開発初期段階における音振動予測「Vibes.technology社 コンポーネントTPAソフトウェア」

製品概要

Vibes.technology社が提供するソフトウェア群(DIRAC/SOURCE/COUPLE)はコンポーネントTPAの技術を用いることで、コンポーネントを試作するような開発の初期段階から、車両全体の音振動予測を可能にするツールです。
試作車における実際の評価を待たずに、早い段階でコンポーネントの設計変更等の判断を行うことが可能なため、開発期間の短縮および開発後期での手戻り防止に貢献します。
コンポーネントTPAは車両全体を用意せず、個々の測定済みコンポーネントモデルを活用し、車両全体の音振動性能を予測する手法です。コンポーネントTPAの解析を行うためには、パッシブ側のコンポーネントによらないアクティブ側のコンポーネント由来の力(Blocked force)と、実験で得たFRF結果とCAEのFRF結果を結合(サブストラクチャリング)したFRF結果が必要で、これらは本ソフトウェア群で計測・解析が可能です。

特長

• コンポーネント現物の組付け、試作車の製作を行うことなく、音振動の予測が可能です。
• アクティブ／パッシブコンポーネントの組合せを自在に変更したTPAを行えます。
• モジュール、サブコンポーネント単位など、コンポーネントごとに個別の開発を進めることが可能になります。
• ワークフローに沿ったソフトウェアを用意しておりますので、一気通貫で計測から車両全体の音振動予測まで行うことが可能です。

製品ラインナップ

VIBES社製品のワークフロー

事例紹介

開発初期段階でのNV予測が可能に

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01_事例紹介_開発初期段階でのNV予測が可能に.pdf（1.39 MB）
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電動コンプレッサーの音源/振動源の特性評価

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02_事例紹介_電動コンプレッサーの音源/振動源の特性評価.pdf（1.62 MB）
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電動アクティブスタビライザー

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03_事例紹介_電動アクティブスタビライザー.pdf（1.85 MB）
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サブストラクチャリング

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製品紹介動画

※各動画は日本語字幕に対応しております。(コントロールバーにあるCCで日本語をオンにしてください。)

Introduction to the VIBES Methodology（約6分）
Vibes社ソフトウェアが実現するコンポーネントTPAの概要をご紹介します。 コンポーネントTPA技術の要であるBlocked Force、サブストラクチャリング、バーチャルポイント変換について、分かりやすく解説します。

 

Why use Virtual Points（約1分30秒）
コンポーネント同士の仮想的な結合に必須であるバーチャルポイント変換の概要を解説します。 バーチャルポイント変換が何故必要なのか、どのようなメリットがあるのか、具体的な計測の方法などをご紹介します。

 

DIRAC Overview（約5分20秒）
バーチャルポイント変換を用いた６自由度伝達関数取得のためのソフトウェア、DIRACの概要をご紹介します。 測定準備から測定、解析までの流れを実際のソフトウェア画面を中心にご紹介しており、測定オペレーションを具体的にイメージ頂けます。

 

Why to use DIRAC（約1分30秒）
DIRACを使うと３つのステップで高品質な伝達関数を取得できます。 バーチャルポイント変換の意義、利点についても解説しているビデオです。

 

SOURCE Overview（約6分40秒）
SOURCEの概要をご紹介します。FRF、実稼働応答の読み込みから、Blocked Forceの算出、 応答予測（TPA）、更には予測応答の可聴化までを実際のソフトウェア画面で分かりやすくご紹介します。

 

Automatic measurement selection（約5分）
DIRACに搭載されている、加振実験の伝達特性選択自動化の機能です。 ソフトウェア画面で具体的に解説されており、ビデオを見ればすぐにお使いいただけます。

Virtual Point Transformation（約5分30秒）
DIRACでは試験開始前の準備段階で、センサやハンマリングの位置からバーチャルポイント変換に必要な 自由度をとらえているかを確認することができます。このための強力なインジケータである 「VP Transformation card」の機能についてご紹介します。