ワイヤーハーネス検査装置 LPA・56B (Wire-Scan)
特長
カシメ前のハーネスの状態を、芯線長さ、芯線径、シールの向きを検査します。
画像データを学習モードにより解析・判定するために高い判定能力を発揮します。
テクノロジー
ラーニング(学習)
ボタン操作により自動的に圧着前のワイヤーの良品データを基準波形として記憶します。
RUN(検査)
RUN中は、ワイヤーの外形を画像データとして取り込み基準画像と高精度に比較。設定公差(任意にも設定可能)を超えるものをワイヤー不良として検出します。
- 画像データにより正常・異常判定を行います
- 学習機能により判定値を自動設定します
- 処理速度が速い(最短0.1秒)
- 比較・判定値の変更が容易
- 線処理機への取付けが容易
検出項目
- 芯線抜け
- 芯線引出し
- 芯線バラケ
- 被覆残り
- シール挿入方向
精度
項目 | 検出能力 |
---|---|
芯線長さ | ±0.1mm |
芯線切れ | ±0.1mm |
シール位置 | ±0.1mm |
芯線径 |
±0.1mm |
芯線引出し | ±0.15mm径 |
シール位置の検出例(正常)
シール位置の検出例(異常)
自動線処理機への取付け例(外観)
取付け例(拡大)