【理化学計測】オウンドメディア:電気化学測定(02)
【理化学計測】オウンドメディア:電気化学測定(02)に関するFAQ
Q絶対時間での波形の切り出し
FAMOSでサンプルパネルを読み込んで実行してください。
なお、パネルウィジットを使用せずにシーケンスで行う場合は下記FAQをご参照ください。
Q. 波形の切り出しを絶対時間で行いたい。
https://www.toyo.co.jp/mecha/faq/list/?contents_type=1302&c1=588&c2=1446&l=3
Q波形を塗りつぶしたい。
Qグループ名は異なるが、ファイル名が同じデータに対して共通のCCVファイルを適用したい
FAQ ID:s033
以下のようにグループ名は異なるが、ファイル名が同じデータがあります。これらのグループ変数にカーブウィンドウ設定(CCVファイル)を適用したい。
しかし、グループ名が異なるため、適用できません。
チャンネルの置き換えを行うことで対応できます。
注意このシーケンスを実行させる前に、以下のコマンドを実行してダミーデータを作成してください。
_dummy1 = Ramp(0,1,10)
_dummy2 = Ramp(0,1,10)
_dummy3 = Ramp(0,1,10)
_dummy4 = Ramp(0,1,10)
この後、これらの変数を表示させ、希望する設定を行います。設定後にカーブウィンドウのメニュー“<>/名前を付けて保存”をクリックして、_dummy1.CCVなど適当な名前で保存してください。
;ダミーデータの作成
_dummy1 = Ramp(0,1,10)
_dummy2 = Ramp(0,1,10)
_dummy3 = Ramp(0,1,10)
_dummy4 = Ramp(0,1,10)
;カーブウィンドウ設定(CCVファイル)を読み出します。
_err = CvConfig( _dummy1, "_dummy1.CCV")
_err = CvConfig( _dummy2, "_dummy2.CCV")
_err = CvConfig( _dummy3, "_dummy3.CCV")
_err = CvConfig( _dummy4, "_dummy4.CCV")
;カーブウィンドウの内容のみ置き換えます。
_err = CvReplaceChannel( _dummy1, Test2:sample1, "_dummy1")
_err = CvReplaceChannel( _dummy2, Test2:sample2, "_dummy2")
_err = CvReplaceChannel( _dummy3, Test2:sample3, "_dummy3")
_err = CvReplaceChannel( _dummy4, Test2:sample4, "_dummy4")
Qエディットボックスの内容を動的に取得したい
Q文字列を置換
Q正弦波・余弦波の作成
FAQ ID:s012
FAMOSでの信号生成
FAMOSは測定されたデータを処理するためのソフトウェアですが、関数の働きを理解したり、特性関数を作成するために信号を生成しなければなりません。
単純な波形であれば、波形エディターでも作成できますが、少し複雑になると手に負えません。
正弦波・余弦波は以下のように作成します。それらは振幅1で位相PI/4です。予約変数PIを使用しています。関数”Sin”、”Cos”は関数グループ1にあります。
SineWave = Sin (Ramp ( PI/2, PI/128, 512 ))
CosWave = Cos (Ramp ( PI/2, PI/128, 512 ))
さらに以下のように設定すると、パラメータを指定して正弦波を生成できます。
datanum = 1024 ; [Point]
freq1 = 10 ; [Hz]
gain1 = 0.5
duration = 4 ; [sec]
data = gain1 * Cos( Ramp( 0, pi2/datanum, datanum*duration) * freq1)
data = XDel( data, 1/datanum)
QExcelとのDDE通信の例
FAQ ID:g036
;値を取得する
a = DDEInq( "EXCEL", "Sheet1", "R3C2", 1)
;ブック名を指定して値を取得する
a = DDEInq( "EXCEL", "[Book2]Sheet1", "R3C2", 1)
;新規ブック作成
Err = DDESend( "EXCEL", "SYSTEM", "[NEW(1)]")
;マクロを実行する
Err = DDESend( "EXCEL", "SYSTEM", "[RUN("+ SvtoChar(34) + "book1.xls!macro1" + SvtoChar(34) + ")]")
;指定したセルを選択状態にする
Err = DDESend( "EXCEL", "SYSTEM", "[SELECT("+ SvtoChar(34) + "R1C1" + SvtoChar(34) + ")]")
;セルを挿入する
Err = DDESend( "EXCEL", "SYSTEM", "[INSERT(1)]")
;Excel上で指定したキーの並びが押されたかのような動作をさせる
Err = DDESend( "EXCEL", "SYSTEM", "1243{ENTER}")
;保存
Err = DDESend( "EXCEL", "SYSTEM", "[Save]")
;印刷
Err = DDESend( "EXCEL", "SYSTEM", "[Print]")
;名前を付けて保存する
Err = DDESend( "EXCEL", "SYSTEM", "[Save.As(" + SvToChar(34) + "d:\tmp\bbb.xls" + SvToChar(34) + ")]")
;ファイルを開く
Err = DDESend( "EXCEL", "SYSTEM", "[Open(" + SvToChar(34) + "d:\tmp\bbb.xls" + SvToChar(34) + ")]")
;ファイルを閉じる
Err = DDESend( "EXCEL", "SYSTEM", "[Close]")
;Excelを閉じる
Err = DDESend( "EXCEL", "SYSTEM", "[Quit]")
;切り取り
Err = DDESend( "EXCEL", "SYSTEM", "[cut("+ SvtoChar(34) + "R3C2" + SvtoChar(34) + ")]")
;貼り付け
Err = DDESend( "EXCEL", "SYSTEM", "[Paste("+ SvtoChar(34) + "R5C3" + SvtoChar(34) + ")]")
Q決まり文句の設定方法
FAQ ID:s021
FAMOS4.xから”決まり文句”という機能が追加されました。これはよく使用する文法などや用例を保存しておくことができるという機能です。
この内容はユーザーが自由に編集することができます。
編集方法
FAMOSをインストールしたディレクトリーにBINというフォルダーがあります。この中に"famosbps.txt"というファイルがあります。”決まり文句”の内容はこのファイルで定義されています。テキストエディターなどで開いてください。
文法
# | コメント |
[ ] | メニュー |
階層構造をとりたい場合、'¥'で区切ってください。
使用例
新しいメニューを作成するには以下のように設定してください。
[新しい項目]
a = Ramp( 0, 1, 100)
Show a
階層構造をとりたい場合、以下のようにしてください
[新しいグループ\新規項目A]
a = Ramp( 0, 1, 100)
Show a
[新しいグループ\新規項目B]
b = Ramp( 0, 1, 100)
Show b
Qドングルが認識されないため起動できない(その1)
FAQ ID:x044
以下のエラーメッセージが表示されて、アプリケーションを起動できません。
"スタートメニュー/プログラム/OROS NVGate Software/Check Configuration あるいは Compliance Check"を選択してください。以下のダイアログが表示されます。
上図のように”Sentinelドライバはインストールされていません”と表示された場合、ドングルを認識するドライバがインストールされていません。
インストールCD-ROM内に下記のドライバがございますので、ご使用中のPCに合わせて該当するフォルダを開き、”Setup.exe”を実行させてください。その際、ドングルキーはPCから外しておきます。
- SentinelDriver_7.4.0 ←Windows XP 用
- SentinelDriver_7.6.4 ←Windows 7以降
実行後は以下の手順に従ってください。
下記ダイアログが表示されたら、Next>を選択します。
続いて、Modifyを選択し、Next>を選択します。
Next>を選択します。
最後に、Installを選択します。
下記ダイアログが表示されたら、Finishを選択し、PCを再起動させます。
Q目盛の表示エリアが大きすぎるので小さくしたい
Q定幅トラッキング分析
FAQ ID:p007
回転数に回転パルスを入力した場合のトラッキング分析のサンプルシーケンスを示します。
_REV = REV _DATA = acc ;------------------------------ ;エンジンパルスを検索します。 ;------------------------------ _res = SearchLevel( _REV, 2, 0, 0, 2, 1, 0, 1) ;回転パルスを検出できない場合、シーケンス終了 _num = Leng?(_res.X) If _num=0 _Ret = BoxMessage("警告", "回転パルスを検出できませんでした", "!1") del _* ExitSequence End ;------------------------------ ;回転数を計算します。 ;------------------------------ _res1 = CutIndex( _res.X, 1, _num-1) _res2 = CutIndex( _res.X, 2, _num) _DiffTime = _Res2-_Res1 _res.Y = _DiffTime _res[_num].Y = _res[_num-1].Y ;------------------------------ ;定幅FFT解析 ;------------------------------ _WindowWidth = 256 _Result3D = AmpSpectrumRMS( _DATA, _WindowWidth, 2, 0, 1, 0) ;------------------------------ ; トラッキングデータの取得 ;------------------------------ _BlockTime = _WindowWidth * XDel?( _DATA) _Order = BoxValue?("取得したい次数を入力してください",1,0) _SegNum = Leng?( _Result3D)/SegLen?(_Result3D) _ResultTrack = XYof( Leng( 0, _SegNum), Leng( 0, _SegNum)) _i=1 While _i<=_SegNum _ResultTrack.X = ReplIndex( _ResultTrack.X, 60*1/Value( res, _BlockTime*(_i-1)), _i) _Value = Value( _Result3D[_i], _ResultTrack[_i].X/60*_Order) _ResultTrack.Y = ReplIndex( _ResultTrack.Y, _Value, _i) _i=_i+1 End XUnit _ResultTrack rpm ;------------------------------ ;結果の保存 ;------------------------------ ResultTrack=_ResultTrack ;次数データ(回転数 vs. 次数データ) Result3D = _Result3D ;3D FFT結果 show ResultTrack show Result3D _Ret = BoxMessage("注意", "Result3Dはウォーターフォール表示に してください","!1") del _*
Qレポートジェネレータの波形の内容を更新する
QインポートDLLをシーケンスから利用する方法
Q行列の要素を取り出したい
Q軸の色を設定するには?
Qサーバーからクライアントを強制的に終了できますか?(その1)
Qマクロレッスン:結果名を変更する
FAQ ID:x036
結果名を変更してみましょう!
準備
最初にベース名を”AAA”として以下のように保存設定を行い、OKボタンを選択します。
これで適当な測定(FFT等)を実行して保存すると、以下のような結果が保存されます。
マクロの作成
今後保存する結果に対して結果名を変更するためには、保存設定ダイアログの”ベース名”を変更する必要があります。
そこで、この操作をマクロに記録します。
【STEP1】
マクロエディターを起動させてください。
リストで”マクロ終了”を選択して、オンライン記録ボタン をクリックします。これでこれから行う操作が記録されます。
【STEP2】
保存設定を開き、”ベース名”を”BBB”へ変更し、”OK”ボタンをクリックしてダイアログを閉じてください。
【STEP3】
マクロエディタに戻り、収録ストップボタン をクリックしてオンライン記録を停止させます。
【STEP4】
リストには自動で以下のように記録されます。
ここで、”新しいメジャーの設定”は必要ないので削除してください。
【STEP5】
以上で設定は完了です。
以降、このマクロを実行させると、以下のように”BBB(数字)”という結果名で保存されるようになります。
Qグラフ画面を広げたいのでツールメニューを非表示にしたい
FAQ ID:x149
たくさんのウィンドウを表示させた場合、それぞれのウィンドウが小さくなってしまいます。そこで、必要のないツールバーなどを消していますが、それでは通常の設定時に操作し難くなってしまいます。
簡単にグラフ表示領域を確保する方法はありますか?
(V8以降) 画面右上のリボンメニュー最小化ボタンを押すと、リボンメニューが隠れます。
(V6以前) メニュー"表示/フルスクリーン"を選択してください。ツールバーやスタートメニューを消して表示します。