スピーカ測定QCシステム
スピーカ、ヘッドフォーン、シェーカ等の生産ライン試験、QC(Quality Control)専用テストシステム
スピーカ&システム生産ライン用テスト機器
- 定常状態と過渡特性の測定
- 最適な駆動(マルチトーン、波形ファイル)
- 振幅、スピードを可変した連続スイープ
- 測定実行中に、ほとんどの信号解析を実行
特長
概要
スピーカの生産ラインにおける品質を測定します。サウンドパワーレベルをはじめ、高調波ひずみやRUB&BUZZ(ビリつき音)という欠陥が生じた際に大きくなる指標にて、スピーカの品質管理に役立ちます。オペレータにも使用し易いよう、シンプルな作りになっており、カスタマイズにも対応しています。
測定可能項目
- MHT:RUB&BUZZによる欠陥の超高精度検出
- MSC:ボイスコイルオフセット、サスペンション非対称性
- ALD:エアリーク位置検出
- EXD/SYN:外部機器(USB,Biuetooth等)同期機能
- BAC:バランスドアマチュア型のオフセット検査
- ADC:欠陥の自動クラスター分析機能(統計処理による欠陥の分類機能)
- 温度測定やフットスイッチ、バーコードリーダによる生産プロセスへの組み込みなどにも対応します。
特長
- サインスイープによる高速試験
- 自動スレッショルド機能による高速判定
- 塩粒1つでも検出可能なRUB&BUZZ測定
- 外乱ノイズ除外機能搭載
- バランスドアマチュア型のオフセットチェックにも対応
- クラスター分析による根本原因の特定
テクノロジー
高速パフォーマンス
<主な測定項目>
→SPL
→THD
→極性
→ラブ&バズ
→インピーダンス
→パラメータ
→分類
→グレード
解決法:
- 定常状態と過渡特性の測定
- 最適な駆動(マルチトーン、波形ファイル)
- 振幅、スピードを可変した連続スイープ
- 測定実行中に、ほとんどの信号解析が実行されます
不良ユニットの確実な検出
問 題:低いエネルギーを持つ不良症状(例えば、ラブ&バズ)が発生
解決法:
モーターとサスペンションの非直線性による通常の歪みから不良症状をアクティブに分離
利 点:
- 通常の非線形性が支配的な最大振幅でテスト
- テストでは聞こえないが、最終アプリケーションで許容できない不良を検出(例えば緩んだ部品)
- PASS/FAILリミットの簡単な定義
- 通常の非線形性と不良の十分な分離
プロダクション・ノイズ・イミュニティ
- 追加マイクで環境騒音をモニタ
- DUTでのノイズ・レベル予測
- 失敗した測定を自動的に繰り返し
製造専用の強力なハードウェア
- 2xマイク入力(ICP電源)
- センサー、電圧(200V)と電流(50A)
- アンプ・チェックとアンプ・ゲインの自動検出
- 温度&湿気センサー
- デジタル・インターフェースによりアセンブリ・ラインへ簡単に組込み
- 1台のハードウェア・ユニットで、2-チャンネル測定(交互測定、2-ウェイ・スピーカ)
単純で直観的な操作
- 3アクセス・レベル(プログラマー、エンジニア、オペレータ)
- 直観的なユーザ・インタフェース
- 最小限の情報(アクセス・レベルによる)
- トレーニング期間が短く
顧客ニーズへの柔軟な対応
- 汎用タスクのためのライブラリ
- リミット計算とゴールデンユニット選択のためのツール
- ポスト統計のためのソフトウェアモジュール
- 高水準言語(SCILAB)によるカスタマイズ
- データ処理とユーザ・インタフェースは修正できます
- ユーザコードが保護できます
経済的な解決
必要な測定を満たす構成を選択してください。システムをアップグレードするためのオプションも用意されています。
- Basicシステム(SPL、インピーダンス、Re、fs、QTS、極性)
- Standardシステム(THD、Rub&Buzz、マルチトーン歪み、T/Sパラメータ、作業統計)
- Programmableシステム
+追加モジュール
- メタヒアリング技術
- スクリプト配布ツール(Programmableシステムのみ)
- Standardシステムの各機能をBasicシステム用モジュールとして用意