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Qウォータフォールとは?
ウォータフォールとはメモリバッファであると考えてください。
"ウォータフォール/モード/番号"はバッファのサイズを意味します。
デフォルトでは50ですが、これは50回分のFFTの結果を記録するという意味です。
"ウォータフォール/モード/モード"はメモリバッファの使用方法を意味します。
- ワンショットはスタートしてから50個のFFTの結果を取得したら以降はメモリバッファを操作しません。
- 連続は常にメモリバッファを更新して、最新の50個のFFTの結果を表示します。
FFTの平均回数は平均方法がリニアの場合、指定回数分のFFT結果の平均を一度出力します。従って、 平均回数をリニアにした場合にはウォータフォールを利用する意味はありません。
平均方法をエクスポネンシャルにしてください。この方法は連続してFFT結果を出力します。
この出力をウォータフォールに接続することで連続した結果が得られます。
Q信号ファイルをテキスト出力した際に時間情報がない
レコーダで測定した信号をテキストファイルにエクスポートできますが、そのファイルには値のデータしか記録されていません。
時間情報はテキストファイルのヘッダー部分から取得してください。
ヘッダーは以下のように記録されています。
BEGIN_HEADER
END_HEADER
BEGIN_INFO
Sampling_frequency 5.12000e+003
Number_of_tracks 1
Number_of_points 160000
Track 1
Name Input 1
Magnitude Potential_Difference
Unit V
Coef_A 1.00000e+000
Coef_B 0.00000e+000
Type ANALOG
RangePeak 1.00000e+001
Coupling AC
END_INFO
BEGIN_DATA
3.47453e-004
4.03217e-004
4.21806e-004
4.99019e-004
3.70330e-004
:
:
:
-3.35426e+000
1.55434e-001
2.43118e+000
-1.92753e-001
-1.45528e+000
-1.40429e-001
この中の4行目にあるSampling_frequencyが時間情報に相当します。サンプリング周波数として記録されていますので、この値の逆数を各時間データ間隔であると解釈します。
Qよく利用するプロジェクト設定を用意したい
このような場合には、”x067既に存在するプロジェクトの設定のみを引き継ぎたい”で説明したように、他のプロジェクトから設定を引き継ぐことができますが、設定データをテンプレートと保存しておき、必要に応じて呼び出すこともできます。このテンプレートをモデルと呼びます。
【モデルの保存方法】
まずは、テンプレートにしたい設定を読み込んでください。あるいは、新しく設定を作成してください。
(Ver10以降の場合)
ホームタブ内>セットアップ>モデルとして保存 を選択します。
(Ver 9以前の場合)
現在選択されているWorkbookをプロジェクトマネージャ上で右クリックし、モデルとして...を選択してください。
下図ダイアログが表示されるので、名前を付けて保存してください。
以上で、設定データがモデルとして保存されます。
【設定方法】
プロジェクトを新規作成する、もしくは、ホームタブ内の”(設定を)読み込み” を選択してください。
下図ダイアログが表示されたら、モデルの中から読み込みたいモデルを選択し、読み込みを選択してください。なお、Ver10以降の場合、作成したモデルはUserフォルダ内にございます。
(Ver10以降の場合)
(Ver9以前の場合)
関連Q”コミュニケーションサーバを生成できません”というエラーメッセージが表示され、NVGateを起動できない
ファイアウォールによって、OROS-PC間の通信を遮断されています。
コントロールパネルのセキュリティセンタを開き、”Windowsファイアウォール”を停止するか、OROS-PC間の通信が遮断されないよう”例外”設定を行ってください。
例外設定の設定方法については、ハードウェアと接続できない(その2)をご参照ください。
QIPConfigでアドレスを確認したところ、0.0.0.0と表示される
Qライセンスキーの確認方法
NVGateのインストールフォルダにある”License update”を実行してください。
NVGateをデフォルト設定のままインストールした場合、License updateは以下のファイル”DongleUpdate.exe”になります。
V8.3まで
C:\Program Files (x86)\OROS\OR3X\DongleUpdate.exe
V9以降
C:\OROS\Programs\NVGate\DongleUpdate.exdive
以下のダイアログが表示されるので、左下のTargetから対象(Dongle or Hard)を選択して”Get key”ボタンをクリックしてください。
登録されたライセンス番号が表示されます。
Q底が2の対数を計算したい。
QX軸を右から左へ増加させて表示するサンプルパネル
FAMOSでサンプルパネルを読み込んで実行してください。
変数リストの[測定]タブで波形を選択してください。選択した波形と時間軸を右から左へ描写した波形を表示します。
2DカーブウィンドウではX軸を右から左へ増加するようには表示できませんが、3D表示に投影することにより擬似的に表示することができます。
シーケンスで実行する場合は下記URLをご参照ください。
https://www.toyo.co.jp/mecha/faq/searchlist/?topics_keyword=%E5%8F%B3%E3%81%8B%E3%82%89%E5%B7%A6%E3%81%B8
(表示座標の大きさ等の違いについて)
下側の「反転」波形は3D表示を利用しています。そのため2D表示の「標準」波形と比べて、座標の大きさ(X軸やY軸の長さ)や軸のテキストなどにおいて違いがあります。
Q数値からチャンネル名などの文字列を作成したい。
QXY波形の各点の値をインデックスを指定して取得するには?
Q時系列での窓関数の形状の確認
QCAD図面はありますか?
下記のサイトにWBシリーズの図面があります。
WBシリーズ:https://www.magtrol.com/product/eddy-current-dynamometers-wb-series/
(Specifications のタブ内)
PBシリーズ:https://www.magtrol.com/product/powder-brake-dynamometers-pb-series/
(Specifications のタブ内)
掲載された図面以外のものが必要な場合は弊社へお問い合わせください。
Qモータが回っていない状態で一定のトルクを加えることはできますか?
この場合、OpenLoop制御のモードでブレーキに一定の電流を加えてください。ブレーキが回転軸を押さえる力を発生させます。ただし、これはヒステリシスダイナモメータ または パウダーダイナモメータのみ可能です。(エディカレントダイナモメータはゼロ回転時に軸を拘束する力が発生しません。)
※ご注意※
モータが回っていない状態で「トルク制御」をONにしないでください。トルクはモータが回ろうとする力によって検出されますので、モータが回っていない状態ではブレーキに電流を加えても設定したトルクが検出されません。そのため、モータが回っていない状態で「トルク制御」をONにすると、ブレーキには100%の電流が流れてしまいます。
Q極大値を検出する方法
以下のような波形に対するピーク値を検出します。
検出方法は波形の極大値を検出します。
ピーク値の検出には、関数”xMax”が便利です。この関数は、スレッショルド以上の極大値のX値を返します。
サンプル波形に対して、スレッショルド0.9でこの関数を適用します。
PkValue = xMax(arches, 0.9 )
結果は以下のようになります。
4.24e-005
0.0001848
0.0003112
0.0004368
0.0005624
0.0006872
この値をサンプル波形に重ねて表示する場合には、ここで求めたX値に対応したY値を求め、XY波形を作成しなければなりません。これは、先に説明した関数”Value”を利用します。
PK = XYof( PkValue,Value( arches, PkValue ))
Q絶対時間での波形の切り出し
FAMOSでサンプルパネルを読み込んで実行してください。
なお、パネルウィジットを使用せずにシーケンスで行う場合は下記FAQをご参照ください。
Q. 波形の切り出しを絶対時間で行いたい。
https://www.toyo.co.jp/mecha/faq/list/?contents_type=1302&c1=588&c2=1446&l=3
Q波形を塗りつぶしたい。
Qグループ名は異なるが、ファイル名が同じデータに対して共通のCCVファイルを適用したい
チャンネルの置き換えを行うことで対応できます。
注意このシーケンスを実行させる前に、以下のコマンドを実行してダミーデータを作成してください。
_dummy1 = Ramp(0,1,10)
_dummy2 = Ramp(0,1,10)
_dummy3 = Ramp(0,1,10)
_dummy4 = Ramp(0,1,10)
この後、これらの変数を表示させ、希望する設定を行います。設定後にカーブウィンドウのメニュー“<>/名前を付けて保存”をクリックして、_dummy1.CCVなど適当な名前で保存してください。
;ダミーデータの作成
_dummy1 = Ramp(0,1,10)
_dummy2 = Ramp(0,1,10)
_dummy3 = Ramp(0,1,10)
_dummy4 = Ramp(0,1,10)
;カーブウィンドウ設定(CCVファイル)を読み出します。
_err = CvConfig( _dummy1, "_dummy1.CCV")
_err = CvConfig( _dummy2, "_dummy2.CCV")
_err = CvConfig( _dummy3, "_dummy3.CCV")
_err = CvConfig( _dummy4, "_dummy4.CCV")
;カーブウィンドウの内容のみ置き換えます。
_err = CvReplaceChannel( _dummy1, Test2:sample1, "_dummy1")
_err = CvReplaceChannel( _dummy2, Test2:sample2, "_dummy2")
_err = CvReplaceChannel( _dummy3, Test2:sample3, "_dummy3")
_err = CvReplaceChannel( _dummy4, Test2:sample4, "_dummy4")
Qエディットボックスの内容を動的に取得したい
Q文字列を置換
Q正弦波・余弦波の作成
正弦波・余弦波は以下のように作成します。それらは振幅1で位相PI/4です。予約変数PIを使用しています。関数”Sin”、”Cos”は関数グループ1にあります。
SineWave = Sin (Ramp ( PI/2, PI/128, 512 ))
CosWave = Cos (Ramp ( PI/2, PI/128, 512 ))
さらに以下のように設定すると、パラメータを指定して正弦波を生成できます。
datanum = 1024 ; [Point]
freq1 = 10 ; [Hz]
gain1 = 0.5
duration = 4 ; [sec]
data = gain1 * Cos( Ramp( 0, pi2/datanum, datanum*duration) * freq1)
data = XDel( data, 1/datanum)