してください。
以上で、設定データがモデルとして保存されます。
【設定方法】
プロジェクトを新規作成する、もしくは、ホームタブ内の”(設定を)読み込み” を選択してください。
下図ダイアログが表示されたら、モデルの中から読み込みたいモデルを選択し、読み込みを選択してください。なお、Ver10以降の場合、作成したモデルはUserフォルダ内にございます。
(Ver10以降の場合)
(Ver9以前の場合)
Q”コミュニケーションサーバを生成できません”というエラーメッセージが表示され、NVGateを起動できない
FAQ ID:x126
NVGateを起動時に”コミュニケーションサーバを生成できません”というエラーメッセージが表示され、NVGateを起動できません。
ファイアウォールによって、OROS-PC間の通信を遮断されています。
コントロールパネルのセキュリティセンタを開き、”Windowsファイアウォール”を停止するか、OROS-PC間の通信が遮断されないよう”例外”設定を行ってください。
例外設定の設定方法については、ハードウェアと接続できない(その2)をご参照ください。
QIPConfigでアドレスを確認したところ、0.0.0.0と表示される
Qライセンスキーの確認方法
FAQ ID:x114
現在設定されているラインセンスキーを確認するためには?
NVGateのインストールフォルダにある”License update”を実行してください。
NVGateをデフォルト設定のままインストールした場合、License updateは以下のファイル”DongleUpdate.exe”になります。
V8.3まで
C:\Program Files (x86)\OROS\OR3X\DongleUpdate.exe
V9以降
C:\OROS\Programs\NVGate\DongleUpdate.exdive
以下のダイアログが表示されるので、左下のTargetから対象(Dongle or Hard)を選択して”Get key”ボタンをクリックしてください。
登録されたライセンス番号が表示されます。
Q底が2の対数を計算したい。
QX軸を右から左へ増加させて表示するサンプルパネル
FAMOSでサンプルパネルを読み込んで実行してください。
変数リストの[測定]タブで波形を選択してください。選択した波形と時間軸を右から左へ描写した波形を表示します。
2DカーブウィンドウではX軸を右から左へ増加するようには表示できませんが、3D表示に投影することにより擬似的に表示することができます。
シーケンスで実行する場合は下記URLをご参照ください。
https://www.toyo.co.jp/mecha/faq/searchlist/?topics_keyword=%E5%8F%B3%E3%81%8B%E3%82%89%E5%B7%A6%E3%81%B8
(表示座標の大きさ等の違いについて)
下側の「反転」波形は3D表示を利用しています。そのため2D表示の「標準」波形と比べて、座標の大きさ(X軸やY軸の長さ)や軸のテキストなどにおいて違いがあります。
Q数値からチャンネル名などの文字列を作成したい。
QXY波形の各点の値をインデックスを指定して取得するには?
Q時系列での窓関数の形状の確認
Q極大値を検出する方法
FAQ ID:s058
以下のような波形に対するピーク値を検出します。
検出方法は波形の極大値を検出します。
ピーク値の検出には、関数”xMax”が便利です。この関数は、スレッショルド以上の極大値のX値を返します。
サンプル波形に対して、スレッショルド0.9でこの関数を適用します。
PkValue = xMax(arches, 0.9 )
結果は以下のようになります。
4.24e-005
0.0001848
0.0003112
0.0004368
0.0005624
0.0006872
この値をサンプル波形に重ねて表示する場合には、ここで求めたX値に対応したY値を求め、XY波形を作成しなければなりません。これは、先に説明した関数”Value”を利用します。
PK = XYof( PkValue,Value( arches, PkValue ))