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Qセグメントやイベントとはどういう意味ですか?

A

データ形式の種類

u-LOGGER(データロガー)やFAMOS(波形解析ソフト)は、あらゆるデータフォーマットを取り扱うことができるように、以下のデータ形式を用意しています。

標準 標準は単に計測をスタート&ストップしただけのデータ列です。
FAMOSのほとんどの数学関数はこの標準波形を対象としています。
セグメント セグメントは、行列データのことを意味します。
FFT関係の計算などブロック数で決まったものに対して、定義されます。
イベント イベントは、トリガー計測など毎回の測定時間が不定の場合に用いられるデータ形式です。

データがどの形式であるかは、調べたい変数を選択して"変数/プロパティ"で起動するダイアログのデータ形式で確認できます。
下の例は“セグメント波形”です。

例えば、クラスカウトキットやスペクトラムキットの多くの関数は、ブロック数が決まっているため、結果をセグメントで返します。

【注意】
標準関数の多くはセグメントやイベント構造を持った変数を直接処理できません。
例えば、以下のようなスペクトラム計算された波形に対して最大値を求める関数”Max”を適用するとエラーが発生します。

これは物理的な意味を考えればエラーが発生して当たり前です。
スペクトラム計算された波形データはマトリクス形式で保存されています。
この様子を確認するためには波形エディターでデータを観察してください。

ユーザーは”このデータの最大値を求めろ!”と指示しているわけですが、どの最大値を求めればよいのでしょうか?
例えばセグメント波形であればどのセグメントの最大値を求めるのか指示しなければなりません。
この指示の方法は以下を参照してください。

各セグメントの取得方法

セグメント波形を関数で処理したい場合には、Data[1]のようにセグメント番号を指定してデータを取り出します。
この[1]は1番目のセグメントを意味します。

取り出したセグメント = セグメント波形[ セグメント番号 ]

各イベントの取得方法

次のコマンドで取得できます。
取り出したイベント = EventGet( イベント波形, イベント番号, 0)

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Qノイズが多い場合のピーク値の検出

A

以下の波形のようにノイズが多く含まれた信号のピーク値を求めます。
ピークとして、0.7[sec]付近の正側のピークと0.8[sec]付近の負側のピークを求めます。

最初にノイズ成分に影響されないようにオリジナル波形にローパスフィルターを適用した波形を適用します。

S_100 = Smo( ORIGINAL, 0.10)

次に信号が0を横切ったときを検出します。このとき関数”All0”をします。All0は0を横切ったときのX座標(Array)を返します。
さらに、この結果の何番目(index)が正側のピークを表しているか求めます。

    Array = All0( S_100)                ;0点を横切る全ての点を抽出
    max_x = Pos( S_100, Max(S_100))     ;最大値のX座標を取得
    index = Floor( Pos(Array, max_x))+1 ;この変数にピークに対応
                                              するインデックス番号が入力されます。
                                             ;X座標に相当するインデックス番号を取得

この変数にピークに対応 するインデックス番号が入力されます。 ;X座標に相当するインデックス番号を取得

この後、正側と負側のピークを検出する区間を切り出します。

    p_peak = cut( Original, ValueIndex(Array,index-1), 
                         ValueIndex(Array,index))
    m_peak = cut( Original, ValueIndex(Array,index  ),
                         ValueIndex(Array, index+1 ))

切り出された波形に対して、ピーク値を求めます。

    plus  = Max(p_peak)
    minus = Min(p_peak)

以上でピーク値を求めることができます。この結果をカーブウィンドウにプロットするには以下のコマンドを適用すると表示できます。

    plus_G  = XYof( Pos( p_peak , Max(p_peak)), Max(p_peak))
   minus_G = XYof( Pos( m_peak , Min(m_peak)), Min(m_peak))

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Qコマンドのオンラインヘルプを表示させるには?

A

オペレーションボックスやシーケンスエディターでコマンドの上にカーソルを置いて

CTRL + F1

キーを押してください。
FAMOSの出力ボックスにオンラインヘルプが表示されます。

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Qテキストデータをインポートすることはできますか?

A

可能です。

  • メニュー”ファイル/インポート/ファイル”を選択してください
  • ダイアログの左側のファイルタイプから”テキスト信号ファイル(*.txt)”を選択して、”ディレクトリ”をスキャンします。右側のリストからインポートしたいファイルを選択してください。

注意

テキストファイルは指定されたフォーマットしか受け付けません。

ファイルフォーマットはテキストファイルとしてSignalファイルをエクスポートしたときと同じです。

注意

サンプリングはNVGateで使用できるサンプリング速度しか受け付けません。

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Qパルスを5.6 pulse/rev(パルス/回転)など整数値以外に設定するためには?

A

整数値以外のタコ信号を処理するためにはバーチャルタコ(少数付きタコ)を使用してください。

1) タコの定義 (外部同期や入力)

2) バーチャルタコ(小数付きタコ)のソースへタコを接続

3) バーチャルタコ(少数付きタコ)のギア比設定テーブルを使ってタコレシオを設定します。

注意

バーチャルタコ(少数付きタコ)で設定可能な値の範囲は0.001-2です。

注意

バーチャルタコ(少数付きタコ)の回転数はソースで指定したタコ信号にタコレシオを乗じます。

バーチャルタコ(少数付きタコ)回転数 = 外部タコ X タコレシオ

例えば、5.6というパルス/回転を設定したいと仮定します。

バーチャルタコ(少数付きタコ)のタコレシオを2より小さくするために、外部タコのパルス/回転=7とします。

これによりバーチャルタコ(少数付きタコ)を

5.6/7 = 0.8

とすれば、希望のパルス/回転を取得できます。

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Qライセンスエラーで起動できない

A

起動時にライセンスエラーが表示された場合、メッセージの種類によって原因が分かれます。

Invalid license number ! [1] ライセンスキーが正しくインストールされていません
インストーラCDからライセンスを取り出し、NVGateがインストールされたフォルダに貼り付けてください 詳しくは、ドングルが認識されない(その2)をご参照ください。  
Invalid license number ! [2] ライセンスの有効期限が切れています(デモや修理等で弊社の代替器やスーパードングルを使用している場合のみ)
Invalid license number ! [3] PCの日付がライセンスキーの発行日より古くなっています。 現在の日付に変更してください。

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Qウィンドウの追加ダイアログにH1やコヒーレンスが見つからない

A

以下2つの可能性があります。各々ご確認ください。

1. クロススペクトラムが設定されていない
アナライザ設定ブラウザの”FFT1>FFTアナライザ>クロススペクトラム”の設定がなされていないことが原因です。

クロススペクトラムをダブルクリックすると、以下のダイアログが表示されます。クロス演算を行いたい組み合わせにチェックしてください。

(補足)
V7以降では、リボンタブから”分析設定>FFT1> ”を選択し、表示されたダイアログで”FFTアナライザ”タブの”マトリクス”からも設定することができます。

2. オプションモードで伝達関数が選択されていない

V7以降
リボンタブから”ホーム>ユーザ設定>一般”からユーザ設定ダイアログを開き、オプションモードの”関数”にチェックが入っているか確認してください。チェックが入っていない場合は、チェックを入れてください。

V6.7以前
ツールバーの”構造モード”ボタン がチェックされているか(凹んだ状態か)確認してください。チェックされていない(凹んでいない)場合は、クリックしてください。

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Qエディットボックスの内容を検査したい

A

エディットボックスのプロパティで”入力検証”をチェックし、値の範囲を設定します。

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QOROSのデータを読み込むためにはどうすればよいですか?

A

OROSデータを読み込むためにはインポートフィルターの登録ファイルして維持に”ファイルの種類”を指定する必要があります。

以下の手順に従って設定・使用してください。

インポートフィルターの入手方法

インポートフィルターの入手はこちらを参照してください。

周波数データ用と時系列データ用の2つのフィルターがあります。

インポートフィルターの登録方法

登録方法はこちらを参照してください。

使用方法

使用方法はこちらを参照してください

OROSの周波数データの拡張子は”AE2”です。

OROSの時系列データの拡張子は”WAV”です。

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QFFT解析結果を1/3オクターブで表示

A

;*********************************************************
;FFT解析結果を1/3オクターブバンドで表示させるサンプル
; FFTした結果は周波数間隔がリニアです。
; 1/3オクターブ表示は対数軸なので、変換が必要になります。
; (高周波では1/3オクターブの1つのバンドに対して
; 複数のFFTした結果が含まれることになります。)
;
;FFT解析結果を変数"_DATA"に予め格納してください
;*********************************************************

;----------------------------
;データ処理する周波数
 _StartFreq = 1
_StopFreq = 250
;----------------------------

;----------------------------------------------
;1/3オクターブデータの作成
;このサンプルでは0.1Hzから8000Hzまでのデータを生成しています。
;
; _Startで開始オクターブインデックスを指定します。
; 例: -1=0.1Hz: 0=1Hz: 1=10Hz
;_Octaveでオクターブバンドを指定します。
; 例:3を指定した場合、1~1000Hz
;----------------------------------------------
_Start = -1 ;開始オクターブインデックス
_Octave = 5 ;オクターブバンド
_OctData = GrNew()

;[上側周波数]
_OctData:High = Leng( 0, 10*_Octave)
_OctData:High = XOff( _OctData:High, _Start*10)

;[下側周波数]
_OctData:Low = Leng( 0, 10*_Octave)
_OctData:Low = XOff( _OctData:Low, _Start*10)

;[中心周波数]
_OctData:Center = Leng( 0, 10*_Octave)
_OctData:Center = XOff( _OctData:Center, _Start*10)

_i=1
While _i<=_Octave

 ;[上側周波数]
 _OctData:High[10*(_i-1)+1] =1.12*10^(_Start)
 _OctData:High[10*(_i-1)+2] =1.40*10^(_Start)
 _OctData:High[10*(_i-1)+3] =1.80*10^(_Start)
 _OctData:High[10*(_i-1)+4] =2.24*10^(_Start)
 _OctData:High[10*(_i-1)+5] =2.80*10^(_Start)
 _OctData:High[10*(_i-1)+6] =3.55*10^(_Start)
 _OctData:High[10*(_i-1)+7] =4.50*10^(_Start)
 _OctData:High[10*(_i-1)+8] =5.60*10^(_Start)
 _OctData:High[10*(_i-1)+9] =7.10*10^(_Start)
 _OctData:High[10*(_i-1)+10] =9.00*10^(_Start)

 ;[下側周波数]
 _OctData:Low[10*(_i-1)+1] =0.90*10^(_Start)
 _OctData:Low[10*(_i-1)+2] =1.12*10^(_Start)
 _OctData:Low[10*(_i-1)+3] =1.40*10^(_Start)
 _OctData:Low[10*(_i-1)+4] =1.80*10^(_Start)
 _OctData:Low[10*(_i-1)+5] =2.24*10^(_Start)
 _OctData:Low[10*(_i-1)+6] =2.80*10^(_Start)
 _OctData:Low[10*(_i-1)+7] =3.55*10^(_Start)
 _OctData:Low[10*(_i-1)+8] =4.50*10^(_Start)
 _OctData:Low[10*(_i-1)+9] =5.60*10^(_Start)
 _OctData:Low[10*(_i-1)+10] =7.10*10^(_Start)

 ;[中心周波数]
 _OctData:Center[10*(_i-1)+1] =1.00*10^(_Start)
 _OctData:Center[10*(_i-1)+2] =1.25*10^(_Start)
 _OctData:Center[10*(_i-1)+3] =1.60*10^(_Start)
 _OctData:Center[10*(_i-1)+4] =2.00*10^(_Start)
 _OctData:Center[10*(_i-1)+5] =2.50*10^(_Start)
 _OctData:Center[10*(_i-1)+6] =3.15*10^(_Start)
 _OctData:Center[10*(_i-1)+7] =4.00*10^(_Start)
 _OctData:Center[10*(_i-1)+8] =5.00*10^(_Start)
 _OctData:Center[10*(_i-1)+9] =6.30*10^(_Start)
 _OctData:Center[10*(_i-1)+10] =8.00*10^(_Start)

 _Start = _Start+1

 _i=_i+1
End

;データ処理する周波数を含むようにインデックスを求めます。

 _StartIndex = Floor( Pos( _OctData:Low, _StartFreq))
 _StopIndex  = Floor( Pos( _OctData:High,
 _StopFreq)-0.001)+1

_OctNum = _StopIndex-_StartIndex+1
_OctRes = Leng( 0, _OctNum)

 _i=1
 While _i<=_OctNum

    ;FFTデータをオクターブバンド毎に切り出し、その合計値を求めます。
    _OctIndex    = _StartIndex +(_i -1)
    _OctLowFreq  = Value(_OctData:Low, _OctIndex)
    _OctHighFreq = Value(_OctData:High, _OctIndex)
    _OctCutData  = Cut( _DATA, _OctLowFreq, _OctHighFreq)

    _OctRes[_i] = RMS( _OctCutData)

    _i=_i+1
 End

;-------------------------------
;他の波形と重ね書きできるようにXY波形にします。

 _OctXAxis = Cut( _OctData:Center, _StartIndex, _StopIndex)
 OctResult = XYof( _OctXAxis, _OctRes)


Delete _*

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QインポートDLL

A

以下のリンクよりインポートDLLファイルダウンロードページへお進みください。

https://www.toyo.co.jp/mecha/contents/detail/imc_download_site.html

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Q表に数値データを表示させる

A

カーブウィンドウや変数の数値データを表に表示させるためには、以下の手順に従ってください。

1) ツールバーから”表オブジェクトボタン”をクリックしてください。

2) マウスを使って、表を作成したい領域を囲んでください。

3) 表を作成する範囲を選択すると、次のダイアログが表示されます。

希望する行・列数を入力してください。

4) ”OK”ボタンを押して、ダイアログを終了させてください。

以下の表が作成されます。

5) 数値データを表示したいカーブウィンドウ、もしくは変数を表にドラッグ&ドロップします。

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Q行列形式のデータの生成

A

通常、外部からのデータを読み込む際には各列毎のデータとなります。

  A = 11,14,17

  B = 12,15,18

  C = 13,16,19

これらを行列形式にするためにはセグメントデータにする必要があります。

最初にデータを連結させてください。

    data = Leng( 0,0)
    data = Join( data, A)
    data = Join( data, B)
    data = Join( data, C)

このデータをセグメント化します

  SetSegLen( data, 3)

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Q文字列から変数を参照する

A

変数名を<>で囲ってください。変数を参照できます。

Data1~5までの連続したデータ名を持つダミーデータを作成します。

  i=1
  While i<=5
    VarName = "Data"+TForm( i, "F00")
    <VarName> = Lneg(0,10)+i*10

    i=i+1
  End

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Q目盛数を設定する(手動設定)

A

カーブウィンドウでは目盛の数を指定することによって目盛間隔を設定できます。

目盛数を10に設定した場合

目盛数を6に設定した場合

これを実現するためにはY軸をダブルクリックしてください。以下のダイアログウィンドウが表示されます。

このメニューの”目盛/カスタム目盛”を選択してください。
テキストボックスが表示されますので、希望する目盛数を入力してください。

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Q塗りつぶした波形の境界を強調したい。

A

シーケンスエディタで元波形(例:slope)を別の変数(例:slope_)にコピーして同じカーブウィンドウで表示して下さい。別の変数の[設定]>[線]の[線種]に"棒"を指定して下さい。
元波形の[線の太さ]に2pt以上を指定すると見やすくなります。 [設定]>[凡例]から凡例を表示させないことも可能です。

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Qレイアウトを追加するためには?

A

表示するウィンドウが多くなるとグラフのサイズが小さくなって波形を観測しにくくなってしまいます。また、比較のために同じ種類のグラフだけまとめて表示したい場合があります。

このような場合には"レイアウト"を活用してください。

レイアウトとは"ページ"のようなイメージです。
例えば、1ページ目にチャンネル1-8を表示して、2ページ目にチャンネル9-16というように複数のページにウィンドウを振り分けます。

レイアウトは簡単に切り替えることができますので、多チャンネルの表示やグループ毎の表示を可能にします。

(V7以降) レイアウトを追加するためには、表示/グラフタブの追加・削除を選択してください。
(V6以前) レイアウトを追加するためには、メニュー"ウィンドウ/追加・削除"を選択してください。
以下のダイアログが表示されます。

ダイアログの真ん中にある一番上のボタンをクリックしてください。
以下のダイアログが表示されますので、レイアウト名を指定してください。

以上でレイアウトを追加されます。
希望するレイアウトを選択して、表示したいチャンネルを配置してください。

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1つのグラフには最大どれだけのチャンネルを表示できますか?
レイアウトを追加するためには?

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Qセクションマネージャで次数ラインやオーバオールの値を求めるためには?

A

ウォータフォールグラフのセクションマネージャを利用すると、任意の次数ラインやパーシャルオーバオール、オーバオールなどを求めることができます。

オーバオール値や次数ラインを求めるためにはウォータフォールグラフの上で右クリックして”セクションマネージャ”を選択してください。

以下のダイアログが表示されます。ダイアログの一番上の形式リストから”次数”を選択してください。

次数ラインを求めるためには、"次数"テキストボックスに抽出したい次数を入力してください。

オーバオールを求めるためには、中心次数を"次数"テキストボックスに入力してください。この中心次数に対して、”アドバンスド”チェックボックスをチェックして、"幅"を設定してオーバオールを求めます。

ここで、中心次数の設定について注意事項があります。
中心次数は必ず解析レンジ内に収まるように設定してください。

"解析レンジ内に収まる" とは、例えば、今回の解析では18000[rpm]まで測定しています。このときに回転1次成分は

18000[rpm] / 60[sec] = 300[Hz]

になります。解析レンジは1[kHz]までですから約3.3次までを次数に設定してください。

また、幅には解析レンジの2倍に相当する値を入力することができます。解析レンジ範囲外の値は無視します。今回の解析は解析レンジが1kHzまでですので、その2倍である"2kHz"を入力します。

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Q2nd Yとは何ですか?

A

2nd Y トレースは振幅と位相を一緒に表示した際に有効です。これは瞬間スペクトラムで表示形式を”マージされた振幅と位相”で選択することができます。

この場合、2nd Yトレースは右側に表示されます。

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Q信号ファイルを読み込み後、"プレビュー&読み込み"でグラフが表示されない

A

OR30シリーズで時系列信号を測定した場合、実際のレコード信号と一緒にプレ ビュー用のデータも同時に作成されます。

しかし、例えば、OR20シリーズのデータをインポートした際にはプレビュー用のデータはインポート時間を短縮するために作成されません。

読み込み後に"プレビュー&読み込み"が選択されたときにプレビューが再計算され ます。

従って、OR30でWAVファイルをインポートした後、

 (1) ユーザは最初に"プレーヤに読 み込み"を実行して、プレビューを有効にします。
   下図のように”プレビュー”が有効になります。

 (2) 次に"プレビュー&読み込み"を選 択してください。

以上

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